品目 - 特定標準原価 (ticpr2500m000)
セッションの目的: 価格計算コード、品目、および原価構成要素別に (シミュレートされた) 標準原価を表示します。
どのように標準原価構造が定義されるかに応じて、標準原価のレポートに総計原価構成要素および詳細原価構成要素を使用できます。このセッションでリストされる原価構成要素は、品目の標準原価構造により異なります。詳細については、製造での原価構成要素体系を参照してください。
- 原価計算コード
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標準原価、評価額、または販売価格の計算方法の指定。このコードには、特定の原価計算データが保存されます。
標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションで定義される価格計算コードは、標準原価を決定します。他の原価計算コードはシミュレーションに使用されます。カスタマイズ品目の価格計算コードは、プロジェクト別に保存されます。
例
- 特定の作業費レート
- 外注費レート
- シミュレート購買価格
- 付加費用
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 企業単位
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部署、ワークセンタ、倉庫、プロジェクトなどのエンティティを含む、組織の中で財務上独立した部分。企業単位に含まれるエンティティはすべて同一のロジスティック会社に属している必要がありますが、1 つのロジスティック会社内に複数の企業単位を作成することはできます。各企業単位は、単一の財務会社にリンクします。
異なる企業単位間でロジスティック取引を実行すると、生成される会計取引は各企業単位がリンクしている財務会社内に転記されます。
注:[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの[企業単位別標準原価]チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
- 財務会社
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財務会計データを財務会計に転記するために使用される会社。複数のロジスティックス会社から 1 つの財務会社に対し、1 つないし複数の企業単位をリンクすることができます。
- 棚卸単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 通貨
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価格を表す通貨
- 原価構成要素
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原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
- 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
- 原価構成要素タイプ
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原価タイプは、標準原価と評価額を構成する要素を定義します。原価タイプは、原価構成要素に転記される原価のタイプを示します。
- 単位数
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資材または時間の単位数
単位は、次のように処理されます。
- 製品構成または標準原価構成に含まれます。
- 標準原価計算中に、関連する原価構成要素別に保存されます。
- 金額
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この額は、標準原価計算中に、関連する原価構成要素別に保存されます。この額は、作業費や材料費などに適用します。
- 顧客所有金額
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顧客所有分の額は、標準原価計算中に、関連する原価構成要素別に保存されます。