販売契約 (tdsls3500m000)
セッションの目的: 販売契約ヘッダの表示、入力およびメンテナンスを行います。
以下をクリックすると、このセッションを詳細モードで開始できます。
- [販売契約 (tdsls3500m000)] 概要セッションの適切なメニューの [ ]
- [販売契約 (tdsls3600m000)] セッションの [ ] メニュー上の契約の詳細
レコードをダブルクリックするか、新規ボタンをクリックすると、販売契約 (tdsls3600m000) セッションが開始されます。
[
] メニューのソート基準をクリックすると、このセッションが別の方法で表示されます。その結果、セッションのタイトルバー、列順、および表示フィールドの数が変わります。- 契約
-
販売契約を識別する契約番号
- 販売先取引先
-
企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
注:販促契約を定義したい場合は、このフィールドを空白のままにして[契約タイプ]フィールドを[特別契約]に設定する必要があります。
- 契約タイプ
-
契約タイプにより、契約が通常契約か特別契約かが示されます。
- 顧客オーダ
-
オーダまたは販売先取引先別契約に割り当てられた番号(販売先取引先の購買契約番号など)。顧客オーダ番号は、販売契約ラインを識別するために使用できます。
注:[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客オーダをスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドの値を指定できます。この値は、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションのデフォルトになります。
- 偏差のある顧客オーダへのアクション
-
受信販売発行の顧客オーダが指定され、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの[顧客オーダ]と異なる場合に開始する必要があるアクション
注:このフィールドは、[顧客オーダ]フィールドに顧客オーダ番号が指定されている場合にのみ有効になります。この値は、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの[偏差のある顧客オーダへのアクション]フィールドのデフォルトになります。
指定可能な値
- ブロック
-
販売発行を販売スケジュールに変換することはできません。販売発行で顧客オーダ番号を更新するか、販売発行にリンクされた顧客オーダの新しい契約ラインを作成する必要があります。
- 販売発行の継続
-
販売発行の[顧客オーダ]は、販売契約ラインの顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 販売契約の継続
-
販売契約ラインの[顧客オーダ]は、販売発行の顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 偏差のある空の顧客オーダへのアクション
-
受信販売発行の顧客オーダが指定されておらず、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションの指定された[顧客オーダ]と異なる場合に開始する必要があるアクション
注:このフィールドは、[顧客オーダ]フィールドに顧客オーダ番号が指定されている場合にのみ有効になります。この値は、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションのデフォルトになります。
指定可能な値
- ブロック
-
販売発行を販売スケジュールに変換することはできません。販売発行で顧客オーダ番号を更新するか、販売発行にリンクされた顧客オーダの新しい契約ラインを作成する必要があります。
- 販売発行の継続
-
販売発行の[顧客オーダ]は、販売契約ラインの顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 販売契約の継続
-
販売契約ラインの[顧客オーダ]は、販売発行の顧客オーダではなく販売スケジュールで使用されます。
- 顧客契約参照
-
品目のモデル、部品、または年度と、販売先取引先を含む識別子。この参照は、販売契約ラインを識別するために使用されます。
注:[販売スケジュールパラメータ (tdsls0100s500)] セッションの顧客契約参照をスケジュールに使用チェックボックスがオンの場合にのみ、このフィールドの値を指定できます。この値は、[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションのデフォルトになります。
- 条件 ID
-
販売契約にリンクされた条件合意
- 契約額
-
契約に記録されている商品の合計値
このフィールドの値は、[フリー]および[有効]の状況を持ち、リンクされているすべての契約ライン金額の合計です。
契約ライン金額は、次の式で計算されます。
合意数量 × 価格 - 値引
- 契約日
-
契約がシステムに入力される日付
- 契約状況
-
販売契約の状況
各契約状況の注意事項は次のとおりです。
-
[フリー]
契約を作成すると、その契約の状況が自動的に[フリー]に設定されます。契約の状況が[フリー]の場合、その契約に変更を加えることができます。 -
[有効]
[有効]状況の契約には、販売オーダ、スケジュール、または見積をリンクできます。状況が[有効]で、[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[契約状況変更は常時可]チェックボックスがオフに設定されている場合、その契約を無効化することはできません。 -
[終了]
契約が終了すると、その契約は使用できなくなります。
