組立部品供給転送 (SILS) (tiasc8520m000)

セッションの目的: [倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの [供給システム] フィールドで [オーダ管理/SILS 供給] を選択した組立部品の転送を表示します。

ラインステーション

SILS 供給システムによって納入された組立部品を工程倉庫が入庫する｢ラインステーション｣

入庫数量

ジョブショップ倉庫ですでに入庫されている数量

ジョブ順序

ジョブショップ倉庫での所要組立部品の納入時間を計算するための基準として使用されるジョブ順序

次のオプションが存在します。

  • [計画] - 組立オーダの作業の計画順序が基準として使用されます。つまり、たとえその時点でオーダの実際時間が計画時間と異なっていても、[ラインステーション供給先]ステーションに対する｢ラインステーションオーダ｣ (LSO) の計画時間を使用して、要求された部品の計画納入時間が計算されます。
  • [実際] - 組立オーダの作業の実際の順序が基準として使用されます。[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションが実行されると、LSO の実際時間と計画時間の差異が検出され、要求された部品の計画納入時間を計算するときにこの差異が考慮されます。

ジョブ順序は、[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションの[ジョブ順序タイプ]フィールドで選択します。

注: 

供給メッセージは、[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションおよび[時間範囲主導 SILS 供給メッセージの生成 (tiasc8212m000)] セッションで生成できます。[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションでしか、ジョブ順序として[計画]または[実際]を選択できません。[時間範囲主導 SILS 供給メッセージの生成 (tiasc8212m000)] セッションは、常に[計画]順序を使用します。ただし、このセッションでは、[スケジュール遅延を含む]チェックボックスをオンにして、納入時間の計算にスケジュール遅延を考慮することができます。このため、計算方法は異なるものの、[スケジュール遅延を含む]チェックボックスは納入時間の計算において、[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションで[実際]ジョブ順序を選択したときと同じような影響を与えることができます。このため、現在のフィールドに表示されるジョブ順序の意味は限られています。[時間範囲主導 SILS 供給メッセージの生成 (tiasc8212m000)] セッションを使用してメッセージを生成した場合、[計画]ジョブ順序の意味は[スケジュール遅延を含む]チェックボックスのオン/オフおよび影響によって大きく左右されます。

転送オーダ/位置/連番

[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの[供給元倉庫]フィールドで[倉庫]を選択した場合、LN は移動元倉庫から工程倉庫への｢倉庫移動｣を生成します。

  • 内部供給: 倉庫管理がジョブショップへ資材を転送するために使用する倉庫移動オーダ。
  • 外部供給: 資材をオーダするために使用される購買スケジュール番号。
倉庫オーダ位置

倉庫オーダ (内部供給の場合) または購買スケジュール (外部供給の場合) の組立部品位置番号

VIN番号

車両識別番号

ブロック

SILS 供給メッセージはブロックできます。メッセージをブロックすると、予約やスケジュールには使用できますが、倉庫や発注先ではそれ以上このメッセージの処理を続けることができなくなります。一定の条件が満たされると、ブロックは自動的に削除されます。詳細については、[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションおよび[時間範囲主導 SILS 供給メッセージの生成 (tiasc8212m000)] セッションのヘルプを参照してください。

参照番号

参照番号は、外部供給方法と一緒に使用します。このため、内部供給方法を用いた場合は [参照番号] フィールドが空のままになります。オーダ管理のライン順序での供給 (SILS) では、ラインステーション + VIN 番号 + 組立キット ID の固有の組合せごとに固有の参照番号が生成されます。この参照番号は購買スケジュールと一緒に発注先に送信されるとともに、発注先から戻される事前出荷通知 (ASN) にも出力されます。また、入庫を入力する際にも参照番号を使用できます。

状況

供給プロセスの状況。この状況は、供給要求か所要部品のいずれかと関係があります。

供給メッセージがまだ転送されていない場合、または転送が拒否された場合、次の状況が可能です。

  • [作成済] - メッセージが作成されています。
  • [修正済] - メッセージが修正されています。
  • [取消済] - メッセージが取り消されています。

供給メッセージが転送された場合、次の状況が可能です。

  • [入庫なし] - ジョブショップ倉庫でまだ部品が入庫されていません。
  • [一部入庫] - 部品の一部が入庫されていますが、すべてが入庫されているわけではありません。
  • [入庫済] - すべての部品が入庫されています。
注: 

オーダ内容が変更されている場合、メッセージの状況は[取消済]になり、[工程倉庫の補充 (tiasc8210m000)] セッションでは要求されていた部品がもう不要であることを検出します。取り消されたメッセージも、変更を知らせるために、発注先または倉庫に転送されます。ただし、取り消されたメッセージを転送すると、このメッセージはレコードから削除されるので、該当する部品が現在のセッションでそれ以上表示されなくなります。

転送拒否

このチェックボックスがオンの場合、供給メッセージは倉庫管理または購買管理へ転送できませんでした。エラーメッセージをチェックして、転送が拒否された理由を確認してください。

組立ライン

部品を必要とする組立ライン

供給タイプ

内部または外部への転送方法。内部供給 (メイン倉庫によるジョブショップ倉庫への供給) の場合、現在のフィールドに[倉庫]が表示されます。外部供給 (外部発注先によるジョブショップ倉庫への供給) の場合、現在のフィールドに[発注先]が表示されます。

供給メッセージがどのように転送され処理されるかは、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの[供給元倉庫]チェックボックスによって決まります。

  • 内部供給の場合、このチェックボックスはオンです。移動元倉庫からジョブショップ倉庫への｢倉庫移動｣が生成されます。
  • 外部供給の場合、このチェックボックスはオフです。購買管理モジュールは、この情報を使用して、連続出荷スケジュールを生成し、発注先からジョブショップ倉庫への供給を制御します。
注: 

品目の供給方法がオーダ管理 SILS の場合、この品目は組立キットの一部として供給され、倉庫管理でも定義できます。

組立キット

｢ライン順序での供給｣では、部品は組立キットとして納入されます。

組立部品が供給される組立キットは、組立キット (whwmd4550m000) セッションで定義されます。

キットタイプ

[キットタイプ]は、[組立キット (whwmd4550m000)] セッションから生成されます。

計画所要日

部品が必要とされる日付

組立オーダ

部品を必要とする組立オーダ

組立部品

オーダによって使用される組立部品。SILS 供給システムでは、部品は組立キットで供給されます。

完了した転送

このチェックボックスがオンの場合、供給メッセージは倉庫管理または購買管理へ転送されます。

コールオフされた数量

購買スケジュールコールオフの数量

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