製造倉庫オーダ - プロジェクトペグ (timfc0101m200)

セッションの目的: 資材出庫のプロジェクトペグ発生元を表示します。

オーダ

資材の出庫先である「製造オーダ」

位置

位置番号は、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションで見積資材を識別します。

ブロック

このチェックボックスがオンの場合、製造倉庫オーダがブロックされます。つまり、これは次のことを意味します。

  • 倉庫管理において、製造倉庫オーダに対して倉庫手順を開始することができません。
  • オーダ数量は変更できます。

このチェックボックスがオフの場合、製造倉庫オーダはブロック解除されます。つまり、これは次のことを意味します。

  • 倉庫管理において、製造オーダの倉庫手順を開始することができます。資材または完成品に対して自動処理を指定してある場合、このチェックボックスをオフにすることで、自動処理が開始されます。
  • オーダ数量は変更できません。

このチェックボックスがオフになるのは、次の場合です。

  • 適切なメニューメニューで資材に対して[在庫出庫の開始]をクリックした場合。[次の納入]チェックボックスがオフになっている製造倉庫オーダラインがすべてブロック解除されます。
  • 製造オーダを完了済としてレポートした場合。
注: 

このチェックボックスは、一度オフに設定されると、もう一度オンにすることができません。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

連番

オーダラインの連番

返却

このチェックボックスがオンの場合、返却される数量が製造倉庫オーダに含まれます。

オリジナル有効化コード

倉庫オーダのオリジナル有効化コード

状況

関連する倉庫オーダラインの状況

次の納入

このフィールドの数量は次のコンセプトと関連します。

バックフラッシュ

バックフラッシュ」を使用する場合、バックフラッシュ予定数量がこのフィールドに表示されます。この数量は、[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションの実行時には考慮されません。倉庫管理では、この数量は倉庫オーダラインにブロック数量として表示されます。

マニュアル出庫

[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションのマニュアル出庫チェックボックスがオンの場合、計画引当数量がこのフィールドに表示されます。出庫するには、[出庫] フィールドに所要数量を入力します。詳細については、資材出庫段取を参照してください。

シリアル番号付品目

品目が 品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションの在庫内シリアルチェックボックスがオンに設定されているシリアル番号付品目の場合、出庫する必要があるシリアル番号付品目の数量がこのフィールドに表示されます。

[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションを実行すると、シリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000) セッションに入力されたシリアル番号付品目に基づいて、このフィールドの数量が出庫されます。シリアル番号を入力した品目のみが出庫されます。それ以外の品目数量は [次の納入] フィールドに残ります。たとえば、[次の納入] フィールドの数量が 「10」 で、[シリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000)] セッションで 3 つの品目に対してシリアル番号が使用可能な場合、この 3 つの品目のみが出庫されます。[次の納入] フィールドの数量は、10 - 3 = 7 で 「7」 になります。

[シリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000)] セッションで指定されるシリアル番号付品目に従って品目を出庫するために、[次の納入] フィールドのシリアル番号付品目数量が入力されます。匿名でシリアル番号付品目を出庫するには、[出庫] フィールドに数量を入力します。詳細については、出庫 フィールドのヘルプを参照してください。

資材ラインに再作業が必要なシリアル番号付品目を含む「再作業オーダ」の場合は、正しいシリアル番号の完成品が出庫される必要があります。シリアル番号は [シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションで登録されます。詳細については、シリアル番号付品目の再作業オーダ手順を参照してください。

注: 

次の場合はこのフィールドにアクセスできません。

  • 作業の出庫がブロックされている場合
  • 資材にバックフラッシュが使用されている場合。この場合、このフィールドの数量はバックフラッシュ予定数量です。

取引タイプ

在庫移動のタイプ。[出庫]または[入庫]のいずれかです。[出庫]と[入庫]の意味は、その品目が資材であるか完成品であるかによって決まります。

ヘッダの品目が資材 ([資材]表示) の場合、取引タイプの意味は次のとおりです。

取引タイプ オーダタイプ 移動
[出庫] ジョブショップ 資材が倉庫からジョブショップに出庫されます。
[入庫] ジョブショップ 資材はジョブショップから倉庫に送られます。
[出庫] 転送 資材が中央倉庫から工程倉庫に出庫されます。
[入庫] 転送 資材が工程倉庫で入庫されます。

ヘッダの品目が完成品 ([完成品]表示) の場合、取引タイプの意味は次のとおりです。

取引タイプ 移動
[入庫] 完成品は倉庫に入庫されます。
[出庫] 完成品が倉庫からジョブショップに戻されます。
注: 

再作業の場合、または倉庫に戻された資材の場合、[出庫]と[入庫]の意味は、前述の意味とは逆になります。

直接処理倉庫オーダライン

このチェックボックスがオンの場合、 適切なメニューメニューの[在庫出庫の開始]をクリックして倉庫内の資材をブロック解除したときに、自動的に倉庫出庫手順が実行されます。

このチェックボックスがオフの場合、 適切なメニューメニューの[在庫出庫の開始]をクリックして倉庫オーダラインをブロック解除したときに、残りの倉庫手順をマニュアルで実行する必要があります。

注: 