各契約に状況を割り当てるには、次のコマンドを使用します。
- [ ]
- [ ]
- [ ]
注:[販売契約ライン (tdsls3501m000)] セッションでは次のことができます。
- ヘッダ状況とは無関係に、契約ラインレベルで状況をメンテナンスする
- [フリー]状況および[有効]状況の販売契約に新しい契約ラインを入力する
-
- 内部販売担当
-
内部販売担当者
注:- デフォルト値は[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションの[内部販売担当]の値です。
- まず、[従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションで従業員を登録しておく必要があります。
- 販売オフィス
-
取引先の販売関係を管理するために、会社のビジネスモデル内で明らかにされている部署。販売オフィスは、組織の販売活動の責任を負う保管場所を識別するために使用します。
デフォルト
販売契約を入力すると、販売オフィスを[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションから取得します。この値は変更できます。販売オフィスが[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで見つからない場合、[販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000)] セッションが検索されます。販売オフィスが[販売ユーザプロファイル (tdsls0139m000)] セッションでも検出できない場合は、販売オフィスは定義されません。その結果、デフォルトの販売オフィスを取得できません。
- オーダタイプ
-
同じ手順 (オーダステップのシリーズ = セッション) にしたがって処理されるオーダのグループ。加えて、これらのオーダはいくつかの他の特徴 (返品オーダ y/n、コレクトオーダ y/n、外注オーダ y/n など) を共有します。
- 参照 A
-
最初の追加参照で、これによってオーダまたは見積 (依頼) を識別できます。この参照は、さまざまなオーダ文書およびリストに出力されます。
- 参照 B
-
補足情報を記入できる第 2 の追加参照フィールド。この参照は、オーダ文書およびリストに出力されます。
- オリジナルの契約
-
現在の販売契約を作成するときに参照した、オリジナルの契約の番号
この契約が別の契約のコピーである場合、このフィールドにはオリジナルの契約の番号が自動的に入力されます。
このフィールドにマニュアルで入力することもできます。
- 発効日
-
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
注:発効日を変更すると、LN からライン上の発効日も同様に変更するかどうかを尋ねてきます。次に、ラインの発効日と有効期限がヘッダの発効日と有効期限の範囲に入っているかどうかがチェックされます。ラインの日付範囲が、ヘッダの日付範囲を超えることはできません。
- 有効期限
-
レコードが有効である最終日。失効時間を指定しない場合、有効性は有効期限の最後、つまり 24:00 に終了します。
注:有効期限を変更すると、LN からライン上の有効期限も同様に変更するかを尋ねてきます。次に、ラインの発効日と有効期限がヘッダの発効日と有効期限の範囲に入っているかどうかがチェックされます。ラインの日付範囲が、ヘッダの日付範囲を超えることはできません。
- 外部販売担当者
-
外部販売担当者
注:- デフォルトは、[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションで販売先取引先に割り当てられた会計問合せ先です。
- まず、[従業員 - 一般 (tccom0101m000)] セッションで従業員を登録しておく必要があります。
- 担当オフィス
-
販売契約をメンテナンスおよび所有している販売オフィス
- 契約確認
-
契約確認を出力する必要があるかを指定できます。
- 状況の出力
-
契約確認の出力状況を示します。
契約確認は、販売契約確認の出力 (tdsls3405m000) セッションで出力できます。
注:[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[修正後に契約確認を再出力]チェックボックスがオンの場合、最終契約確認の出力後に契約を変更すると、出力状況は自動的に[変更済]に設定されます。これにより、契約確認を再出力できるようになります。
[販売契約パラメータ (tdsls0100s300)] セッションの[修正後に契約確認を再出力]チェックボックスがオフの場合、最終契約確認の出力後に契約を変更すると、出力状況が[オリジナルの出力]のままになります。
指定可能な値
- 未出力
-
契約確認がまだ出力されていません。
- 出力済
-
契約確認が出力されています。
- オリジナルの出力
-
契約確認が最終確認として出力されます。このため、有効契約ラインおよび有効価格改訂だけが契約確認に示されます。
- ドラフトの出力
-
契約確認は出力されますが、最終確認としてではありません。
- 変更済
-
最終的な契約確認が出力された後、契約が変更されています。
- 変更の出力
-
[変更済]の契約が最終確認として出力されます。
- 販売先窓口
-
販売先取引先の窓口
- 電話
-
自分の窓口の (直通) 電話番号
- 販売先住所
-
販売先取引先の住所コード
デフォルト
デフォルトの住所を[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションから取得します。
- 地区
