設計部品表 (tiedm1110m000)

設計部品表とは、設計品目の「改訂」部品表です。

セッションの目的: 設計部品表の構成要素部品を表示および編集します。構成要素は、購買品目や製造品目など、設計品目または製造品目のいずれかです。

設計品目

部品表 (BOM) を定義する対象の「設計品目」のコード。新しい設計品目を入力するには、[新規作成]または[レコード検索]をクリックします。

注: 

次の品目は、構成不能品目にのみすることができます。

  • 主品目

  • サブ品目

記述

主 (または親) 品目の名称

設計品目改訂

部品表 (BOM) を定義している対象の設計品目の「改訂」

記述

部品表 (BOM) を定義している対象の設計品目の親または主「改訂」

注: 

各改訂は個別の設計部品表を持つことができます。

状況

改訂の状況

部品表数量

部品表 (BOM) が適用される、製造される製品の数。部品表数量によって、非常に少ない数量の製品を部品表構成要素として指定できます。

コットンホワイトという特有の塗料を 1 リットル混合するために必要な塗料の中で、いくつかの色の量はごく微量です。このため、1000 リットルの部品表数量が定義されています。この場合、塗料の構成要素数量は次のようになります。

塗料コットンホワイト、1000 リットル: 
999 リットル
0.6 リットル
0.2 リットル
0.2 リットル
位置番号

設計部品表ラインの位置番号

これは、BOM 位置番号と同じですが、連番がない点が異なります。連番は、異なる日付において有効な品目を定義します。改訂では、設計品目について (異なる日付において有効な品目を定義する) この機能を実行できます。

構成要素タイプ

設計部品表ラインにおける構成要素のタイプ

構成要素

設計品目改訂の構成要素。構成要素は設計品目または標準品目です。

注: 
  • [新規作成]をクリックすると、新しい構成要素を入力できます。構成要素ラインをダブルクリックすると、既存の構成要素を修正できます。
  • 設計部品表を構成するには、各品目改訂の構成要素をリストします。設計部品表構成要素には固有の部品表があります。この部品表では、構成要素が設計品目として記載されています。
構成要素改訂

構成要素が設計品目の場合は、選択された設計品目の改訂のうち、状況が[設計中]のものがこのフィールドに入力されます。状況が[設計中]である設計部品表の改訂のみをメンテナンスできます。

標準構成

このチェックボックスがオンの場合、設計部品表ラインは、品目の標準構成の一部です。設計部品表ラインの原価は、標準原価に含まれます。[標準構成]チェックボックスがオフの場合、この設計部品表ラインは品目の標準構成に含まれません。設計部品表ラインの原価は、標準原価に含まれません。

[標準構成]チェックボックスと[例外 (tcuef0105m000)] セッションの[有効]チェックボックスの設定の組合せによって、設計部品表ラインを特定の有効化コードに使用するかどうかが指定されます。

  • [標準構成]チェックボックスがオンで、設計部品表ラインにリンクされた例外に対する[有効]チェックボックスがオフの場合、特定の有効化コードまたは所要に対して設計部品表ラインが省略されます。
  • [標準構成]チェックボックスがオフで、設計部品表ラインにリンクされた例外に対する[有効]チェックボックスがオンの場合、特定の有効化コードまたは所要に対して設計部品表ラインが追加されます。
注: 

設計部品表ラインに例外が添付されている場合でも、たとえば予備の部品の販売または有効化構成ではない完成品について、例外を使用しないときは、このチェックボックスをオフにできます。

例外あり

このチェックボックスがオンの場合、 例外が設計部品表ラインに添付されます。セッションで[例外]をクリックして、例外を表示できます。

長さ

設計部品表ラインの構成要素の長さ

注: 

[長さ]を使用して、[正味数量]を計算することもできます。


               [正味数量] = [長さ] × [] × [単位数] 
            
サイズ単位

使用される計測単位

追加情報

8 文字までのテキストを入力できます。8 文字より多いテキストを入力する場合は、[テキストエディタ]をクリックします。

構成要素の幅

注: 

[]を使用して、[正味数量]を計算することもできます。


                  [正味数量] = [長さ] × [] × [単位数] 
               
テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

単位数

設計部品表で構成要素が使用される回数。物的品目の場合、この回数は、定義されている長さまたは面積の単位数と同等です。

注: 

[単位数]を使用して、[正味数量]を計算することもできます。


                  [正味数量] = ([長さ] × 部品表変換係数) × ([] × 部品表変換係数) × [単位数] ÷ [変換係数] 
               
  • 構成要素に[]がない場合、([] × 部品表変換係数) の値は式から外します。
  • 変換係数[変換係数 (tcibd0103m000)] セッションで定義できます。品目または設計品目の単位に応じた変換係数を使用します。
  • 部品表変換係数は、基本単位から部品表数量に変換する係数です。
正味数量

製品の特定の数量を製造するために理論上必要な構成要素または資材の数量

この数量は正味数量と呼ばれます。これは、製造プロセスにおいて、資材または製品の損失を補うためにこの数量よりも多くの数量が実際には必要になるからです。

注: 

この値はゼロより大きくないといけません。

非依存数量

このチェックボックスがオンの場合、設計品目の「正味数量」がコピーされ、部品表の仕損数量が更新されます。

このチェックボックスがオフの場合、設計品目の正味数量がコピーされ、部品表の正味数量が更新されます。

参照指示あり

このチェックボックスがオンの場合、1 つまたは複数の「参照指示」設計部品表別参照指示 (tiedm2110m000) セッションに存在します。

このチェックボックスは修正できません。

参照指示を表示またはメンテナンスするには、[設計部品表別参照指示]をクリックします。

代替あり

このチェックボックスがオンの場合、1 つまたは複数の「代替資材」設計部品表別使切資材および代替資材 (tiedm2115m000) セッションに存在します。

このチェックボックスは修正できません。

代替資材を表示またはメンテナンスするには、[設計部品表別使切資材および代替資材]をクリックします。

使切資材あり

このチェックボックスがオンの場合、 設計部品表別使切資材および代替資材 (tiedm2115m000) セッションに「使切資材」が存在します。

このチェックボックスは修正できません。

代替資材を表示またはメンテナンスするには、[設計部品表別使切資材および代替資材]をクリックします。

複数品目可

このチェックボックスがオンの場合、資材の「正味数量」を複数の品目に配分できます。たとえば、正味数量を、「使切資材」と標準資材に分配したり、標準資材と 1 つまたは複数の「代替資材」に分配したりすることができます。このチェックボックスがオフの場合、1 つの製造オーダにつきこの部品表ラインの 1 つの品目しか出庫されません。

例については、代替資材の検索を参照してください。