組立ライン - 割当 (tiasc5510m000)

最終組立計画 (FAS) 品目を生産する一連のラインステーション。あるラインステーションから他のラインステーションへ品目を渡したり、各ラインステーションで作業を行ったりすることで、品目を生産します。組立ラインは、バッファで区切られた複数のラインセグメントにさらに分割されます。組立ラインはメインラインと供給ラインのいずれかです。

｢組立割当｣の名前

｢組立割当｣が有効である最初の日付。同じ日付で有効な組立割当が 2 つある場合、[有効]チェックボックスにその時点でどちらが有効であるかが示されます。このチェックボックスは LAC でオンにする必要があります。

｢組立割当｣が有効である最後の日付。同じ日付または同じ時間帯に有効な組立割当が 2 つある場合、その時点で有効な割当に対して[有効]チェックボックスがオンになります。

現在のフィールドが空のままであると、割当は常に有効になります。

｢組立割当｣の｢サイクル時間｣

｢サイクル時間｣が計測される単位 (時間、分、または秒)

平均｢サイクル時間｣は、丸一日にわたって有効なサイクル時間です。非平均サイクル時間は、1 日の中のある時間帯 (シフト) に使用されるものです。このセッションの[開始時間]および[終了時間]フィールドで、シフトの開始と終了を定義します。

2 つのタイプの割当があり、その両方が同時に存在します。平均割当は、特に平均サイクル時間を定義するなど、より一般的な目的に使用されるのに対して、非平均割当は非常に限定的な期間および時間範囲を持ちます。現在のセッションで平均サイクル時間チェックボックスがオンの場合に、平均サイクル時間が使用されます。

• 平均割当

  平均割当は、その日付の非平均割当のサイクル時間に基づく平均サイクル時間を使用します。LAC では計画に平均割当が使用されます。LAC の計画は、サイクル時間、カレンダー、利用性タイプに基づきます。

• 非平均割当

  ラインで行われる作業に基づく時間基準のサイクル時間を使用します。サイクル時間は、割当に対して指定された時間範囲に応じて変化します。

非平均割当は、オーダの内容を定義するために使用します。生成済 (非凍結) オーダでは、オーダの内容は最初に有効な非平均割当に基づきます。このため、特定の日付について割当が 6 つある場合、その日付に計画されているすべてのオーダの内容を生成するために最初の割当 (最も日付の早いもの) だけが使用されます。凍結オーダでは、オーダの内容はオーダの凍結時に有効な非平均割当に基づきます。

非平均割当は、順序付けのときにリードタイムをオフセットする場合にも使用します。オーダが順序付けされると、各オーダのリードタイムが計算されます。このリードタイムはサイクル時間に基づき、該当するサイクル時間が非平均割当から取得されます。

例

組立ラインに 2 つの割当がリンクしています。

割当 A は 0:00 ～ 12:00 の間有効であり、5 分間の非平均サイクル時間があります。

割当 B は 12:00 ～ 24:00 の間有効であり、10 分間の非平均サイクル時間があります。

この日付には 7.5 分間の平均サイクル時間を定義できます。

このチェックボックスがオンの場合、ライン組立構成 (LAC) で現在｢組立割当｣が有効です。

いずれか 1 つの期間に複数の平均 (または非平均) サイクル時間が定義されている場合に、このチェックボックスをオンにできます。

割当が最初に有効である時間

平均割当は丸一日にわたって定義されるため、平均割当には開始時間と終了時間は入力できません。

非平均割当では、実際に作業がまったく行われない時間帯も含め、丸一日にわたって割当でカバーされる必要があります。稼働日の開始時間と終了時間は、カレンダーによって決まります。

割当が有効でなくなる時間

平均割当は丸一日にわたって定義されるため、平均割当には開始時間と終了時間は入力できません。

非平均割当では、実際に作業がまったく行われない時間帯も含め、丸一日にわたって割当でカバーされる必要があります。稼働日の開始時間と終了時間は、カレンダーによって決まります。

このリードタイムオフセットは、組立オーダの生成時にその開始日と終了時間を計算するために使用されます。リードタイムオフセットは、クリティカル資材所要量の開始日を決定する係数です。

時間、分、または秒