受取済購買請求書 (tfacp1500m000)

セッションの目的:受取済購買請求書」を表示しメンテナンスします。

LN は、請求書を受け取ると、このセッションにおいて新たな取引を作成することなく請求書を即座に記録します。これらの請求書を請求書登録にコピーして、請求書処理ができるようにすることができます。そのためには、[購買請求書入力 (tfacp2600m000)] セッションの適切なメニューで [受取済購買請求書のコピー] をクリックします。購買請求書をコピーすると、伝票番号が [請求書にコピー済] フィールドに表示されます。

[新規作成] ボタンをクリックしてレコードを作成します。詳細セッションが開始されます。請求書明細を入力できます。レコードを記録すると、請求書状況が [ドラフト] に変わります。

請求書をコピーせずに買掛金モジュールから削除するには、請求書状況を [取消済] に設定します。

[コピー済/取消済購買請求書の削除 (tfacp1200m000)] セッションで請求書を削除できます。

注: 

請求書および同じ発注先のその他の請求書を入力したときに、発注先請求書番号がすでにある場合は、メッセージが表示されます。重複請求書 (tfacp2504m000) セッションを実行するには、このメッセージ内のボタンをクリックします。

伝票詳細
伝票

伝票番号は、請求書が仮に記録される連番です。請求書を正式に登録する場合、請求書を「取引タイプ」との組合せで別の番号に割り当てることができます。

取引先とのリンク
参照ライン

支払伝票を請求書に添付する場合、このフィールドに支払伝票参照ラインが入力されている必要があります。

取引先

組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。

購買タイプ

購買の「購買タイプ」

購買/輸送オーダ関連の請求書について最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、次の順序で購買タイプがチェックされます。

  1. 未照合オーダラインの購買タイプ
  2. [購買タイプの例外 (tcmcs2103m000)] セッションでの請求元取引先および購買オーダ発注元に関する購買タイプ。明細フィールドの多くは空欄のままです。
  3. 請求元取引先に属する取引先グループのデフォルト購買タイプ

最も具体的なデフォルト購買タイプを取得するために、請求元取引先の取引先グループのデフォルト購買タイプが調べられます。

発注先請求書

請求元取引先が選択済の請求書を登録している番号。請求書支払時には、この番号が支払参照として出力されます。

請求書受取日

会社が請求書を回収した日付

参照

内部参照用に使用されるテキストを入力できます。

注: 

このフィールドの値は、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションからデフォルト設定されます。

請求日

請求書が出力される日付

為替レート
通貨

請求額通貨

レート換算基準

換算レートを決定するための日付を指定する方法

決定した換算レートに基づいて、構成プロセスで外国通貨の総額が自国通貨に換算されます。

金額

請求額

為替レート

通貨を別の通貨に交換できる金額。つまり、特定の時間にある通貨で別の通貨を購入する金額

自国通貨での請求額

金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。

複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。

自国通貨での請求額

自国通貨で表示された請求額

表示された為替レートおよびレート係数を使用して、取引通貨を自国通貨に変換します。

ディメンション
統制勘定

取引の転記先となる統制勘定

LN では、財務取引先グループから統制勘定が派生します。

ディメンション

取引の転記先となる「ディメンション」

ディメンション記述

ディメンションの記述

支払詳細
支払詳細
延滞金利

商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。

支払/条件

請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
支払/回収方法

支払 (購買請求書) または入金 (販売請求書) の作成に使用される方法です。

支払方法には、次の項目などの詳細が定義されています。

  • 最高額
  • 期日
  • 外国通貨を許容するかどうか、およびレポートに出力する必要のあるその他の詳細

これらはオーダまたは請求書上で変更可能なデフォルト値です。

銀行参照

銀行参照番号を使用する場合は、これが請求書の銀行参照番号となります。

銀行

請求元取引先の取引銀行

支払スケジュールが請求書にリンクされている場合、このフィールドは空です。銀行は支払スケジュールラインごとに個別に決定されます。

請求書詳細
テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

請求書状況

請求書の状況

請求書にコピー済

コピーされた請求書の伝票番号の「取引タイプ」部分

請求書にコピー済

コピーされた請求書の「伝票」番号

注: 

状況が[ドラフト]または[取消済]の請求書については、このフィールドに 「0」 (ゼロ) が表示されます。