変換ルール
この章では、通貨初期化中に次のタイプのフィールドの変換に使用される変換ルールまたは変換機能について説明します。
- 通貨フィールド
- 金額フィールド
- レートフィールド
- レート係数フィールド
- レート換算基準フィールド
変換先の通貨システムによって、変換後にデータを登録する方法が決まります。通貨初期化の後、登録済データがすべての内部関係で一致していなければなりません。つまり、データ変換方法は、変換先の通貨システムによって異なります。
変換する必要のないデータは、通貨初期化の対象外となります。このため、自国通貨を変更した際にデータ変換が必要かどうかも LN で決定されます。
たとえば、変換前のレポート通貨 1 が変換後にレポート通貨 2 になる場合は、レポート通貨 1 の金額と為替レートがデータベース内のレポート通貨 2 の位置にコピーされます。金額とレートの再計算は必要ありません。
どの標準通貨初期化変換ルールを使用しても変換できないフィールドでは、別の DLL で特定の通貨初期化要件が扱われます。