仮払金/前払金を請求書に割当 (tfcmg2106s000)
セッションの目的: 前払金や仮払金を購買請求書にリンクします。
仮払金または前払金を支払スケジュールラインに割り当てると、次の処理が実行されます。
- 未実現為替差がスケジュールラインレベルで計算/転記された場合または未実現為替差の計算が行われなかった場合は、そのスケジュールラインの未実現為替差が振り戻され、実現為替差が計算/転記されます。スケジュールラインの一部支払割当の場合は、金額が特定のスケジュールラインで均等に処理されます。
- 未実現為替差が請求書レベルで計算/転記された場合は、未実現為替差が請求書レベルで振り戻され、実現為替差が請求書レベルで転記されます。
各伝票に同じ通貨およびレートが使用されている場合には、仮払金や前払金をあるものから別のものに割り当てることもできます。
前払金を経費に割り当てるには、新規をクリックします。[割当タイプ] フィールドで [経費] を選択します。次に、[割当の支払額の入力 (tfcmg2119s000)] セッションで詳細を入力できます。詳細については、前払金に従業員の経費を割り当てるにはを参照してください。
このセッションを開始するには、[銀行取引 (tfcmg2500m000)] セッションの [伝票] フィールドで [仮払金] を選択します。
支払権限
選択された購買請求書の支払が未承認の場合、警告が表示されます。
- 残余額 (源泉徴収税込)
-
源泉徴収税額を含む残余残高
- 残余額 (源泉徴収税込)
-
源泉徴収税額を含む残余残高を表す通貨
- 請求書詳細
-
- 請求元取引先
-
請求元取引先のコード
- 会社
-
購買請求書のリンク先となる会社
- 伝票
-
「取引タイプ」に関連付けられた伝票番号。この番号は購買請求書の識別に使用されます。
- 銀行参照
-
各請求書を参照するために銀行により使用される一意の番号。銀行参照番号には 20 桁以上の文字列を指定できます。また、数値チェックを実行してその妥当性チェックが可能になるように構成することができます。
銀行参照番号を (振込用紙を使用する場合は特に) 支払/回収取引に重要な要素であるとみなす国もあります。使用した銀行参照番号は、請求書伝票、(適用可能な場合は振込用紙)、および支払伝票に出力する必要があります。
- 伝票
-
購買請求書の「取引タイプ」
- 残高 (請求通貨)
-
請求通貨で表される請求額の残高
- 割当タイプ
-
請求書にリンクされている割当のタイプを示します。
指定可能な値
- 自動
-
最大となる金額を基準に、回収額から全請求額を控除するか、または請求額から全回収額を控除します。
- なし
-
前受金は、請求書に割り当てられません。
- マニュアル
-
回収額の一部が請求書に割り当てられます。割当額、割引額、遅延回収の延滞金利のほか、どのような回収差額も入力することができます。
- 現預金回収差異
-
請求額が現預金回収で清算されます。
- 経費
-
前払金が従業員の経費で清算されます。
注:この値を [経費] として設定できるのは、[新規] オプションを使用してこのセッションでデータを作成した場合だけです。
- 割当
-
このチェックボックスがオンの場合、請求額が割当対象として選択されます。
- ライン
-
購買請求書のライン番号
- スケジュールライン番号
-
支払スケジュールのライン番号
「出荷に対する回収」を使用している場合、この番号は出荷を示します。
- 伝票日付
-
請求書が作成された日付
- 期日
-
請求書の期日
- 発注先請求書番号
-
発注先が請求書の識別に使用する番号
- 請求額
-
合計請求額
- 通貨
-
購買請求書で使用される通貨
- 金額 (銀行通貨)
-
- 割当金額(銀行通貨)
-
請求書に割り当てられる銀行通貨での金額
- 課税国
-
「課税国」のコード
- 税額 (支払通貨)
-
支払通貨で表される請求書の税額
- 金額 (請求通貨)
-
- 割当金額(自国通貨)
-
自国通貨で請求書に割り当てられる金額
- 割引額
-
請求書で適用された割引額
[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[許容範囲を越える割引をブロック] チェックボックスがオンの場合、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで定義された割引率を超える割引は、ユーザによる入力または受入が許可されません。
- 支払割引(自国通貨)
-
自国通貨での割引額
- 割引日
-
請求書で割引が適用された日付
- 延滞金利
-
延滞金利額
- 延滞金利(自国通貨)
-
自国通貨で表される延滞金利額
- 支払遅延日
-
この日付が経過した後で延滞金利が計算されます。
- 支払差額
-
請求額と支払額との差異。支払差額は、ユーザ定義範囲内にある場合、自動的に承認して償却できます。
支払差額の金額と割合がいずれも [現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションまたは [支払権限 (tfcmg1100m000)] セッションで定義された許容範囲内に収まる必要があります。
- 支払差額(自国通貨)
-
自国通貨で表される「支払差額」
- 残余額
-
請求書に割当可能な仮払金/前払金の残余額
- 通貨
-
仮払金/前払金の残余額を表す通貨
- キャッシュフロー理由
-
現預金取引の種類を表します。[キャッシュフロー]タイプの理由コードをリンクさせた取引は、キャッシュフロー計算書に含められ、キャッシュフロー理由別にソートされます。
- 取引参照
-
「参照」テキスト
- ブロック済
-
請求書がブロックされている場合には、このフィールドに請求書の状況が表示されます。
- 源泉徴収税適用可能
-
このチェックボックスがオンの場合、請求書に源泉徴収税が適用されます。
- 総額
-
請求額および源泉徴収税額を含む合計額
前払金で源泉徴収税額が許可されている場合、総額は請求額と等しくなります。
前払金での源泉徴収税が許可されるのは、[現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)] セッションの[前払金の源泉徴収税]チェックボックスがオンの場合だけです。
- 源泉所得税
-
源泉所得税金額
- 源泉徴収社会献金
-
源泉徴収社会献金金額
- 社会献金 (会社経費)
-
社会献金 (経費) 金額