部品表ライン - 資材-工順関係 (tibom0140s000)

セッションの目的: 資材-工順関係を定義およびメンテナンスします。これらの関係は、どの工順作業で資材がジョブショップに存在しなければならないかを決定するために使用されます。

1 つの製造品目について、複数の工順を定義できます。どの工順も、個々の一連の作業で構成されています。このセッションを使用して、特定の資材がジョブショップになければならない作業を工順ごとに決定できます。

[部品表 (tibom1110m000)] セッションでは、部品表ラインの資材をどの作業でジョブショップに出庫するかを指定する必要があります。

  • [作業] フィールドにゼロ (0) を入力すると、どの作業に対して資材を出庫するかを決定するために [部品表ライン - 資材-工順関係 (tibom0140m000)] セッションが使用されます。資材-工順関係が存在しない場合は、最初の作業で資材が出庫されます。
  • [作業] フィールドに 10 など、ゼロ (0) 以外の値を入力すると、資材は作業 10 で出庫されます。この作業は、製造品目に定義されているすべての工順に適用されます。製造品目の工順に該当する作業が存在しない場合は、工順の最初の作業で部品表ラインの資材が出庫されます。
注: 
  • 資材-工順関係の情報は、企業計画標準原価計算モジュール、およびジョブショップオーダ生成で使用されます。
  • このセッションは、品目設計データ用の GBF ブラウザに表示される部品表ラインから開始できます。GBF ブラウザは、[設計品目データ(GBF) (tiipd0203m000)] セッションから開始します。[部品表ライン - 資材-工順関係 (tibom0140m000)] セッションは [部品表 (tibom1110m000)] セッションから開始できます。
主品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
位置

構成要素の BOM 位置番号

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部品表連番は、構成要素品目の BOM 位置番号の下位区分の番号です。製造品目に対するオーダを作成すると、連番の中で最も小さい番号を持つ資材のみが取り込まれます。

工順

主品目の製造に使用できる「工順」[品目 - 工順 (tirou1101m000)] セッションでは、特定の品目に 1 つまたは複数の工順を定義できます。

作業

部品表ラインの品目をジョブショップに出庫する必要のある工順「作業」

1 つの品目の製造に、複数の工順が存在する場合があります。資材を出庫する作業は、工順によってそれぞれ異なります。