一括資産移動

一括移動は、多くの資産を同時に移動する点が、単独の資産移動と異なります。一括資産移動は計上後のいつでも行うことができます。移動では資産はソース資産/分類から宛先資産/分類に移動します。LN では、選択した資産に関して指定されたすべての帳簿が移動され、移動先資産で必要となるすべての帳簿が追加作成されます。詳細については、｢資産帳簿の移動｣ のトピックを参照してください。

選択した資産のすべてまたは一部を移動できます。完全移動では、LN は選択したすべての資産の合計数量を移動先資産に移動します。一部移動では、LN は各資産の一部を移動先資産に移動し、一部を移動元資産に残します。一括移動の他のオプションはすべて、単独の資産移動と同じです。

移動については発効日を指定します。移動日が前の期間内にある場合は、LN で、移動元資産に関して移動日から現在までに行われた減価償却をすべて振り戻す必要があります。

移動元分配ラインをどこに移動するかを LN に伝えるために、分配ラインの情報をマッピング体系として入力できます。たとえば、所在がニューヨークになっているレコードを入力し、この資産をサンフランシスコに移動するとします。資産配分レコードのマッピング体系が見つからない場合、LN は移動元配分情報を使用して移動先資産配分レコードを作成します。