範囲別購買請求書の照合/承認 (tfacp2280m000)
セッションの目的: 複数の請求書の照合/承認をまとめて同時に実行できる「バッチ」手順を使用して、一連の購買請求書の照合/承認を実行します。
この手順は、たとえば一連の請求書の照合前に商品の受取りを待つ必要がある場合に有用です。
選択範囲を定義した後、自動承認手順の結果発生する取引入力の日付および期間を定義します。
[請求書の承認] チェックボックスをオンにすると、取引が総勘定元帳に転記されるバッチが作成されます。このバッチの参照を入力できます。
承認処理が完了すると、使用されたバッチの番号が表示されます。
正常に照合された請求書のレポートが出力されます。エラーが発生した場合は、エラーメッセージがエラーログに追加されます。エラーメッセージを表示するには、[エラーログ (tfacp2580m000)] セッションを使用します。
購買請求書の承認
オーダ関連の購買請求書の支払承認が必要であり、購買請求書に関してデフォルトの保留理由と割当承認者が定義済の場合は、[保留理由] フィールドにデフォルトの保留理由が入力され、[割当承認者] フィールドにデフォルトの割当承認者が入力されます。保留理由および割当承認者は、ユーザによる変更が可能です。
請求書を処理するには、割当承認者が保留理由を削除する必要があります。
- 請求書取引タイプ
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 処理対象となる請求書の「取引タイプ」
- 請求書伝票
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 処理対象となる請求書の伝票番号
- 請求元取引先
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 購買請求書の処理対象となる請求元取引先
- 請求回収日
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[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 処理対象となる請求書の回収日
- 請求書の承認
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このチェックボックスがオンの場合、可能な限り、定義した範囲内の照合済請求書が承認されます。
- 請求書の照合
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このチェックボックスがオンの場合、指定した選択範囲内の購買請求書が照合されます。請求書の照合が完了した後で、[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの [税金整合性をチェック] チェックボックスがオンになっている場合に、Infor LN で税金整合性チェックが実行されます。
注:税金に整合性がない場合は、Infor LN で、税金整合性に関連したラインが [エラーログ (tfacp2580m000)] セッションに追加されます。
- 請求書の照合
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使用している照合方法。[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの 自動照合 チェックボックスがオンの場合は、[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの [自動照合手順] フィールドで選択された照合方法がデフォルトで表示されます。
- 取引ログ完了
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このチェックボックスがオンの場合、処理結果としての照合または承認ごとにログエントリが取引ログに記録され、発生したエラーもすべて記録されます。
取引ログを出力するには、[レポートを出力]チェックボックスをオンにします。
- デフォルト照合手順を使用
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このチェックボックスがオンの場合、 [請求元取引先別自動照合設定 (tfacp0107m000)] セッションの[自動照合手順]フィールドで選択したデフォルト照合手順が使用されます。
このチェックボックスがオフの場合、 [請求書の照合]フィールドで請求元取引先のデフォルト照合手順を選択できます。
注:購買請求書の請求元取引先に自動照合設定が定義されていない場合、[買掛金パラメータ (tfacp0100m000)] セッションの[自動照合手順]フィールドで選択した照合手順が使用されます。
- レポートを出力
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このチェックボックスがオンの場合、取引ログレポートが出力されます。
エラーが発生した場合は、エラーメッセージがエラーログに追加されます。エラーメッセージを表示するには、[エラーログ (tfacp2580m000)] セッションを使用します。
- 出力しない開始日
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伝票日付がこの日付以降の請求書の回収不足によるエラーメッセージはレポートに出力されません。その他のタイプのエラーは常に出力されます。
たとえば、商品を受け取っていない購買オーダの最近の請求書にこのオプションを使用すれば、入庫に関連しないエラーのみを出力することができます。
- 取引入力日
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選択済請求書の自動承認の結果として発生する取引入力の日付
- 会計期間
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取引の転記が必要な会計年度
- 期間セパレータ
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取引の転記が必要な「会計期間」
- レポート期間
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取引のレポート期間の年度
指定可能な値
買掛金モジュールでは、選択された期間の状況が 「オープン」 でなければなりません。
このフィールドにアクセスできるのは、[グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションの[レポート期間]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 期間セパレータ
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取引のレポート期間の期間
指定可能な値
買掛金モジュールでは、選択された期間の状況が 「オープン」 でなければなりません。
このフィールドにアクセスできるのは、[グループ会社パラメータ (tfgld0101s000)] セッションの[レポート期間]チェックボックスがオンの場合のみです。
- 税金期間
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承認済取引に関連する税金データの転記が必要な税金期間
- 期間セパレータ
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承認済取引に関連する税金データの転記が必要な税金期間
指定可能な値
買掛金モジュールでは、選択された期間の状況が[オープン]でなければなりません。
- バッチ参照
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バッチの参照を入力します。
[請求書の承認]チェックボックスをオンにすると、取引が総勘定元帳に転記される承認バッチが作成されます。
- バッチ別購買請求書
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取引を総勘定元帳に転記するバッチの番号
[請求書の承認]チェックボックスをオンにすると、取引が転記されるバッチが作成されます。承認処理が完了し、転記が行われた後で、バッチ番号が表示されます。
- 保留理由
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請求書の支払をブロックするために購買請求書に関連付けられるコード
オーダ関連の購買請求書の支払承認が必要であり、購買請求書に関してデフォルトの保留理由が定義済の場合は、デフォルトの保留理由が入力されます。
請求書を処理するには、割当承認者が保留理由を削除する必要があります。
- 割当承認者
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登録済請求書から保留理由を削除し、以降の処理のために請求書を発行する、担当者または担当部署
オーダ関連の購買請求書の支払承認が必要であり、購買請求書に関してデフォルトの保留理由と割当承認者が定義済の場合は、デフォルトの割当承認者が入力されます。
請求書を処理するには、割当承認者が保留理由を削除する必要があります。
- 承認可能期限
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その日までに請求書を承認しなければならない最終の日付