作業費レート (ticpr1150m000)

セッションの目的: 標準作業費の「作業費レート」を入力します。作業費レートは、品目ごとの作業費の決定に使用されます。

原価計算コード」、および作業費レートをメンテナンスする「作業費レートコード」を選択します。

注: 
  • [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションのサイト別ジョブショップフィールドが [準備中] または [有効] に設定されている場合、このセッションは読取専用になります。
  • すべてのレートで、原価タイプが [作業費] の原価構成要素を指定する必要があります。

パフォーマンスについて

このセッションの設定は、システムパフォーマンスとデータベースの増加に影響することがあります。詳細については、次のトピックを参照してください: 原価構成要素設定

原価計算コード

標準原価、評価額、または販売価格の計算方法の指定。このコードには、特定の原価計算データが保存されます。

標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションで定義される価格計算コードは、標準原価を決定します。他の原価計算コードはシミュレーションに使用されます。カスタマイズ品目の価格計算コードは、プロジェクト別に保存されます。

  • 特定の作業費レート
  • 外注費レート
  • シミュレート購買価格
  • 付加費用
レート

作業費レート (労務費、機械費、または間接費) を識別するコード。このコードはさまざまなレベルで定義できます。また、優先順位の順に、「参照作業」、「機械能力グループ」、「ワークセンタ」、および製造部署の「計算オフィス」に関連付けることができます。

通貨

原価計算で使用する通貨これは、作業費レートコード (ticpr0150m000) セッションで定義する「作業費レートコード」通貨です。

連番

連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。

作業費タイプ

作業費レートが関連する原価のタイプ

注: 
  • 作業費タイプは[原価構成要素]フィールドで選択した原価タイプと一致する必要があります。例: 原価構成要素の原価タイプが[労務費]である場合、作業費タイプも[労務費]です。

指定可能な値

労務費
機械費
労務間接費
機械間接費
労務段取
変動費

このチェックボックスがオンの場合、作業費レートは変動費にあてられます。

このチェックボックスがオフの場合、作業費レートは固定費にあてられます。

レート

人時間または機械時間あたりのレート。入力したレートは、[作業費タイプ]フィールドで定義した作業費タイプに関して有効です。

原価構成要素

原価の分類に使用されるユーザ定義の分類

原価構成要素の機能は次のとおりです。

  • 品目の標準原価、販売価格、または評価額を分解する
  • 見積製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価を比較する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュールで、さまざまな原価構成要素に対する原価の配分を表示する

原価構成要素は、次のいずれかの原価タイプになります。

  • [作業費]
  • [材料費]
  • [付加費用]
  • [一般費用]
  • [適用なし]
注: 
  • 作業費タイプは[原価構成要素]フィールドで選択した原価タイプと一致する必要があります。例: 原価構成要素の原価タイプが[労務費]である場合、作業費タイプも[労務費]です。

デフォルト

デフォルトの値が標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションから取得されます。