品目 - 製造 (tiipd0601m000)

セッションの目的: 品目製造データを指定します。

品目

製造データを定義する品目

品目製造テキスト

このチェックボックスがオンの場合、品目製造テキストがあります。

出庫検査

このチェックボックスがオンの場合、倉庫からの出庫時に、資材が検査されます。

在庫のクリティカル

このチェックボックスがオンの場合、この品目を製造オーダで資材として使用できるかどうかをチェックできます。

これらのチェックは次のセッションで実行します。

  • 組立管理 モジュールの在庫チェック (tiasc2240m000) セッション
  • 製造オーダ別資材不足の出力 (tisfc0419m000) セッション

検索キー

/baanerp/ti/ipd/tiipd0101m000#tiipd001.seak

入庫検査

このチェックボックスがオンの場合、また、製造される品目が完成品のときは、その品目が倉庫に入庫された時点で検査を実施する必要があります。

イメージ

品目の画像

  • ドラッグアンドドロップ操作で画像を追加できます。
  • 画像には、.jpg、.gif、または .png という拡張子が付きます。
カスタマイズ

このチェックボックスがオンの場合、品目はカスタマイズされます。

標準受注生産

このチェックボックスがオンの場合、品目は、[販売オーダ (プロジェクト PCS) 構造の生成 (tdsls4244m000)] セッションの生成方法フィールドの指定に従って、[標準オーダ] 生成方法に基づいて作成されます。部品表および「工順」はオリジナル品目から派生します。

部品表数量

/baanerp/ti/bom/tibom1110m000#tiipd001.unom

派生元品目

[品目] フィールドに指定されている品目の派生元となった品目

注: 

標準製品構造をカスタマイズ構造にコピー (tipcs2230m000) セッションを使用して標準品目をカスタマイズ品目にコピーすると、カスタマイズ品目の [派生元品目] フィールドに標準品目コードが表示されます。

仕損率

仕損」率を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。仕損係数は損失割合を示します。

仕損率が 5% の場合は、製造オーダ (資材総所要量) に対して構成要素が 5% 多く引き当てられます。

仕損とは、100% 未満の「産出率」に起因する損失以外の臨時の損失のことです。

設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合は、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量および仕損率がゼロ (0) になります。

仕損数量

欠陥のある構成要素や、切取または切断作業で紛失した製品など、使用できない資材や中間製品の不合格品。予定仕損を考慮して、総資材所要量や作業の投入数量を増やす必要があります。

部品表では、正味資材所要量の割合 (仕損率)、および固定数量 (仕損数量) として仕損を定義できます。仕損数量は、たとえば設備をテストするためなど、製造の開始ごとに失われる資材の量を定義するために使用します。

作業では、仕損は固定数量としてしか定義できません。

製造中に無駄になる資材の数量。この数量は、製造された数量に依存しない固定数量です。仕損数量を記録しておくと、製造段階での不足を防ぐことができます。

仕損とは、100% 未満の「産出率」に起因する損失以外の臨時の損失のことです。

設計部品表から部品表を生成すると、仕損率と仕損数量の値もコピーされます。ただし、これらの値は、ホイール 10/1 をホイール 10/2 に変更するなど、連番のみを変更する場合に限りコピーされます。

ホイールを予備のホイールにするなど、部品表ラインに新規の品目が存在する場合には、仕損データはコピーされません。この場合は、仕損数量と仕損率が 0 になります。

ファントム

このチェックボックスがオンの場合、構成要素品目が品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションで「ファントム」として定義されます。ファントム品目を使用して、製品構造に関する技術情報を記録することも、また標準原価計算を実行することもできます。

注: 
  • 構成要素品目がファントムの場合は、「代替資材」を定義できません。
  • [主品目]がファントムの場合は、チェックマークがヘッダに表示され、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションから取得されます。
  • [品目]がファントムの場合は、部品表ラインのチェックボックスがオンになります。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ファントム.

ファントム在庫を使用

このチェックボックスがオンの場合、使用可能なファントム在庫の有無がチェックされます。

在庫に十分な数量の使用可能な「ファントム」品目がある場合は、この在庫が製造オーダの構成要素として使用されます。

使用可能なファントム在庫がない場合や、数量が不十分な場合には、その在庫は使用されません。構成要素が通常のファントム品目として扱われるため、ファントムが合計数量の分だけ展開されます。

注: 

ファントム在庫は、計画中は常に無視されます。

作業 0 を次の項目の先頭にする

ファントム品目の資材が特定「作業」にリンクされていない場合に、このフィールドで資材を出庫する時点を指定します。

指定可能な値

作業品目

オーダ

注: 

製造オーダの作業が部分的にファントム品目の工順から発生している場合にのみ、このフィールドは関係があります。

資材の作業品目については、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションの作業品目フィールドを参照してください。

