製造部品表の使切品目の使用先 (timfc3110m200)

セッションの目的: 製造部品表で「使切資材」が使用されている場所を表示します。

注: 

このセッションを使用するには、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションで [サイト別ジョブショップ] パラメータが [有効] に設定されている必要があります。

使切品目

使切資材」の ID

製品

製品」の ID

改訂

資材が使用される「製品」改訂」

部品表数量

部品表 (BOM) が適用される、製造される製品の数。部品表数量によって、非常に少ない数量の製品を部品表構成要素として指定できます。

コットンホワイトという特有の塗料を 1 リットル混合するために必要な塗料の中で、いくつかの色の量はごく微量です。このため、1000 リットルの部品表数量が定義されています。この場合、塗料の構成要素数量は次のようになります。

塗料コットンホワイト、1000 リットル: 
999 リットル
0.6 リットル
0.2 リットル
0.2 リットル
位置

部品表ラインの番号

品目

品目を構成する物。たとえば、木材、ナイロン、銅、金などです。

正味数量

製造品で使用される構成要素品目の数量。

この数量を計算するには、単位数に[長さ]フィールドの値と[]フィールドの値を掛けます。

正味数量を計算できるのは、棚卸単位が長さまたは面積の場合だけです棚卸単位が 「個数」 の場合、計算は実行できません。

たとえば、長さが 2 cm で幅が 3 cm の構成要素を 10 単位指定すると、正味数量は 60 (10 × 2 × 3) になります。幅を指定しない場合、正味数量は 20 になります。

注: 
  • マイナスの数量が示される場合は、製品の製造によって副産物が生じています。この副産物は、マイナスの数量として、総資材所要量の計算に使用する部品表に入力されます。
  • 製造部品表ラインが非依存数量ラインである場合は、このフィールドに 0 (ゼロ) が表示されます。
仕損 (%)

部品表では、正味資材所要量の割合 (仕損率)、および固定数量 (仕損数量) として仕損を定義できます。

仕損率とは、欠陥のある構成要素などによって予想される資材損失です。5% は構成要素 100 個のうち 5 個に欠陥があると予想されることを意味します。在庫不足を防ぐため、数量は多めに計画されます (100 ÷ 95 × 正味数量)。

仕損数量

仕損は、正味資材所要量の割合 (仕損率)、および固定数量 (仕損数量) として定義できます。仕損数量は、たとえば設備をテストするなど、製造の開始ごとに失われる資材の量を定義するために使用します。

長さ

棚卸単位が長さ単位または面積単位の場合、品目の「正味数量」を計算できます。面積単位の場合、このフィールドはフィールドと組み合せて使用されます。

[長さ]、[]、[サイズ単位]および[単位数]フィールドが適用されるのは、資材の棚卸単位がメートルや平方メートルなど、長さ単位または面積単位の場合のみです。棚卸単位は品目 (tcibd0501m000) セッションで定義されます。

このフィールドは、資材数量が面積単位を使用して計算される場合に、[長さ]フィールドと共に「正味数量」を計算するために使用されます。

サイズ単位

[長さ]および[]の計測単位

単位数

製品において、[長さ]フィールドまたは[]フィールド、あるいはその両方で指定された資材の所要数量が出現する回数

ファントム

このチェックボックスがオンの場合、品目は、完成品の製造オーダ内で作成される一時的な部分組立品です。製造オーダに対しては、この部分組立品の部品表 (BOM) 構成要素が出庫されます。

注: 
  • 構成要素品目がファントムの場合は、「代替資材」を定義できません。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ファントム.

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストがあります。

複数品目可

このチェックボックスがオンの場合、見積資材の「見積数量」を複数の品目に配分できます。たとえば、正味数量を、「使切資材」と標準資材に分配したり、標準資材と 1 つまたは複数の「代替資材」に分配したりすることができます。このチェックボックスがオフの場合、1 つの製造オーダにつきこの部品表ラインの 1 つの品目しか出庫されません。

例については、代替資材の検索を参照してください。

標準構成

このチェックボックスがオンの場合、この部品表ラインは品目の標準構成に含まれています。部品表ラインの原価は、標準原価に含まれます。[標準構成]チェックボックスがオフの場合、この部品表ラインは品目の標準構成に含まれません。部品表ラインの原価は、標準原価に含まれません。

[標準構成]チェックボックスと[例外 (tcuef0105m000)] セッションの[有効]チェックボックスの設定の組合せによって、部品表ラインを特定の有効化コードに使用するかどうかが指定されます。

  • [標準構成]チェックボックスがオンで、部品表ラインにリンクされた例外に対する[有効]チェックボックスがオフの場合、特定の有効化コードまたは所要に対して部品表ラインが省略されます。
  • [標準構成]チェックボックスがオフで、部品表ラインにリンクされた例外に対する[有効]チェックボックスがオンの場合、特定の有効化コードまたは所有に対して部品表ラインが追加されます。
注: 

部品表ラインに例外がリンクされていても、予備部品を販売する場合や有効化構成でない完成品の場合など、例外を使用しない場合には、このチェックボックスをオフにすることができます。