見積資材内訳 (ticst0508m000)
セッションの目的: 部分組立品が見積原価で在庫に受領されたときに、外注仕掛品に関連する会計取引の作成に使用する金額を表示します。
- レコードのマニュアルでの挿入や削除はできません。
- 製造オーダ状況が [作成済]、[出力済]、または [発行済] で、見積原価が凍結されていない場合は、レコードを修正できます。
- サイト
-
サイトの ID
注:マルチサイト機能が有効な場合にのみ表示されます。
- 製造オーダ
-
指定された納期で指定された数量の品目を製造するオーダ
- 製造オーダ
-
製造オーダ状況
指定可能な値
- 作成済
-
「製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。
- 修正
-
「製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。
注:必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。
- スケジュール済
-
製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。
- 出力済
-
製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。
注:製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。
- 発行済
-
製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。
- 計画データの調整
- 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。
製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。
- 有効
-
製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。
- 製造完了
-
オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。
- 完了
-
オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。
-
オーダの完了レポート (tisfc0520m000)
セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。 -
作業の完了レポート (tisfc0130m000)
セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。 -
オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)
セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。 -
生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)
これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
-
- クローズ
-
製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。
- アーカイブ済
-
製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ
- 位置
-
[見積資材 (ticst0101m000)] セッションで見積資材を識別する位置番号
- 品目
-
製造で資材として使用される品目
- 再作業オーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダは再作業オーダです。
再作業オーダの発生元は、次のいずれかです。
- [マニュアル]
- [既存の仕様に対する隔離検査]
- [新しい仕様に対する隔離検査]
- [工具の保守]
- 見積原価を凍結
-
製造オーダに対する作業が開始されています。製造オーダの処理が実行されると、オーダ状況が [有効] になります。
見積完成品単位原価が凍結される時点は、[見積の凍結時点] フィールドによって決まります。
- 見積数量
-
製造オーダ全体の見積資材数量
- 資材のレポート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの資材は「バックフラッシュ」として出庫されます。
デフォルト
このフィールドのデフォルトは、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションの[資材のバックフラッシュ]フィールドの値です。
シリアル番号付品目
シリアル番号付品目をバックフラッシュできるのは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] 詳細セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオフになっており、かつ品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションの完成状態時のロット出庫登録フィールドが [Yes] に設定されている場合のみです。これ以外の場合は、シリアル番号付品目はバックフラッシュできません。
シリアル番号付品目がロット管理されている場合、品目のバックフラッシュ元のロットは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] 詳細セッションで定義されている出庫方法 ([後入れ先出し (LIFO)]、[先入れ先出し (FIFO)]) に基づきます。
-
- コードシリーズ
-
完成品にリンクされ、1 つ以上の有効化コードを表す連番の範囲です。有効化コードシリーズは、単位シリーズコード、開始連番、および終了連番で構成されます。有効化コードシリーズは、有効化コードシリーズのコードと開始連番によって識別されます。1 つ以上の有効化コードを完成品、単位シリーズコード、および開始連番の組合せにリンクできます。
有効化コードシリーズは、有効化コードシリーズのコードと開始連番によって識別されます。
1 つ以上の有効化コードを完成品、単位シリーズコード、および開始連番の組合せにリンクできます。
- 内訳タイプ
-
出庫される資材の内訳タイプ
指定可能な値
- [内訳タイプ]
- 内訳ライン
-
ペグに関連する内訳ライン番号。
- プロジェクト
-
特定の顧客オーダに対して実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、製造予定品目の生産を計画および調整するために開始されます。
標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。プロジェクトには次の項目も含めることができます。
- カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
- プロジェクト計画 (活動計画)
- 要素
-
プロジェクト原価ペギングの目的で使用される要素コード。
- 活動
-
プロジェクト原価ペギングの目的で使用される活動コード。
- プロジェクトペグ発生元
-
製造オーダのプロジェクトペグの発生元
指定可能な値
- 原価分割
- 適用なし
- マニュアル
- 最上位需要
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異の有効性を有効化コードによって制御する方法
有効化構成により、次のエンティティに対する変更をモデル化できます。
- 部品表の設計
- 部品表の製造
- 工順
- 工順作業
- 発注先の選択
- 外注方法
- 単位連番
-
有効化コードの連番
- 正味数量
-
正味資材数量。
- 仕損数量
-
資材の「仕損」数量
- 見積数量
-
見積資材数量。
注:有効化コード別の全見積資材数量の合計は、製造オーダ全体に対する見積資材数量と等しくなければなりません。
- 分割内訳ライン
-
このチェックボックスがオンの場合、内訳ラインが分割されました。このラインは参照用にのみ保存されます。たとえば、オーダの分割前に出庫されたプロジェクトペグ資材を返送したい場合などです。
注:オーダ分割を実行する前に出庫された場合、分割内訳ラインに資材の実際数量が含まれることがあります。
分割内訳ラインが表示されるのは、[分割内訳ラインの非表示]コマンドがマークされていない場合のみです。