ユーロ初期化タイプ

通貨初期化機能を使用して、ユーロを新規の参照通貨および現地自国通貨として初期化することができます。利用可能な通貨初期化機能は次のとおりです。

  • 内部通貨初期化。この機能を使用すると、次の処理を行うことができます。

    • 参照通貨および現地自国通貨をユーロに変更する

      既存の自国通貨のいずれかをユーロに変更するか、通貨システムを変更してユーロを自国通貨に追加する必要があります。標準通貨システムの場合は、参照通貨がユーロでなくてもかまいません。
    • ユーロを自国通貨に追加する

      ユーロを自国通貨に追加できるように、通貨システムを変更する (たとえば、単一通貨から複数通貨に変更する)
  • 外部ユーロ初期化。これには、次の 2 種類があります。

    • 取引先に関連した外部初期化。これを使用すると、選択された一連の取引先に関して、デフォルトのオーダおよび契約の通貨を [通貨 (tcmcs0102m000)] セッション内の EMU 通貨建ての通貨からユーロに変更することができます。
    • 取引先に関連していない外部初期化。これを使用すると、取引先に直接関連していない取引通貨建ての金額を変更することができます。これには、品目購買価格や価格表などがあります。

外部換算

また、外部ユーロ換算機能を 財務会計 で使用すると、EMU 通貨建ての通貨での未決済請求書に関して、支払通知、利息請求書、現預金予測、およびレポートをユーロ建てで生成することもできます。