ジョブショップ部品表 (tibom3100m000)
セッションの目的: ジョブショップでの製造中に使用するマルチサイト部品表 (BOM) の部品表ヘッダデータを管理します。
このセッションは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] の [サイト別ジョブショップ] チェックボックスがオンの場合にのみ適用されます。
- サイト
-
自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- 製品
-
部品表 (BOM) を管理する「製品」
- 部品表
-
部品表番号
- 改訂
-
部品表改訂
- 発効日
-
資材または作業の有効性がチェックされる日付
この日付が発効日から失効日までの範囲内にある場合、この資材または作業が有効であると見なされます。
発効日は、正しい品目の需要を作成するために正展開処理で使用されます。
- 状況
-
製造部品表の状況
指定可能な値
- [新規]
- [承認済]
- [失効]
- 部品表
-
- 工順
-
品目の製造に必要な作業の順序
注:部品表は特定の工順にリンクされていることがあります。このフィールドが空の場合、部品表は任意の工順で使用できます。
- 計画で使用
-
このチェックボックスがオンの場合、選択したジョブショップ部品表が計画に使用されます。
注:品目とサイトごとに、計画に使用できるジョブショップ部品表は 1 つのみです。
- 部品表数量
-
部品表 (BOM) が適用される、製造される製品の数。部品表数量によって、非常に少ない数量の製品を部品表構成要素として指定できます。
例
コットンホワイトという特有の塗料を 1 リットル混合するために必要な塗料の中で、いくつかの色の量はごく微量です。このため、1000 リットルの部品表数量が定義されています。この場合、塗料の構成要素数量は次のようになります。
塗料コットンホワイト、1000 リットル: 白 999 リットル 黄 0.6 リットル 赤 0.2 リットル 青 0.2 リットル - 原価計算で使用
-
このチェックボックスがオンの場合、選択したジョブショップ部品表が原価計算に使用されます。
注:原価計算目的で使用できるジョブショップ部品表は、製品ごとに 1 つのみです。
- 改訂
-
- 失効日
-
製造部品表が有効でなくなる日付
- 作成者
-
製造部品表の作成を担当した従業員の名前
- 作成日
-
製造部品表が作成された日付
- 承認者
-
製造部品表の承認を担当した従業員
- 承認日
-
製造部品表が承認された日付
- 失効者
-
製造部品表の失効を担当した従業員
- 失効日
-
製造部品表が失効した日付
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- ソース
-
ジョブショップ部品表の発生元
指定可能な値
- マニュアル
-
製造部品表は、[製造部品表 (timfc3100m000)] セッションで定義されます。
- 製造部品表
-
製造部品表改訂は、既存の製造部品表から生成されます。
- 設計部品表
-
製造部品表は設計部品表から生成されます。
注:製造部品表を設計部品表から生成した場合、[ソース改訂]フィールド[ソースの設計品目]とフィールドが入力されます。
- コンフィギュレータ (PCF)
-
製造部品表は、PCF コンフィギュレータからインポートされたデータから生成されます。
- コンフィギュレータ
-
製造部品表は、コンフィギュレータからインポートされた日付以降に生成されます。
- PLM
-
製造部品表は、PLM からインポートされたデータから生成されます。
- ジョブショップ部品表
-
製造部品表はジョブショップ部品表から生成されました。
- 指定なし
- ソース改訂
-
部品表が派生した場合、これは部品表改訂のソースです。