業務フロー別統合取引の出力 (tfgld4482m100)
セッションの目的: 統合取引のレポートを、ビジネスオブジェクトの範囲および追加基準に基づいて出力します。このセッションでは、ユーザ定義可能な ASCII ファイルや XML ファイルを作成して、Excel、Access、およびその他のレポートツールにインポートすることもできます。
このセッションは、選択したビジネスオブジェクトの限定されたセットに関して、1 次および派生の統合取引と調整取引をすべてリストするように設計されています。
選択を指定するには
- [1 次選択] タブの [ビジネスオブジェクト] フィールドで、該当するビジネスオブジェクト ([購買オーダ] など) を指定します。
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次のいずれかを指定します。
- 特定オーダの選択。[特定オーダの選択] チェックボックスおよび [ ] ボタンを使用します。
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限定された範囲のオーダの選択。[ビジネスオブジェクト ID] の [開始] フィールドと [終了] フィールドを使用します。
後者のケースでの限定されたの意味は、組織の特性、および特定の選択領域内の 「tfgld482」 テーブルと 「tfgld495」 テーブルのサイズに応じて決まるということです。これに関しては、組織で独自のユーザガイドラインを定義してください。
- 1 次選択の範囲を絞るには、[追加出力基準] タブでその他の基準を指定します。
- 1 次選択
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- 設定
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- 通貨
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[通貨 (tcmcs0102m000)] セッションで該当する通貨を選択します。
- 為替レートタイプ
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通貨為替レートをグループ化する方法。異なる通貨為替レートを複数の請求先取引先および/または取引タイプ (購買、販売など) に割り当てることができます。
- 財務レポート
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- 財務レポート
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このチェックボックスがオンの場合、 [フレキシブルレポート]タブに「フレキシブルレポートコード」を入力して、出力ファイルを作成できます。
- レポートディメンション
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元帳勘定に対する最大 12 の分析勘定基準の 1 つ
- 元帳勘定別合計を出力
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このチェックボックスがオフの場合、元帳勘定別の合計額が出力されます。
- 金額を取引通貨で表示
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このチェックボックスがオンの場合、金額が取引通貨で表示されます。
- 1 次選択
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- ビジネスオブジェクト会社
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ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。
管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。
- ロジスティック会社
- 財務会社
- ロジスティック会社であり財務会社でもある会社
複数会社構造では、各種データベーステーブルのいくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。
- ビジネスオブジェクト
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財務統合取引処理の文脈において、ビジネスオブジェクトは、品目、購買オーダ、取引先、または出庫のようなロジスティックエンティティまたはロジスティックイベントとなります。
- ソート位置別出力
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このチェックボックスがオンの場合、レポート出力はソート位置別に出力されます。このチェックボックスがオフの場合、ソート位置における重複取引の出力が禁止されます。
- 特定オーダの選択
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このチェックボックスがオンの場合、 [
]ボタンをクリックして、特定オーダの範囲を指定できます。 - ビジネスオブジェクト ID
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特定のビジネスオブジェクトを識別する一意のコード。たとえば、[購買オーダ]ビジネスオブジェクトのビジネスオブジェクト ID は購買オーダ番号です。
注:必ずビジネスオブジェクト ID の限定された範囲を指定してください。全範囲は指定しないでください。
- 位置
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ビジネスオブジェクト内の会計取引をソートするために使用される値。LN では、すべてのビジネスオブジェクトについてビジネスオブジェクトの一部のプロパティの値からソート位置を作成します。たとえば、輸送オーダクラスタのソート位置はクラスタライン、在庫処理のソート位置は在庫処理連番です。
- 追加出力基準
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- 取引日
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販売オーダまたは入庫のような取引を作成したときに入力する日付。取引日は、現在の日付と等しくなるのが一般的です。取引日が現在の日付と異なるのは、前日付取引および期日前取引の場合だけです。内部的には、取引日は UTC 時間で登録されます。
- 統合伝票タイプコード
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財務会計への統合取引のマッピングと転記および財務会計調整のための作業管理取引のタイプを表します。
LN が提供する統合伝票タイプには、それぞれ対応するビジネスオブジェクトが関連付けられています。例: さまざまな販売オーダ取引のための統合伝票タイプには、[販売オーダ]ビジネスオブジェクトがリンクされています。
- 会計期間
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会計年度
- 会計期間
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会計期間
- 会計伝票
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伝票の識別に使用するユーザ定義の 3 桁のコード。取引タイプにリンクされたシリーズは伝票に連番を付与します。
- 会計伝票
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取引の ID
伝票コードは次の組合せです。
- 取引タイプコード
- シリーズ番号
- 連番
- 会計伝票ライン
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取引ライン
注:このフィールドが使用できるのは、単一伝票が選択されている場合だけです。
- 元帳勘定
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財務取引を記録したり、レポートや分析用に取引金額を累計する目的で使用する登録。元帳勘定では、取引を収益、費用、資産、負債などに分類します。
- ディメンション
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元帳勘定上の縦欄を見るための元帳勘定に対する分析勘定。ディメンションは元帳勘定情報を特定するために使用されます。
- ディメンション
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元帳勘定上の縦欄を見るための元帳勘定に対する分析勘定。ディメンションは元帳勘定情報を特定するために使用されます。
- 調整要素
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取引を調査して調整を行うために使用できるロジスティック取引のプロパティ。調整要素はビジネスオブジェクトのマッピング要素に対応します。
- 開始/終了要素値
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「調整要素」の値
- フレキシブルレポート
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- オプション
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- フレキシブルレポートコード
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[フレキシブルレポートコード (tfgld0592m000)] セッションで選択された、該当する「フレキシブルレポートコード」
- 選択の詳細を出力
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このチェックボックスがオンの場合、使用された選択基準で 1 ページのレポートが出力されます。
- XML フォーマットの作成
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このチェックボックスがオンの場合、 XML ファイルが作成されます。
このチェックボックスがオフの場合、ASCII ファイルが作成されます。
- 設定
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- セパレータ
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出力ファイルでカラムセパレータとして使用する文字
デフォルト
「|」
- エクスポートロケーション
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必要に応じて[ローカルシステム]または[サーバ]を選択します。
- エクスポートディレクトリ
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ブラウズボタンをクリックし、[フォルダーの参照]ダイアログボックスでディレクトリを選択します。
- エクスポートファイル名
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ブラウズボタンをクリックし、[開く]ダイアログボックスで、選択したディレクトリ内のファイルを選択します。