標準原価詳細 - 原価タイプ (ticpr2506s000)

セッションの目的: 原価計算コードおよび品目別に (シミュレートされた) 標準原価詳細の原価タイプの合計を表示します。原価は、「固定費」と「変動費」に分けられます。

注: 

このセッションを使用する前に、標準原価計算を実行してください。

原価計算コード

標準原価、評価額、または販売価格の計算方法の指定。このコードには、特定の原価計算データが保存されます。

標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションで定義される価格計算コードは、標準原価を決定します。他の原価計算コードはシミュレーションに使用されます。カスタマイズ品目の価格計算コードは、プロジェクト別に保存されます。

  • 特定の作業費レート
  • 外注費レート
  • シミュレート購買価格
  • 付加費用
品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
企業単位

部署、ワークセンタ、倉庫、プロジェクトなどのエンティティを含む、組織の中で財務上独立した部分。企業単位に含まれるエンティティはすべて同一のロジスティック会社に属している必要がありますが、1 つのロジスティック会社内に複数の企業単位を作成することはできます。各企業単位は、単一の財務会社にリンクします。

異なる企業単位間でロジスティック取引を実行すると、生成される会計取引は各企業単位がリンクしている財務会社内に転記されます。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

通貨

価格を表す通貨

標準原価詳細
材料費

[材料費]原価タイプの原価構成要素に関連する固定、変動および合計費用

作業費

[作業費]原価タイプの原価構成要素に関連する固定、変動および合計費用

付加費用

[付加費用]原価タイプの原価構成要素に関連する固定、変動および合計費用

一般費用

[一般費用]原価タイプの原価構成要素に関連する固定、変動および合計費用

合計

次に示す原価タイプの原価構成要素に関連する固定費合計

  • [材料費]
  • [作業費]
  • [付加費用]
  • [一般費用]