製造部品表およびジョブショップ部品表の生成 (tibom3200m400)
セッションの目的: 部品表 (tibom1110m000) セッションのデータに基づいて、製造部品表とジョブショップ部品表を生成します。
このセッションを使用するには、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで [サイト別ジョブショップ] パラメータが [準備中] に設定されている必要があります。
- 開始/終了製品
-
製造部品表およびジョブショップ部品表が生成される製品範囲を指定します。
- 部品表オーダシリーズ
-
製造部品表およびジョブショップ部品表に使用されるシリーズ
- サイト別部品表オーダシリーズ
-
このチェックボックスがオンの場合、 [サイト別製造設定 (timfc0180m000)] で各サイトに定義されているシリーズが使用されます。このチェックボックスがオフの場合、 [部品表オーダシリーズ]フィールドでシリーズを指定する必要があります。
- 製造部品表
-
このチェックボックスがオンの場合、製造部品表が作成されます。
- 改訂の作成
-
「改訂」の作成時に使用可能なオプション
- 作成開始
-
「改訂」の作成を開始する日付。この日付は最初の改訂の発効日です。この日付を使用して、過去のどの時点までさかのぼって改訂を作成するかを指定します。
改訂の作成フィールドで指定したオプションに応じて、改訂の作成方法が決まります。
- プロジェクト状況の範囲
-
カスタマイズ品目を含める必要のある「プロジェクト」状況
デフォルト
[有効]
指定可能な値
- [有効]
- [終了]
- [クローズ予定]
- [クローズ]
- [取消済]
- フリー
-
プロジェクト設計を実行できます。つまり、次のことが行えます。
- プロジェクト管理 モジュールを使用して、プロジェクト基準日程計画 (PMS) を定義する
- プロジェクト構造をメンテナンスする
- カスタマイズした構成要素表と工順シートを使用して、カスタマイズした製品構造をメンテナンスする
- プロジェクト見積を実行する
- シミュレート済
-
ネットワーク計画に基づき、およその能力所要量計画および詳細な資材ならびに資源所要量計画 (RRP) をシミュレートします。シミュレートされるプロジェクトの能力所要量は、個別に視覚表示されます。カスタマイズ品目用に、計画済 RRP 購買オーダ、計画製造オーダ、および PRP 倉庫オーダが生成されます。しかし、これらのオーダを発行することはできません。また、資材所要量計画では、プロジェクトへの標準品目の割当も行われません。
- 有効
-
この状況は、プロジェクトの実行ステージを示します。計画オーダを発行することにより、必要な購買活動および製造活動を実際に開始し完了することができます。
- 取消済
-
プロジェクトは取り消されました。このプロジェクトの新規オーダを発行することはできませんが、保留中のロジスティック活動を終了することは可能です。取消済プロジェクトをクローズすることができます。また、プロジェクトを取消済のままにすることもできます。プロジェクトを取消済のままにすると、最終原価は財務会計に転記されず、完了したオーダの仕掛品が残る可能性があることに注意してください。プロジェクトをクローズした場合のみ、原価が転記されます。
- 終了
-
製造に関しては、プロジェクトが終了しました。また、すべての購買活動および製造活動が完了あるいはクローズされ、プロジェクトに関するすべての販売オーダが納入されました。
- クローズ
-
財務に関しては、プロジェクトがクローズされました。これは、財務プロジェクト結果が算出されたことを意味します。財務処理をプロジェクトに転記することはできなくなります。
- クローズ予定
-
[プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000)] セッションで [PCS プロジェクトの財務会社への制限付き売上原価および収益]チェックボックスをオンにすると、会計取引は、PCS プロジェクトの財務会社ではなく、販売オフィスの財務会社、サービス部署、および/または倉庫に転記されます。内部請求が PCS プロジェクトからそれらの部署に送付され、内部請求がまだ完了していない場合、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションはプロジェクト状況を、[クローズ]ではなく、[クローズ予定]に設定します。まず内部請求を完了し、その後、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションを再度実行してプロジェクト状況を[クローズ]に設定します。
- アーカイブ済
-
プロジェクトはアーカイブされました。つまり、すべてのプロジェクトデータがアーカイブファイルに保管され、オリジナルファイルからは削除されました。
- メッセージの出力
-
このチェックボックスがオンの場合、結果および処理中に発生したエラーをリストするレポートが出力されます。
- シミュレーション
-
このチェックボックスがオンの場合、処理がシミュレーションモードで実行されます。つまり、データは実際には生成されず、結果のプレビューが生成されます。
- 有効化および承認
-
このチェックボックスがオンの場合、 部品表 (BOM) の有効性が確認され、状況が[承認済]である部品表が作成されます。