標準原価体系詳細 (ticpr0110m000)
セッションの目的: 品目 - 原価計算 (ticpr0107m000) セッションの特定の体系にリンクされる原価構成要素を表示またはメンテナンスします。
- 標準原価構成要素体系
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原価構成要素の収集に使用されるコード
- 原価構成要素タイプ
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原価タイプは、標準原価と評価額を構成する要素を定義します。原価タイプは、原価構成要素に転記される原価のタイプを示します。
指定可能な値
- 作業費
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この原価タイプの原価構成要素は、次のものにリンクすることができます。
- 外注品目
- 作業レートコード
- 材料費
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この原価タイプの原価構成要素は、次のものにリンクすることができます。
- 標準品目
- カスタマイズ品目
- 計算パート
- プロジェクト品目
- サービス品目
- 廃止
- 付加費用
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製造処理で発生した未指定の追加コスト
- 廃止
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この原価タイプを使用して、たとえば異なるワークセンタ間の商品転記の際などの発生原価を定義することができます。
- 一般費用
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この原価タイプの原価構成要素は、次のものにリンクすることができます。
- 原価品目
一般費用は、たとえば、輸送費、購買原価、旅費交通費などです。
- 適用なし
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この値は、サービスおよびプロジェクトで使用される原価構成要素に使用する必要があります。
- 構成要素タイプ
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原価構成要素のタイプ。
指定可能な値
- 詳細
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原価構成要素に定義されている原価の集計に使用されます。
有効な原価構成要素体系のオプション
- 集計
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原価構成体系で特に定義されていない原価またはレートの定義に使用されます。非特定の原価は関連する集計原価構成要素にまとめられます。
注:有効な原価構成要素体系には、[一般費用]を持つ[集計]タイプの原価構成要素が 1 つ必要です。
- 総計
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資材、作業、付加費用、および一般のタイプ別に詳細および集計原価構成要素を総計するために使用されます。各原価構成要素体系には、タイプごとの総計原価構成要素が必要です。
注:有効な原価構成要素には、総計原価構成要素が 4 つの構成タイプすべてに指定されている必要があります。
- 原価構成要素
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原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
- 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
- 体系で集計
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選択した原価構成要素が、原価構成要素体系にリンクされているかどうかを指定します。
- 作業費タイプ
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原価構成要素にリンクされた作業費タイプを指定します。
指定可能な値
- 労務費
- 適用なし
- 機械費
- 労務間接費
- 機械間接費
- 間接費
- 外注費
- 指定なし
- 固定/変動
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原価構成要素のタイプが固定か可変かを指定します。
- 直接/間接
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原価構成要素が直接原価か間接原価かを指定します。