販売請求書訂正 (tfacr2110s000)
セッションの目的: 販売請求書訂正をメンテナンスします。
バッチを転記した後に請求書を修正した場合は、販売請求書訂正を作成する必要があります。
このセッションには、訂正を入力します。修正は、総勘定元帳に転記されます。
例
販売請求書訂正の転記例を以下に示します。
請求書 93000001 の金額 1200.00 が 1300.00 に変更されます。未決済項目ファイルに、以下のデータが書き込まれます。
請求書 | 請求額 | 未決済金額 |
INV 93000001 | 1200.00 | 1300.00 |
INV 93000001 の訂正 | 100.00 |
追加ラインがここで請求書に追加されます。これは訂正金額に適用されます。
- 伝票
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「取引タイプ」 (請求書 ID の一部)取引タイプおよび伝票番号は、既存の販売請求書または貸方票の選択に使用されます。
- 伝票
-
「伝票」番号 (請求書 ID の一部)この伝票番号は、既存の販売請求書または貸方票を選択するために取引タイプとの組合せで使用されます。
- 銀行参照
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銀行参照番号を使用する場合は、これが請求書の銀行参照番号となります。
- 請求先取引先
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この請求書の受取側として現在登録されている請求先取引先
- 月次請求書にリンク
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このチェックボックスがオンの場合、請求書は「月次請求書」に含まれます。
[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションの [MBI の送信]チェックボックスがオンの場合、このチェックボックスはデフォルトでオンになります。
- オリジナル回収先取引先
-
販売請求書を「ファクタリング」する場合、これはオーダの請求先取引先にリンクされた回収先取引先です。
ファクタリング対象の販売請求書または貸方票を訂正することはできません。
- 回収先取引先
-
請求先取引先に関連する回収先取引先
- 回収先取引先
-
コードの記述または名称
- 販売タイプ
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販売オーダの「販売タイプ」
- 外部請求書
-
金税システムの外部請求書番号または顧客請求書番号
注:このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの[中国]または[自己請求 (販売)] チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。
- 金額
-
合計請求額および合計税額が表される請求通貨
- 金額
-
請求通貨で表された旧請求額。この請求額は、[販売請求書 (tfacr1110s000)] セッションで選択済の請求書に関して定義されています。
- 金額 (自国通貨)
-
自国通貨。[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。
- 金額 (自国通貨)
-
いずれかの自国通貨で表された旧請求額。[ツール] メニューから [通貨変換] を選択して自国通貨を切り替えます。
- 課税国/コード
-
[販売請求書 (tfacr1110s000)] セッションの[課税国/コード]フィールドで、選択した請求書にリンクされた課税国
課税国を使用すると、特定の国に関連する税額計算を、別の国にある会社に対して使用できます。
- 税金コード
-
[販売請求書 (tfacr1110s000)] セッションで、選択された請求書用に定義した税金コード。
このフィールドが空の場合、税金は一切請求書上で計算されないか、または取引ライン別に税金計算が行われます。この税金コ-ドはさらに[販売請求書 (tfacr1110s000)] セッションの[税額計算レベル]フィールドに指定されます。
- 請求先取引先
-
選択された請求書にリンクされている請求先取引先コード
デフォルト
デフォルト値は旧請求先取引先コードです。
以下の場合、コードを変更できません。
- 貸方票の場合
- 調整や支払など、選択した請求書に対する未決済品目に追加ラインがある場合
この場合、新規取引先コードは常に旧取引先コードと一致します。
- 回収先取引先
-
旧取引先に代わる新規の回収先取引先
- 回収先取引先
-
# コードの記述または名称
- 課税国/コード
-
新しい請求書データに適用される課税国コードを入力します。
税金コードと組み合せて、新しい修正済の請求額に対する税額を計算することができます。
- 課税国/コード
-
旧税金コードを置き換える必要がある新しい税金コードを入力できます。この税金コードを使用することによって訂正済の請求額に対する税額が計算されます。
指定可能な値
この税金コードは、[国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションで選択された課税国にリンクされている必要があります。
注:この請求書の税金が請求書ヘッダレベルで計算される場合は、税金コードを入力できます。レベルは、[販売請求書 (tfacr1110s000)] セッションで定義します。
[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている場合は、[伝票別税金登録 (tfgen1100m000)] セッションでオリジナル販売請求書の税金登録データを定義する必要があります。
- 訂正伝票
-
転記される訂正の「取引タイプ」
[取引 (tfgld1101m000)] セッションで選択された取引タイプが入力されます。
- 訂正伝票
-
請求書にリンクされている伝票番号を入力します。請求書訂正はこの番号に転記されます。
デフォルト
デフォルトでは、使用されていない最初の伝票番号が入力されます。