工程製造部品表を設計部品表へコピー (tiedm0205m000)

セッションの目的: 既存の製造品目を設計データ管理に転送します。この処理は、再設計などの目的で行います。

製造品目を [コピー元品目] フィールドに入力します。製造品目のコピー先となる設計品目を [コピー先設計品目] フィールドに入力します。

[参照日] フィールドに指定された日付によって、コピーする必要のある有効な部品表ラインが判別されます。

注: 

設計データ管理での以前の設計活動の結果として生成された品目が製造部品表に含まれている場合があります。このような品目は [設計品目 (tiedm0110m000)] セッションで定義されており、「改訂」番号がリンクされています。[設計品目 (tiedm0110m000)] セッションにあるコピー元 P 品目別新規改訂使用可能チェックボックスを使用して、設計品目の新規改訂を作成できます。

コピー元品目

設計部品表にコピーされる製造品目

コピー先設計品目

製造品目のコピー先となる設計品目

参照日

特定の日付で発効する部品表ラインを選択する場合に使用される日付

別々の日付で発効し、異なる連番が割り当てられている多数の部品表ラインが同じ位置番号に含まれている可能性があるため、このような日付にもとづく選択方法が重要となります。

マルチレベルをコピー

このチェックボックスがオンの場合、製造部品表の構成要素が、設計部品表で構成要素設計品目として作成されます。

このチェックボックスがオフの場合、シングルレベルコピーが実行されます。この場合は、製造部品表構成要素が構成要素品目としてコピーされます。

設計品目を上書き

このチェックボックスがオンの場合、設計品目はコピープロセスの際に上書きされます。

このチェックボックスがオフの場合、同じコードを共有している設計品目が LN で検出された時点でコピープロセスが停止します。同じコードを共有している設計品目は上書きされません。

[関連設計品目へコピー]チェックボックスを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。

改訂管理品目のみ

このチェックボックスがオンの場合、製造部品表の改訂管理構成要素だけが設計品目にコピーされます。つまり、非改訂管理構成要素を除いて、改訂管理品目の製造部品表全体が設計部品表にコピーされます。これは、改訂管理品目でない製造部品表の下位レベル構成要素 (ナットやボルトなど) が設計データ管理の設計品目にコピーされないことを意味します。これによって、設計データ管理に作成される設計品目の数を抑えることができます。

このチェックボックスがオフの場合、製造部品表の全品目 (改訂管理品目と非改訂管理品目) が設計部品表にコピーされます。

関連設計品目へコピー

品目は、それがリンクする「設計品目」にコピーされます。

注: 

[関連設計品目へコピー]チェックボックスを使用可能にするには、[設計品目を上書き]チェックボックスをオンにする必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、コピー元の品目と同じ名前の設計品目が作成されます。このプロセスでは、同じコードを共有しているすべての設計品目が上書きされるか、スキップされます。

添付文書

このチェックボックスがオンの場合、すべてのデータ管理文書リンクが製造部品表から設計部品表にコピーされます。

品目から設計品目にコピーが作成されるときに、新規設計品目改訂への品目の文書リンクが作成されます。

代替資材

このチェックボックスがオンの場合、 LN により「代替資材」がコピーされます。

代替資材を表示するには、次のセッションを使用します。

  • 使切資材および代替資材 (tibom0150m000)
  • 設計部品表別使切資材および代替資材 (tiedm2115m000)
使用可能なコピー先設計品目

このチェックボックスは情報フィールドであり、ユーザの入力には使用されません。