組立オーダの順序化

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詳細については、次のトピックを参照してください: 組立管理 (ASC) モジュールにおけるライン順序とライン規則のタイプ.

ラインステーションごとの組立オーダの順序の生成は、シーケンスエンジンを使用する予定がない場合でも、手順において必須のステップとなります。各ラインの組立オーダの状況は、プロセスを開始する前に必ず [順序付] でなければなりません。

順序化のプロセスはロールオフラインから始まります。シーケンスエンジンの順序は、ロールオフラインから後方に向かって組立ラインを個別に順序化します。供給ラインについては、シーケンスエンジンを再実行しなければなりません。

[ライン順序のシミュレートおよび作成 (tiasl4200m000)] セッションでは、次の順序オプションが利用できます。

  • [ローカル改善]

    このチェックボックスがオンの場合、[ピボットセグメント] フィールドで選択されたセグメントの順序が最適化されます。[隣接チェック] チェックボックスをオンにして、セグメントの順序を最適化することができます。

  • [隣接チェック]

    このチェックボックスがオンの場合、指定されたセグメントの直前と直後にあるセグメントが最適化処理で考慮されます。このアクションによって、隣接セグメントに変換できる順序が生成されます。つまり、セグメント変更が可能になります。[ローカル改善] チェックボックスがオンの場合に限り、このチェックボックスをオンにできます。[一括改善] チェックボックスをオンにすると、現在のチェックボックスが自動的にオンになります。

  • [一括改善]

    このチェックボックスがオンの場合、このセッションで選択したすべてのセグメントの順序が最適化されます。

  1. 順序選択基準を定義します。

  2. [生成] をクリックし、エラーメッセージが記録されているかチェックします。必要に応じてメッセージのトラブルに対処します。生成された順序を最初に評価する場合は、[順序の確認] オプションを選択するのではなく、先に実行内容を評価してください。[順序の品質] グループボックスから実行番号を選択して [評価] をクリックします。レポートにより、各ラインセグメントの組立オーダの順序が表示されます。

  3. [確認] をクリックして、実行番号を確認します。生成された順序が保存され、これは [ラインセグメント - ライン順序 (tiasl4500m000)] セッションでラインセグメントごとに表示できます。生成された順序が保存されていることを確認します。

  4. 供給ラインの順序化について、ステップ 2 および 3 を繰り返します。

  5. [組立オーダ (tiasc2502m000)] セッションを開き、組立オーダの状況が [順序付] になっているかチェックします。関連するラインステーションオーダが引き続き [作成済] 状況となっていることを確認します。

  6. [組立オーダ (tiasc2502m000)] セッションを開き、次を確認します。

    • 状況が [順序付] となっている組立オーダにシリアル番号が付与されている
    • 完成状態ヘッダが生成されている