品目 - 製造 (tiipd0601m100)

セッションの目的: 品目製造データを指定します。

品目

製造データを定義する品目

棚卸単位

品目の在庫が記録される際の計測単位

カスタマイズ

このチェックボックスがオンの場合、品目はカスタマイズされます。

標準受注生産

このチェックボックスがオンの場合、品目は、[販売オーダ (プロジェクト PCS) 構造の生成 (tdsls4244m000)] セッションの生成方法フィールドの指定に従って、[標準オーダ] 生成方法に基づいて作成されます。部品表および「工順」はオリジナル品目から派生します。

派生元品目

[品目] フィールドに指定されている品目の派生元となった品目

注: 

標準製品構造をカスタマイズ構造にコピー (tipcs2230m000) セッションを使用して標準品目をカスタマイズ品目にコピーすると、カスタマイズ品目の [派生元品目] フィールドに標準品目コードが表示されます。

ジョブショップサイト

[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションのサイト別ジョブショップパラメータが [有効] に設定されている場合、このサイトが、一般部品表と工順 (および非組立の一般品目のみの製造) のサイトになります。

[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションのサイト別ジョブショップパラメータが [無効] に設定されている場合、ここに指定されたサイトは、このサイトが部品表および工順で指定されている製品にも使用されます。

部品表数量

/baanerp/ti/bom/tibom1110m000#tiipd001.unom

工順数量

工順が計画される品目の数量です。この単位を使用することで、品目の工順に短い作業時間を含めることができます。

資材フローで外注

このチェックボックスがオンの場合、資材フローでの外注を、該当する品目が完成品となっている製造オーダに使用できます。

  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータがオフの場合、このチェックボックスの設定は、製造オーダ (tisfc0101s000) セッションのヘッダにある [資材フローで外注] チェックボックスのデフォルト設定になります。
  • 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータがオフの場合、このチェックボックスの設定は、製品バリアントの製品構造が生成された時点でジョブショップ工順 (tirou4100m000) セッションのヘッダに作成される [資材フローで外注] チェックボックスのデフォルト設定になります。
オーダリードタイム単位

品目の製造時間は、工順作業に定義されるリードタイム要素に基づいて時間数または日数で示されます。

オーダリードタイムを決定するには、このセッションにある [オーダリードタイムの更新] をクリックします。

オーダリードタイムの時間単位として [時間] または [] を選択します。

出庫検査

このチェックボックスがオンの場合、倉庫からの出庫時に、資材が検査されます。

在庫のクリティカル

このチェックボックスは、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの在庫のクリティカルチェックボックスのデフォルトです。

ファントム

このチェックボックスがオンの場合、構成要素品目が品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションで「ファントム」として定義されます。ファントム品目を使用して、製品構造に関する技術情報を記録することも、また標準原価計算を実行することもできます。

注: 
  • 構成要素品目がファントムの場合は、「代替資材」を定義できません。
  • [主品目]がファントムの場合は、チェックマークがヘッダに表示され、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションから取得されます。
  • [品目]がファントムの場合は、部品表ラインのチェックボックスがオンになります。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ファントム.

仕損率

仕損」率を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。仕損係数は損失割合を示します。

仕損率が 5% の場合は、製造オーダ (資材総所要量) に対して構成要素が 5% 多く引き当てられます。

仕損とは、100% 未満の「産出率」に起因する損失以外の臨時の損失のことです。

設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合は、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量および仕損率がゼロ (0) になります。

仕損数量

欠陥のある構成要素や、切取または切断作業で紛失した製品など、使用できない資材や中間製品の不合格品。予定仕損を考慮して、総資材所要量や作業の投入数量を増やす必要があります。

部品表では、正味資材所要量の割合 (仕損率)、および固定数量 (仕損数量) として仕損を定義できます。仕損数量は、たとえば設備をテストするためなど、製造の開始ごとに失われる資材の量を定義するために使用します。

作業では、仕損は固定数量としてしか定義できません。

製造中に無駄になる資材の数量。この数量は、製造された数量に依存しない固定数量です。仕損数量を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。

仕損とは、100% 未満の「産出率」に起因する損失以外の臨時の損失のことです。

設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。

ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合には、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量と仕損率が 0 になります。

適合レポート

適合レポートコード

工順グループ

類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。

入庫検査

このチェックボックスがオンの場合、また、製造される品目が完成品のときは、その品目が倉庫に入庫された時点で検査を実施する必要があります。

品目製造テキスト

このチェックボックスがオンの場合、品目製造テキストがあります。