組立オーダ - ラインセグメント計画 (tiasc2110m100)

セッションの目的: 組立オーダの [第 1 開始可能日] をメンテナンスし、ラインセグメントレベルでの組立オーダ計画詳細 (たとえば、ラインセグメント上の組立オーダの [計画開始時間]、[予定終了時間]、および状況) を表示します。

この日付は、組立ライン上の組立オーダを予定より遅らせる場合に指定します。この場合は、指定された[第 1 開始可能日]より前に、最初のラインステーションオーダ上のセグメントラインを開始したり、このラインの順序付けを行ったりすることができません。

ライン順序のシミュレートおよび作成 (tiasl4200m000) セッションで該当するすべての組立ラインに順序を付け直すことができます。

このセッションは、次のセッションから開始できます。

  • 組立ライン - ライン混成 (tiasc2501m000)
  • 組立オーダ (tiasc2502m000)
  • ラインセグメント - ライン順序 (tiasl4500m000)
組立オーダ

1 つ以上の組立ラインで製品を組み立てるためのオーダ

組立オーダ状況

組立オーダの状況

このフィールドには、次の値を指定できます。: 

  • [作成済]
  • [順序付]
  • [進行中]
  • [完了]
  • [クローズ]
  • [製造完了]
注: 

状況が、[作成済]、[順序付]または[進行中]の組立オーダに限り、予定より遅らせることができます。状況が[進行中]の組立オーダの場合、ラインステーションオーダ上のラインセグメントの状況は必ず[凍結]または[計画]でなければなりません。

ラインセグメント

最初のラインステーションオーダの「ラインセグメント」

セグメントタイプ

ラインセグメントのタイプ

セグメントタイプには、次のものがあります。

  • S: Start (開始) - 組立ラインの最初のセグメント
  • E: End (終了) - 供給ラインの最後のセグメント
順序付

このチェックボックスがオンの場合、ラインステーションオーダのラインセグメントに順序が付けられます。

固定

このチェックボックスがオンの場合、ラインセグメントについて組立オーダの状況に順序が付けられて固定されます。

組立ライン

最終組立計画 (FAS) 品目を生産する一連のラインステーション。あるラインステーションから他のラインステーションへ品目を渡したり、各ラインステーションで作業を行ったりすることで、品目を生産します。組立ラインは、バッファで区切られた複数のラインセグメントにさらに分割されます。組立ラインはメインラインと供給ラインのいずれかです。

組立ライン

組立ラインの記述または名前

状況

ラインステーションオーダの状況

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • [計画]
  • [開始準備完了]
  • [完了]
注: 

状況が[計画]のラインセグメントに限り、順序付けを行うことができます。

計画開始時間

該当するセグメントのラインステーションオーダの予定開始日時。組立オーダが順序付けされている場合は、ライン順序の開始日が表示されます。

予定終了時間

該当するセグメントの先頭ラインステーションオーダの予定終了日時。

次のセグメント

組立オーダのその次のラインセグメント番号

順序付必須

このチェックボックスがオンの場合、 [計算された第 1 開始可能日]が指定された現行ラインセグメントの組立ラインの順序付けを行う必要があります。

順序付けが必要となるのは、同じセグメントで先頭ラインステーションオーダの[計画開始時間]が[計算された第 1 開始可能日]よりも前の日時に設定されている場合です。

[計画開始時間]が指定されたオーダは、予定よりも後の日時に設定されるか、またはセグメントの最後に移され、[計算された第 1 開始可能日]が指定されたラインステーションオーダの後に順序付けされます。

第 1 開始可能日

セグメントを開始できる組立オーダの開始日

必要に応じて日付を指定できます。日付がすでに取り込まれている場合は、表示されている日付よりも後の日付しか指定できません。したがって、オーダの遅延を短縮することができません。

日付を消去すると、組立オーダに関して指定された[計算された第 1 開始可能日]も消去されます。1 つまたは複数のセグメントの日付を指定した場合は、[計算された第 1 開始可能日]が再計算されます。

組立ラインのカレンダーで定義された作業時間から外れた日付が指定されている場合、その日付は次回作業日の最初の作業時間に変更されます。

計算された第 1 開始可能日

日付の計算には、[第 1 開始可能日]が使用されます。この日付計算の目的は、ラインステーションオーダの開始を遅らせることです。

他のセグメントの遅延を処理するためには、[計算された第 1 開始可能日]を算出する必要があります。計算方法は次のとおりです。

  • ラインセグメントに関して[第 1 開始可能日]が指定されており、算出された日付よりも前に[第 1 開始可能日]がある場合に限り、同じ日付が[計算された第 1 開始可能日]に取り込まれます。
  • [第 1 開始可能日]が消去されると、[計算された第 1 開始可能日]も消去され、[第 1 開始可能日]が指定された時点で再計算されます。
  • 組立ラインから別の組立ラインが提供されている場合は、親セグメントの[計算された第 1 開始可能日]を算出するために、セグメント内でそのラインステーションの前にある各ラインステーションが予定よりも前の日時に設定されます。
  • ラインセグメント上の組立オーダを予定より遅らせることができない場合は、必要に応じてその前のラインセグメントを予定よりも前の日時に設定します。その次のセグメントの日付が[計算された第 1 開始可能日]以降の場合は、値が算出されません。