組立ライン構造パラメータ
パラメータの設定により、会社固有の条件に合わせてモジュールの機能を調整することができます。
導入済ソフトウェア構成要素
目的のパラメータが有効になっていることを確認します。たとえば、次のチェックボックスをオンにすることができます。
[条件]
このモジュールの使用は任意です。条件を使用するには、このチェックボックスをオンにする必要があります。[組立 (APL/ASC/ASL)]
組立計画モジュールは、製品バリアントの組立を計画したり組立管理で組立オーダを生成したりする場合に使用します。-
[製品コンフィギュレータ (PCF)]: このモジュールの使用は任意です。製品コンフィギュレータを使用するには、このチェックボックスをオンにする必要があります。
組立管理パラメータ
を開始します。このセッションは、「組立管理」 のパラメータを定義する場合に使用します。
このセッションのパラメータを変更すると、「組立管理」 モジュール全体で広範囲に影響が及ぶ場合があります。
番号グループとシリーズ: 組立管理で使用される次の要素の番号グループとシリーズを定義する必要があります。
- オーダ
- クラスタ化されたラインステーションオーダ
- ラインステーションバリアント
- 参照番号
この 4 つの番号グループおよびシリーズはそれぞれ異なっている必要があります。[番号グループ (tcmcs0151m000)] セッションの製造専用の番号グループを選択する必要があります。
一般パラメータ: 目的のパラメータを指定します。たとえば、[取引処理] パラメータは、次の目的に使用します。
- 会計取引を処理し、保管する
- 組立部品を引き当てる
- 時間および資材所要量をバックフラッシュする
[取引処理] フィールドを次の値に設定できます。
[ラインステーション基準]
大量環境の場合にこのパラメータを選択します。各ラインステーションごとにラインステーションオーダのデータが合算され、1 日当たりのクラスタ化されたラインステーションオーダ (CLSO) が 1 つ形成されます。処理は総計 (ラインステーション) レベルで行われます。ラインステーション基準の取引処理を使用すると、期間ごとに製造結果が返されます。この設定を使用できるのは、次の状況が発生した場合です。
- オリジナルの組立オーダまで遡る必要がない
- 原価が組立ラインに転記されている
- 期間別および組立ライン別に結果が計算される
[オーダ基準]
小量環境の場合にこのパラメータを選択します。組立オーダごとに計算を行うと、より具体的な情報が提供され、より多くのデータが生成されますが、その一方で組立オーダの数が多いと、パフォーマンス上の問題が発生することがあります。毎日、組立オーダごとにクラスタ化されたラインステーションオーダ (CLSO) が 1 つ作成されます。個々の組立オーダごとに、処理が行われます。オーダ基準の取引処理を使用すると、オーダごとに製造結果が返されます。
バケット定義
を開始します。
バケットは、計画とバックフラッシュに使用される時間の単位です。引当とバックフラッシュは、ラインステーションに基づく取引処理で各バケットのラインステーションごとに実行されます。つまり、1 つのバケット内のラインステーションオーダがすべて結合されます。これにより、オーダに基づく取引処理と比べて、取引の数が少なくなります。大きなバケットを使用した場合、取引の数が少なくなるので、パフォーマンスがさらに向上します。
- 適切なメニューで [[バケット定義 (tiasl1100m000)] セッションが開始されます。このセッションでは、要件に基づいてバケットを定義できます。 ] をクリックします。
- [バケット定義 (tiasl1100m000)] セッションの適切なメニューで、[ ] をクリックします。
- [バケット (tiasl1501m000)] セッションでバケットが正しく生成されているかどうかを確認します。
セグメントスケジュール
を開始します。このセッションは、セグメントスケジュールの計算と表示を行う場合に使用します。
セグメントスケジュールには、特定のラインセグメント内の作業に必要となる組立部品を工程倉庫に納入しなければならない日時を示します。ラインの各セグメントについて、オフライン期間の範囲が定義されます。期間ごとに、組立部品が必要となる日付がスケジュールされます。このため、要求オフライン日がこれらの期間のいずれかに入っている製品バリアントごとに、その日に該当するセグメントで組立部品が必要となります。このスケジュールの利点は、組立部品の製品バリアントおよびセグメントの要求オフライン日さえ分かれば、このスケジュールから組立部品所要を確認できる点にあります。
セグメントスケジュールは、特に遠い将来 (つまり、引当タイムフェンス以降で需要タイムフェンスよりも前の期間) の組立部品所要の概略計画に使用されます。このスケジュールの対象となるのは、需要タイムフェンス (引当タイムフェンスを含む) の期間全体です。セグメントスケジュールが[セグメントスケジュール (tiapl4500m000)] セッションに表示されます。