品目 - 計算済付加費用基準 (ticpr2530m000)

セッションの目的: 品目および価格計算コード別に「付加費用基準」を表示します。このセッションの品目付加費用基準は、最新の標準原価計算に関して有効です。このセッションは、[品目 - 計算済付加費用 (ticpr2520m000)] セッションからのみ開始できます。

付加費用基準が必要なのは、[指定追加費用基準] または [指定総原価基準] を [品目付加費用 (ticpr1110m000)] セッションの [付加費用計算方法] フィールドで選択した場合です。この場合、[品目付加費用基準 (ticpr1120m000)] セッションで、品目の標準原価構造のどの原価構成要素に付加費用が適用されるかを定義する必要があります。

原価計算コード

標準原価、評価額、または販売価格の計算方法の指定。このコードには、特定の原価計算データが保存されます。

標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションで定義される価格計算コードは、標準原価を決定します。他の原価計算コードはシミュレーションに使用されます。カスタマイズ品目の価格計算コードは、プロジェクト別に保存されます。

  • 特定の作業費レート
  • 外注費レート
  • シミュレート購買価格
  • 付加費用
品目

原価計算データが適用される品目

企業単位

標準原価がメンテナンスされる企業単位

記帳のトリガ

評価額が計算される場合、計算のどの時点で付加費用を使用するかを決める必要があります。[記帳のトリガ]の値が有効な時点で、関連する付加費用が評価額に追加されます。

注: 

標準原価評価では、付加費用が出庫でトリガされるのか、入庫でトリガされるのかに関わらず、付加費用が組み入れられます。

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

連番

連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。

原価構成要素

原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • [作業費]
  • [材料費]
  • [付加費用]
  • [一般費用]
  • [適用なし]
注: 

組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。