作業費レート (ticpr1151m000)
セッションの目的: 標準作業費およびプロジェクト関連の作業費の「作業費レート」を入力します。作業費レートは、品目ごとの作業費の決定に使用されます。
[サイト] フィールドにサイトを指定すると、サイト固有の作業費レートを定義できます。
[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションのサイト別ジョブショップフィールドが [無効] に設定されている場合、このセッションは使用できません。
- 原価計算コード
-
「原価計算コード」 ID
注:非標準の、プロジェクト固有の原価計算コードを入力することにより、プロジェクト固有の作業費レートを定義できます。
- レート
-
作業費レート (労務費、機械費、または間接費) を識別するコード。
- 作業費レートコード通貨
-
作業費レートコード (ticpr0150m000) セッションで作業費レートコードに対して定義した通貨
- サイト
-
サイトの ID
注:-
権限のあるサイトのみを選択できます。
- サイト固有の作業費レートの場合は、このフィールドを入力する必要があります。
- サイト固有でない作業費レートの場合は、このフィールドを空のままにします。
-
- サイト通貨別ジョブショップ
-
サイト別製造設定 (timfc0180m000) セッションで選択したサイトに対して定義されている現行作業費レート通貨
- 承認済
-
チェックマークが表示されている場合、作業費レートは承認されています。
チェックマークが付いている作業費レートのみが原価計算で使用されます。[承認]コマンドを使用して作業費レートを承認すると、以前に使用した作業費レート (同じ「原価計算コード」、「作業費レートコード」、サイト、連番を持つ作業費レート) の失効日が、新しい作業費レートの発効日に自動的に入力されます。
- 連番
-
連番は、レートを表す重要な識別子です。
同じ「原価計算コード」、「作業費レートコード」、サイト、および連番を持つ作業費レートは、やがて同じ作業原価タイプに適用されます。同じ作業原価タイプに並行して複数の有効なレートを定義する必要がある場合のみ (たとえば、原価構成要素に対して労務費を特定の比率で配分する場合など)、異なる連番を持つ同じ作業原価タイプに並列行を定義することができます。それ以外の場合は、作業原価タイプに複数の連番を入力する必要はありません。
- 記述
-
作業費に関する記述
- 作業費タイプ
-
作業費レートが関連する原価のタイプ
注:- 作業費タイプは[原価構成要素]フィールドで選択した原価タイプと一致する必要があります。例: 原価構成要素の原価タイプが[労務費]である場合、作業費タイプも[労務費]です。
指定可能な値
- 労務費
- 機械費
- 労務間接費
- 機械間接費
- 労務段取
- 変動費
-
このチェックボックスがオンの場合、作業費レートは変動費にあてられます。
このチェックボックスがオフの場合、作業費レートは固定費にあてられます。
- レート
-
人時間または機械時間あたりのレート。入力したレートは、[作業費タイプ]フィールドで定義した作業費タイプに関して有効です。
- 通貨
-
サイトがサイトフィールドに指定されている場合、そのサイト固有の作業費レートの通貨には、サイト通貨別ジョブショップフィールドに現在指定されている通貨が自動的に設定されます。
サイトフィールドにサイトが指定されていない場合、この通貨には作業費レートコード通貨フィールドに指定されている通貨が自動的に設定されます。
- 原価構成要素
-
原価の分類に使用されるユーザ定義の分類
原価構成要素の機能は次のとおりです。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を分解する
- 見積製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価を比較する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュールで、さまざまな原価構成要素に対する原価の配分を表示する
原価構成要素は、次のいずれかの原価タイプになります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:- 作業費タイプは[原価構成要素]フィールドで選択した原価タイプと一致する必要があります。例: 原価構成要素の原価タイプが[労務費]である場合、作業費タイプも[労務費]です。
デフォルト
デフォルトの値が標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションから取得されます。
- 発効日
-
作業費レートが有効になる日付。レートが有効になる日付は、時間範囲に含まれます。
- 失効日
-
作業費レートが失効する日付。レートが失効する日付は、時間範囲外です。