標準原価 - 原価タイプ (ticpr3502s000)

セッションの目的: 特定品目の標準原価を [作業費]、[材料費]、および [付加費用] などの原価タイプ別に表示します。原価タイプにリンクされている原価は、指定されている発効日までの間有効です。

標準価格計算コードを使用して標準原価を計算し、その標準原価を実現した場合は、このセッションで標準原価データを表示できます。

品目

標準原価が計算される品目

企業単位

部署、ワークセンタ、倉庫、プロジェクトなどのエンティティを含む、組織の中で財務上独立した部分。企業単位に含まれるエンティティはすべて同一のロジスティック会社に属している必要がありますが、1 つのロジスティック会社内に複数の企業単位を作成することはできます。各企業単位は、単一の財務会社にリンクします。

異なる企業単位間でロジスティック取引を実行すると、生成される会計取引は各企業単位がリンクしている財務会社内に転記されます。

注: 

[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[企業単位別標準原価]チェックボックスが[有効]の場合にのみ表示されます。

財務会社

財務会計データを財務会計に転記するために使用される会社。複数のロジスティックス会社から 1 つの財務会社に対し、1 つないし複数の企業単位をリンクすることができます。

発効日

該当する標準原価が有効になる最初の日付

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

通貨

金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。

複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。

  • 現地通貨
  • 2 つのレポート通貨

材料費

原価計算中に[材料費]原価タイプの原価構成要素に保存された標準原価金額の合計

作業費

標準原価計算中に[作業費]原価タイプの原価構成要素に保存された標準原価金額の合計

付加費用

標準原価計算中に[付加費用]原価タイプの原価構成要素に保存された標準原価金額の合計

一般費用

原価計算中に[一般費用]原価タイプの原価構成要素に保存された標準原価金額の合計

合計標準原価

品目の標準原価の合計