オプション組合せの定義

セッションの目的: オプション組合せコードとその記述を表示します。オプション組合せは、組立オーダに関連する製品オプションのグループ分けです (色やスタイルなど)。オプション組合せは、単一のオプションの場合もあれば、他の複数のオプション組合せを組み合せたものの場合もあります。

[オプション組合せ (tiasl1510m000)] セッションでオプション組合せおよびオプション組合せリストを定義するには、次の手順を実行します。

  1. オプション組合せを定義します。オプション組合せでは、次の規則があります。

    • ブロック規則

      オプション組合せリストをブロック規則として使用できます。ブロック規則によって、他のオプションの後に配置できないオプションが判別されます。

    • クラスタ化規則

      オプション組合せリストをクラスタ化規則として使用できます。クラスタ化規則では、1 つのクラスタに複数のオプション組合せを定義可能であり、これらの組合せがクラスタ化されます。オプション組合せごとに連番が付与されます。

  2. [オプション組合せリスト (tiasl1511m000)] セッションでオプション組合せリストを定義できます。

    定義済のオプション組合せを選択します。適切なメニューで [式] をクリックします。[オプション組合せ - 式 (tiasl1560m000)] セッションが開始されます。式を定義します。

論理演算子 記述
( ) 括弧は文をネストするために使用します。括弧で囲まれた文は、独立した節とみなされ、最初に計算されます。式の先頭と最後に括弧を付け、式全体を括弧で囲みます。
or、and、not 通常のブール演算子
- 空白

式の論理構造を構築する際は、所定の論理演算子が使用できます。

関係演算子を使用して、式の論理構造を構築できます。関係演算子は、特徴と [オプション] の関係を定義します。

式の論理構造を構築するには、所定の論理演算子が使用できます。

= 等しい
> より大きい
< より小さい
>= 以上
<= 以下
<> 等しくない
注: 

[オプション組合せ - 式 (tiasl1560m000)] セッションの適切なメニューで、[有効性チェック] をクリックし、定義済みの式の有効性を確認します。

例

(ボディカラー = 赤) 赤い車すべてを選択します。
(ボディカラー = 赤 _ and ホイールカラー = 緑) 車輪が緑の赤い車だけを選択します。
(ボディカラー = 赤 _ or ホイールカラー = 緑) 赤く塗装されているすべての車とホイールが緑のすべての車を選択します (このように ｢or｣ は and/or を意味します)。

オプション組合せリストの定義

[製造] > [組立管理] > [ラインセグメント] > [セグメント組合せリスト (tiasl1511m000)]を開始します。

セッションの目的: オプション組合せのリストを表示します。[ライン規則 (tiasl1570m000)] セッションでこれらのリストを使用して、特定のオプション組合せがお互い隣同士に順序付けられるのか (クラスタ化)、隣同士に順序付けられない (ブロック) のかを示す規則を定義できます。[オプション組合せリスト - オプション組合せ (tiasl1565m000)] セッションでは、各リストに含めるオプション組合せを定義できます。

このセッションでは、グループ分けする色とグループ分けの順序を指定します (たとえば、最初のグループは赤、次は青、最後は白)。これは、シーケンスエンジン規則を定義する際の入力となります。

  1. オプション組合せリストを定義します。
  2. 上記のステップで定義したオプション組合せリストを選択します。適切なメニューを使用して、[オプション組合せ] に移動します。
  3. 希望のオプション組合せを追加します。

ライン規則の作成

[製造] > [組立管理] > [ラインセグメント] > [ライン規則 (tiasl1570m000)]を開始します。

セッションの目的: 組立ラインに適用する連番規則を表示または定義します。この規則は、[ライン順序のシミュレートおよび作成 (tiasl4200m000)] セッションで違約金を計算するときに使用されます。

ライン規則定義は、一般品目とリンクする特徴およびオプションに基づきます。複数のライン規則を単独のラインセグメントにリンクできます。

詳細については、次のトピックを参照してください: 組立管理 (ASC) モジュールにおけるライン順序とライン規則のタイプ。

ラインセグメントに対するライン規則のリンク

[製造] > [組立管理] > [ラインセグメント] > [ラインセグメント (tiasl1540m000)]を開始します。

ライン規則を作成したら、ライン規則をラインセグメントにリンクします。このセグメントに対して、シーケンスエンジンが組立オーダの最適化された順序を生成します。

  1. ラインセグメントを選択します。適切なメニューで [ライン規則] をクリックします。[ラインセグメント - ライン規則 (tiasl1571m000)] セッションが開始されます。

  2. ツールバーの [新規] を選択し、ライン規則をラインセグメントにリンクします。発効日と失効日を設定します。

    それぞれ有効な日付範囲が異なる複数の規則をリンクできます。また、同じ日付範囲について、同じセグメントに複数の規則をリンクすることもできます。その場合、矛盾があれば、優先順位が高い規則が優先されます。