部品表一括変更 (tiedm3610m000)

セッションの目的: 部品表一括変更 (MBC) の表示、定義、および修正を行います。

部品表一括変更番号

この番号は、[設計データ管理パラメータ (tiedm0100m000)] セッションの[部品表一括変更の番号グループ]フィールドに入力された番号グループを使用して生成します。

部品表一括変更状況

適切なメニューメニューからオプションを選択して、状況を変更できます。

指定可能な値

設計中

部品表一括変更の初期状況です。

凍結

部品表一括変更の定義が終了し、次のアクションを待機しています。

設計で承認済

部品表一括変更は設計要件を満たし、設計部品表および設計品目改訂を変更するために使用でき ます。

製造で承認済

部品表一括変更は製造要件を満たし、設計品目改訂および設計部品表を製造環境にコピーするために使用できます。製造を承認するには、まず部品表一括変更が[設計で承認済]になっていなければなりません。

取消済

部品表一括変更は使用されていません。

仕上げ

設計品目改訂および設計部品表を製造環境にコピーするために部品表一括変更が使用されています。

部品表一括変更理由

変更の理由

部品表一括変更理由を[部品表一括変更理由 (tiedm3104m000)] セッションで定義できます。

エンジニア責任者

部品表一括変更の責任者のコードと名前

部品表一括変更作成日

部品表一括変更が作成された日付

設計の承認日

部品表一括変更状況が[設計で承認済]に変更された日付

製造の承認日

部品表一括変更状況が[製造で承認済]に変更された日付

この部品表一括変更によって作成された改訂の発効日

[設計データ管理パラメータ (tiedm0100m000)] セッションの[改訂をマニュアルで採番]チェックボックスがオフの場合、部品表一括変更によって自動的に作成される改訂の発効日を指定する必要があります。[改訂をマニュアルで採番]チェックボックスがオンの場合、この発効日は修正できません。

部品表一括変更を仕上げるときに、この日付が製造部品表ラインの発効日になります。

発効変更オーダ

部品表一括変更の発効日を定義する変更オーダ

仕上日

設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションで部品表一括変更が使用されて、部品表一括変更状況が[仕上げ]になった日付

CHM管理

設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションで部品表一括変更が使用されて、部品表一括変更状況が[仕上げ]になった日付

変更管理別処理

このチェックボックスがオンの場合、部品表一括変更の承認手順がデータ管理で開始されました。部品表一括変更の製造について承認する前に、承認手順を完了する必要があります。

変更オーダ別発効日

このチェックボックスがオンの場合、部品表一括変更の発効日がデータ管理の承認手順の際に設定されます。この発効日は、設計品目データが製造部品表にコピーされた後で、部品表ラインの発効日として使用されます。このチェックボックスがオフの場合、 データ管理部品表一括変更の承認に使用されますが、発効日と失効日をマニュアルで部品表一括変更に入力する必要があります。

複数変更オーダ可能

このチェックボックスがオンの場合、複数の変更提案 (複数の CO) を部品表一括変更にリンクできます。承認された最初の変更提案によって、部品表一括変更も承認されます。このチェックボックスがオフの場合、部品表一括変更にリンクできるのは、1 つの提案のみです。

部品表一括変更テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

設計部品表の自動生成

このチェックボックスがオンの場合、部品表一括変更を使用して、設計部品表を変更および承認できます。[部品表一括変更アクション (tiedm3120m000)] セッションで、設計部品表を変更するアクションを定義する必要があります。アクションが実行された場合、設計品目改訂が自動的に部品表一括変更にリンクされて、改訂を承認することができます。

このチェックボックスがオフの場合、部品表一括変更を使用して設計部品表を変更することはできません。マニュアルで設計部品表を変更し、マニュアルで改訂を部品表一括変更にリンクしてから、最後に部品表一括変更を使用して改訂をまとめて承認します。

アクションごとに設計品目を含む/除く

部品表一括変更」に対して、品目の部品表を変更できるアクションがリンクされます。アクションの対象になる品目は、[設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションで定義されます。

このチェックボックスがオンの場合、アクションごとに、そのアクションによって影響を受ける品目を個別に指定します。そのためには、[部品表一括変更アクション (tiedm3120m000)] セッションでアクションを選択し、適切なメニューメニューから[設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションを開始します。次に、選択したアクションの影響を受ける品目を定義します。

このチェックボックスがオフの場合、 [設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションで品目のセットを指定します。部品表一括変更について定義するすべてのアクションが、この品目のセットに適用されます。

全アクションを品目に適用

部品表一括変更に対して、1 つまたは複数のアクションをリンクできます。アクションは、[部品表一括変更アクション (tiedm3120m000)] セッションで定義します。[設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションで定義される品目を、アクションで変更できます。アクションでは、特定の品目の構成要素を追加、置換、または削除できます。アクションのセットを定義する場合、すべてのアクションが特定の品目に影響を与える場合と、アクションの一部が品目に適用される場合があります。

このチェックボックスがオンの場合、 [設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションの中の、すべてのアクションが適用された品目だけがこのアクションによって変更されます。適用できるアクションが限定されている品目は変更されません。

このチェックボックスがオフの場合、 [設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションの中の、すべてのアクションが適用された品目がこのアクションによって変更されます。ただし、アクションの一部が適用された品目も、アクションによって変更されます。

注: 

[アクションごとに設計品目を含む/除く]チェックボックスがオンの場合は、このフィールドは使用できません。

[部品表一括変更アクション (tiedm3120m000)] セッションで、次の 2 つのアクションが定義されます。

  • 構成要素 B は構成要素 X に置換される
  • 構成要素 C は構成要素 Y に置換される

次の 2 品目が[設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションに含まれます。

  • 構成要素 B および C を持つ品目 A
  • 構成要素 B および E を持つ品目 D

[全アクションを品目に適用]チェックボックスがオンの場合、アクションによって品目 A のみが変更されます。なぜなら、両方のアクションが品目 A に適用されるからです。最初のアクションは品目 D にも適用されますが、アクションは品目 D に対して実行されません。なぜなら、すべてのアクションが品目 D に適用されるわけではないからです。

[全アクションを品目に適用]チェックボックスがオフの場合、品目 A と品目 D の両方がアクションによって変更されます。品目 A では、両方のアクションが実行され、品目 D では、最初のアクションのみが適用されて実行されます。

設計品目を含む/除く

このフィールドを使用して、部品表一括変更の実行時に設計品目が含まれるのか、除かれるのかを定義します。[包含]を選択した場合、部品表一括変更は品目に影響します。[除外]を選択した場合、部品表一括変更は品目に影響しません。設計品目を含む/除く (tiedm3121m000) セッションで、含まれる品目または除かれる品目を定義する必要があります。

注: 

[除外]を選択しても、[設計品目を含む/除く (tiedm3121m000)] セッションで品目を指定しない場合は、すべての設計品目が部品表一括変更に含まれます。