統合取引の要求例外 (tfgld4585m000)

セッションの目的: 特定の会計期間に統合取引を転記する要求を入力または承認します。

取引日に対応する会計期間が [クローズ] であるため、統合取引に関して作成できる例外要求のログと転記はできません。

統合取引の転記を義務付けられている会計年度/期間、レポート年度/期間、税金年度/期間のいずれか 1 つ以上を入力できます。[クローズ] 期間に対応するフィールドのみが有効になります。

注: 

統合取引のクローズ期間処理の基準になる期間タイプの状況がチェックされます。

[統合パラメータ (tfgld4150s000)] セッションの [期間状況のチェック対象] フィールドでデフォルトの期間タイプを選択し、[統合取引タイプ別期間処理 (tfgld4579m000)] セッションで個々の統合伝票タイプに対応する期間タイプを選択することができます。

[統合取引タイプ別期間処理 (tfgld4579m000)] セッションの [自動例外リクエスト を作成] チェックボックスがオンの場合は、自動的に例外要求が作成されます。このセッションを使用して要求を表示し、承認できます。

要求を承認するには、その要求を選択し、適切なメニューの [例外の承認] をクリックします。[統合取引の要求例外の承認 (tfgld4585m100)] セッションが開始されます。このセッションの実行権限がある場合、要求を承認することができます。

在庫処理の例外要求

倉庫で入庫を確認した場合は、ビジネスオブジェクト whinr100 に関する在庫統合取引が作成されます。入庫は生成された連番を介して識別されます。

ビジネスオブジェクト ID (生成された連番) が不明であるため、在庫統合取引の例外要求を作成できません。このため、例外要求をビジネスオブジェクト whinh310 (倉庫受取) に対して作成する必要があります。

在庫処理のタイプに応じて在庫処理を特定の期間に転記するには、次のいずれかのビジネスオブジェクトに対して例外要求を作成する必要があります。

  • 入庫 (whinh310)

    入庫番号が、ビジネスオブジェクト ID です。
  • 倉庫管理積荷と出荷 (whinh440)

    積荷番号または出荷番号が、ビジネスオブジェクト ID です。
  • 循環棚卸オーダ (whinh500)

    このオーダ番号が、ビジネスオブジェクト ID です。
  • 調整オーダ (whinh520)

    このオーダ番号が、ビジネスオブジェクト ID です。
注: 

例外要求を作成できるのは、統合伝票タイプの [クローズ期間処理] オプションが [例外処理] の場合に限ります。

連番

要求の作成済連番

ビジネスオブジェクト会社

統合取引を作成するロジスティック会社

財務会社

統合取引が転記される財務会社

ビジネスオブジェクト

要求を入力する統合取引の「ビジネスオブジェクト」

ビジネスオブジェクト ID 開始

[ビジネスオブジェクト ID 開始]フィールドと[ビジネスオブジェクト ID 終了]フィールドによって、要求の入力の対象となる取引の範囲が決まります。

オリジナル会計年度/期間

取引が作成された会計年度および期間

対象会計年度

取引を転記する必要のある対象の会計年度および期間

取引日に対応する会計期間が[オープン]の場合は、LN でその期間に取引が転記されます。年または期間、あるいはその両方を変更することはできません。

対象レポート年度

取引を転記する必要のある対象のレポート年度および期間

取引日に対応するレポート期間が[オープン]の場合は、LN でその期間に取引が転記されます。年または期間、あるいはその両方を変更することはできません。

対象税金年度

取引を転記する必要のある対象の税金年度および期間

取引日に対応する税金期間が[オープン]の場合は、LN でその期間に取引が転記されます。年または期間、あるいはその両方を変更することはできません。

要求者

要求を入力した従業員

理由

要求の理由要求を保存する前に、理由を入力する必要があります。

記述

コードの記述または名称

日付まで承認済

承認の失効日時

この日付と時刻を経過すると、例外が適用できなくなります。

承認者

要求を承認した従業員