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アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 出荷先取引先
-
オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 出荷先住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 出荷先窓口
-
ビジネス取引の交渉相手。たとえば、担当窓口に質問、見積、フォローアップコール、ダイレクトメール、販売促進ギフトを送ります。担当窓口データには、名称、電話番号、E メールアドレスおよびその他の詳細情報が含まれます。
- 受渡条件
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商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。
デフォルト
デフォルト値は[販売先取引先 (tccom4110s000)] セッションから取得されます。
注:受渡条件の記述が契約確認に出力されます。
- 権利移動地点
-
法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 運送業者/LSP
-
輸送サービスを提供する組織。デフォルトの運送業者を出荷先および出荷元の両取引先にリンクさせることができます。さらに、運送業者でソートした梱包リストの販売オーダおよび購買オーダを出力することができます。
オーダ処理および請求処理では、必ず運送業者を取引先として定義してください。
- 請求先取引先
-
請求書を送付する取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、顧客の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の回収先取引先が含まれます。
- 請求先住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 請求先窓口
-
ビジネス取引の交渉相手。たとえば、担当窓口に質問、見積、フォローアップコール、ダイレクトメール、販売促進ギフトを送ります。担当窓口データには、名称、電話番号、E メールアドレスおよびその他の詳細情報が含まれます。
- 通貨
-
契約の金額を表す通貨
デフォルト
デフォルトの通貨は[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションから取得されます。
- 税金分類
-
その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。
たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。
- 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
- 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
- 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションの[取引先税金分類]フィールドから取得されます。
- 回収先取引先
-
支払側の取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行関係、取引先に送付する督促状のタイプおよび督促状の送付回数が含まれます。
- 回収先住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 回収先窓口
-
ビジネス取引の交渉相手。たとえば、担当窓口に質問、見積、フォローアップコール、ダイレクトメール、販売促進ギフトを送ります。担当窓口データには、名称、電話番号、E メールアドレスおよびその他の詳細情報が含まれます。
- 氏名
-
窓口の氏名
- 支払条件
-
請求書の支払方法に関する合意事項
支払条件には、次の項目が含まれます。
- 請求書の支払を完了しなければならない期間
- 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引
支払条件によって、次の計算が可能になります。
- 支払期限の日付
- 値引期間が終了する日付
- 値引額
販売請求書の支払条件に基づいて、支払期限および値引期限の有効期限を決めることができます。
注:- デフォルトは、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションで請求先取引先に割り当てられた支払条件です。支払条件に関連した記述が契約確認に出力されます。
- 特別契約番号を[販売契約 (tdsls3500m000)] セッションで入力した場合、支払条件はデフォルト値として販売オーダに転送されます。
- 延滞金利
-
商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。
デフォルト
デフォルトの延滞金利は、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションから取得されます。
- 支払方法
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支払 (購買請求書) または口座引落 (販売請求書) を行う方法。外国通貨が許可され、その詳細をレポートに出力しなければならない場合は、支払方法で最高金額、支払期日のタイプなどの詳細を定義します。
この詳細は、必要に応じて、オーダまたは請求書で変更することができるデフォルト値です。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、ヘッダテキストが契約に関して存在します。