パフォーマンスについて

パフォーマンス上の理由により、このフィールドを[オーダ]に設定することをお勧めします。詳細は、次の情報を参照してください: 複数作業に使用する資材

倉庫は部品表ラインに必須

このチェックボックスがオンの場合、 倉庫部品表 (BOM) ラインの製造オーダにリンクする必要があります。

数量依存工順

このチェックボックスがオンの場合、オーダ数量に応じて特定の「工順」が使用されます。

数量依存工順は以下の項目に影響を及ぼすことがあります。

  • 作業時間
  • 使用するワークセンタ
  • 使用する機械
  • その他の工順依存データ
単位

工順が計画される品目の数量です。この単位を使用することで、品目の工順に短い作業時間を含めることができます。

オーダリードタイム

品目の製造時間は、工順作業に定義されるリードタイム要素に基づいて時間数または日数で示されます。

オーダリードタイムを決定するには、このセッションにある [オーダリードタイムの更新] をクリックします。

オーダリードタイムの時間単位として [時間] または [] を選択します。

資材フローで外注

このチェックボックスがオンの場合、この製造オーダの完成品について、資材フローで「外注」がサポートされます。

注: 

製造オーダの作成時に、このチェックボックスの値は、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの 資材フローで外注 チェックボックスをもとにデフォルト設定されます。オーダの作成後は、その製造オーダに関してこのチェックボックスの設定を変更することはできません。

工順グループ

類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。

工程計画者

製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人

ネットチェンジ JSC

このチェックボックスがオンの場合、再生再計画プロセスの間に、部分的な展開および純需要の計算が行われます。再計画が行われるのは、スケジュールされた JSC オーダの、部品表 および工順の変更によって影響を受ける部分のみです。

バックフラッシュを許可

このチェックボックスがオンの場合、品目は、別の品目の製品構造で構成要素として使用されるときにバックフラッシュされます。

シリアル番号付品目

シリアル番号付品目をバックフラッシュできるのは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] 詳細セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオフになっており、かつ完成状態時のシリアル出庫登録フィールドが [Yes] に設定されている場合のみです。

シリアル番号付品目がロット管理されている場合、品目のバックフラッシュ元のロットは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000) 詳細セッションで定義されている出庫方法 ([後入れ先出し (LIFO)]、[先入れ先出し (FIFO)]) に基づきます。

在庫出庫の直接開始

このチェックボックスがオンの場合、資材の倉庫オーダラインは、製造オーダの発行時に自動的にブロック解除されます。このため、[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションを実行して資材をブロック解除する必要はありません。

このチェックボックスがオフの場合、かつ資材がバックフラッシュされていない場合、[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションを使用して資材の倉庫オーダラインをブロック解除する必要があります。

ブロック解除された倉庫オーダラインは、倉庫の従業員が倉庫出庫手順を開始する合図となります。この手順は、資材の出庫勧告から始まります。倉庫出庫手順によって、資材がジョブショップに送られます。この資材に関する [直接処理倉庫オーダライン] チェックボックスがオンの場合、倉庫出庫手順が自動的に実行されます。

注: 
  • フロア在庫」は、常に[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションを使用して出庫する必要があります。
  • このチェックボックスは、外注先への資材出庫には影響しません。今後、作業を外注する予定がない場合にデータが失われないよう、このチェックボックスはオンにしておくことをお勧めします。
  • 外注先に供給される資材は、オーダ発行時に在庫出庫を直接的に開始できません。

直接処理倉庫オーダライン

このチェックボックスがオンの場合、倉庫内の資材がブロック解除されると自動的に倉庫出庫手順が実行されます。

このチェックボックスがオフの場合、 在庫出庫の開始 (tisfc0207m000) セッションで倉庫オーダラインをブロック解除すると、製造オーダの出庫資材 (ticst0101m100) 詳細セッションの [倉庫別出庫] フィールドに出庫数量が加算されます。残りの倉庫手順は、マニュアルで実行する必要があります。

[在庫出庫の開始 (tisfc0207m000)] セッションを使用すると、出庫資材の倉庫オーダラインがブロック解除されます。また、資材に対応する [在庫出庫の直接開始] チェックボックスをオンにすることもできます。この場合、倉庫オーダラインは製造オーダ発行時に自動的にブロック解除されます。

資材

このチェックボックスがオンの場合、1 つ以上の資材で、[労働時間のレポート] パラメータが [バックフラッシュ] に設定されています。

時間

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造にかかった時間を、関連従業員にバックフラッシュできます。

適合レポート

適合レポートコード

ジョブショップ生産日程計画

/baanerp/ti/ipd/tiipd0101m000#tiipd001.repi

スケジュールコード

/baanerp/ti/ipd/tiipd0101m000#tiipd001.scdl

企業計画のレートパーセント

/baanerp/ti/ipd/tiipd0102m000#tiipd002.pcrp