倉庫管理でも、倉庫出庫手順を自動的に実行するように定義できます。

出庫戦略

/baanerp/ti/sfc/tisfc0130m000#order.distribution

関連オーダタイプ

製造倉庫オーダの基礎になるオーダタイプ

  • [工程]
  • [転送]。詳細は、転送オーダを参照してください。

プロジェクト

定義または実行するために割り当てられている規定時間および予算限度内で、特別な目標を達成するための活動です。

要素

プロジェクト原価ペギングの目的で使用される要素コード。

活動

活動

オーダ済

製造すべきオーダ数量。材料と時間数の見積は、このオーダ数量にもとづいています。

取消済

製造で取消済としてレポートされ、倉庫に入庫済の完成品数量

実際

製造で完了としてレポートされ、倉庫に入庫済の完成品数量

倉庫別処理中

製造で完了としてレポートされているものの、倉庫にまだ入庫していない完成品数量

品目

/baanerp/ti/mfc/timfc0101m000#timfc001.item

ロットコード

[品目 (tcibd0501m000)] 詳細セッションの[ロット管理]チェックボックスがオンの場合、品目はロット管理品目であり、資材が出庫されるロットがこのフィールドに表示されます。ロットコードは[製造オーダの出庫資材 (ticst0101m100)] セッションで設定されます。

[ロット管理]チェックボックスがオフの場合、値は[任意]となり、変更できません。

指定可能な値

任意

入庫または出荷の対象商品に、特定のロット条件は付与されません。複数のロットを使用できます。

同一

入庫または出荷に任意のロットを選択できますが、入庫または出庫の全体を同一ロットにする必要があります。

特定

1 つの特定ロットのみの入庫または出荷ができます。

複数ロット

このチェックボックスがオンの場合、この製造倉庫オーダで複数のロットが使用されます。

シリアル番号

シリアル番号付品目の番号

複数シリアル

このチェックボックスがオンの場合、この製造倉庫オーダで複数のシリアル番号が使用されます。

改訂

品目の「改訂」

指定可能な値

改訂を入力できるのは、品目が改訂管理されている「設計品目」で、[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションで [設計改訂を有効にする] チェックボックスがオンになっている場合のみです。

デフォルト

このフィールドのデフォルトは、現在の改訂です。

設計データ管理モジュールで品目に定義されている、有効な改訂を入力する必要があります。

注: 

資材の出庫を開始したら、このフィールドは変更できません。

所有権

商品の所有権が発注先から顧客に変更されるかどうか、およびサプライチェーンでのその時期を示します。所有権変更は、組織内の部署や事業単位間でも生じます。これは、内部所有と呼ばれます。所有権の変更時、支払が必要になります。

従来の非 VMI のシナリオでは、顧客が発注先から品目を受け取ると品目の所有権が発注先から顧客に変更されます。顧客は商品の入庫時に品目の支払を行う必要があります。

さまざまな「外注」シナリオでは、所有権は入庫、または出庫倉庫処理中に変更されません。これらの場合、所有権は顧客所有になります。

販売業者管理在庫 (VMI) シナリオの場合、所有権は委託できます。所有権が委託される場合、所有権変更は時間ベース、または消費ベースになります。

  • 消費ベース

    顧客が商品を販売のために、または消費のために出庫したとき
  • 時間ベース

    次の後、しばらくしてからになります。

    • 顧客が商品を受け取る
    • 商品の最終出庫、または入庫

時間ベースの所有権変更の場合、期間は顧客と発注先の契約で規定されます。

有効値

会社所有

会社所有

委託

委託

顧客所有

顧客所有

出庫済として返品

たとえば製造出庫済の品目よりも所要品目の数が少なかったなどの理由により、品目が製造環境から倉庫に返品された場合、出庫時の本来の所有者が再度所有者になります (品目が損傷していない場合)。

繰延

発注先から顧客に所有権が転送される日付はまだ不明です。変更日は品目のピッキングが済んだ後に決まり、商品転送に関与する両方の倉庫タイプおよび発注先と顧客の間の契約によって左右されます。

適用なし

自己組織が在庫を所有します。所有権処理では、非所有在庫のみを参照します。

倉庫

資材を出庫する倉庫

指定可能な値

倉庫のタイプとして、[通常] または [工程] を入力する必要があります。

デフォルト

このフィールドのデフォルトは、[部品表 (tibom1110m000)] セッションの [倉庫] フィールドの値です。

注: 

工程倉庫」を使用する場合、品目はこの倉庫から工程倉庫に転送された後で出庫されます。この場合は、製造オーダを発行または生成するときに ([引当を工程倉庫へ移動] パラメータの設定に合わせて)、資材の引当が工程倉庫にシフトします。

共通情報[倉庫 (tcmcs0503m000)] セッションにある [倉庫タイプ] フィールドで、タイプをチェックできます。

次の場合には、このフィールドを変更できません。

  • この倉庫からの資材の出庫が開始済
  • 見積原価が凍結済
  • 見積数量がゼロ以外
  • 倉庫での評価額が相違

ワークセンタ

同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。

日付

製造倉庫オーダが完成品に関するものである場合、この日付は製造オーダの要求納期を表します。

製造倉庫オーダが資材に関するものである場合、この日付はジョブショップで資材が必要となる日付を表します。

オーダタイプ

倉庫オーダのタイプを識別するコード。倉庫オーダタイプにリンクしたデフォルトの倉庫手順は、その倉庫オーダタイプが割り当てられた倉庫オーダの倉庫での処理方法を決定します。ただし、デフォルトの手順は、倉庫オーダごと、またはオーダラインごとに修正できます。

理由

納入済商品が不合格となり、返却される理由

返品の所有権

資材ラインが倉庫管理に送り返される場合、ラインが製造倉庫オーダラインに渡されて保存されるように、このフィールドを設定する必要があります。

指定可能な値

  • [出庫済として返品]

    資材が再使用できる場合、この値を使用します。
  • [会社所有]

    資材が再使用できない場合、この値を使用します。