事前定義値に基づいた手形分割データ
取引先ごとに、[回収先取引先 (tccom4114s000)] セッションで以下のように手形分割データを指定できます。
取引先に指定された事前定義の値
手形金額を分割するには、[手形の分割方法] フィールドで [事前定義の値] オプションを選択します。
事前定義値に基づいた分割データ
発注先から会社の会計士に対し、1 つの取引で受け取る手形の最大数および手形の額面金額について指示されることもあります。
たとえば、発注先が 1 つの請求書に対して 4 枚以上の手形を希望しない場合などがあります。請求額が 100,000 ユーロまでの場合、この金額は 25,000 ユーロの手形に分割されます。請求額が 1,000,000 ユーロまでの場合、この金額は 100,000 ユーロの手形に分割されます。このような例があります。
次のテーブルは、この契約のデータを示しています。すべての値は、現地通貨で表しています。
金額上限 | 手形の額面 | 最大数 |
---|---|---|
100,000 | 25,000 | 4 |
1,000,000 | 100,000 | 4 |
10,000,000 | 1,000,000 | 4 |
このデータに基づいて、85,000 ユーロの請求書は次のようになります。
- 25,000 ユーロの手形が 3 枚作成されます。
- 残余金額は、10,000 ユーロで 1 枚作成されます。
手形の最大数が 3 の場合、85,000 ユーロの請求書は次のようになります。
- 25,000 ユーロの手形が 2 枚作成されます。
- 残りの金額は 30,000 ユーロで 1 枚作成されます。