資材統合取引 (tdpur4566m000)
セッションの目的: 財務会計に転記済の資材統合取引を表示します。
資材統合取引には次のことが該当します。
- 供給資材が外注先によって消費された場合に、このセッションに統合取引のログが作成されます。
 - 取引のログは、原価構成要素に基づいて作成され、調整に使用されます。
 - 資材統合取引は、購買オーダが削除されると削除されます。
 - 統合取引には、取引の発生元である財務会社のデータと、取引の対象である財務会社のデータが含まれます。品目外注の場合、資材は、通常管理倉庫から購買オーダの財務部に消費されます。マイナス消費の場合、逆の処理になります。
 - ペグ配分が購買オーダ資材供給ラインにリンクされている場合、ペグにより資材統合取引が記録されます。
 - 取引のタイプが [外注仕掛品] の場合、[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの外注仕掛品の評価フィールドにより供給される構成要素の原価が入庫済完成品の棚卸評価額にどう割り当てられるかが決まります。商品の出庫/入庫時、評価方法に基づいて棚卸評価額および関連する時間が減少/増加します。
 
このセッションは、次のセッションの適切なメニューから開始できます。
- [購買オーダライン履歴 (tdpur4551m000)]
 - [購買オーダ資材供給ライン (tdpur4116m000)]
 - [統合取引 (tfgld4582m000)]
 
このセッションは、品目外注専用です。
- オーダライン
 - 
            
購買オーダの番号
 - 位置番号
 - 
            
販売オーダまたは購買オーダでのオーダラインの位置を識別するために使用する番号
 - 連番
 - 
            
販売オーダ (納入) ラインまたは購買オーダライン (詳細) の位置番号を詳細に識別するために使用される番号
 - 資材連番
 - 
            
資材供給の連番。財務統合取引から資材統合取引への参照として使用されます。
 - 配分ライン
 - 
            
配分内でペグを識別するライン番号
 - 取引発生元
 - 
            
資材統合取引の発生元が表示されます。この[購買オーダ]セッションでは常時です。
 - 会計取引
 - 
            
会計取引 (FITR) のタイプ
指定可能な値
- [出庫]
 - [価格差異]
 - [能率差異]
 - [外注仕掛品]
 
 - 顧客所有
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、取引とリンクされている資材は顧客所有です。
 - 品目
 - 
            
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
 - サービス品目
 - 外注サービス
 - リスト品目 (メニュー/オプション)
 
 - プロジェクト
 - 
            
構成要素が供給されるプロジェクト
 - 要素
 - 
            
構成要素が供給される要素
 - 活動
 - 
            
構成要素が供給されるプロジェクトの活動
 - 数量
 - 
            
統合取引にリンクしている品目数量
 - 棚卸単位
 - 
            
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
 - 処理日
 - 
            
供給資材が外注先によって消費された処理日と時間
 - 作成日
 - 
            
統合取引レコードが作成された日付と時間
 - 時間 (開始)
 - 
            
[原価構成要素開始]の発行された時間数 (標準または実際)
注:- このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの原価計算の時間数の表示チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
 - 取引のタイプが[外注仕掛品]の場合、時間数の計算は[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの外注仕掛品の評価フィールドにより決定されます (棚卸評価額に類似)。
 
 - 時間 (終了)
 - 
            
[原価構成要素終了]の入庫された時間数 (標準または実際)
注:- このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの原価計算の時間数の表示チェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
 - 取引のタイプが[外注仕掛品]の場合、時間数の計算は[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの外注仕掛品の評価フィールドにより決定されます (棚卸評価額に類似)。
 
 - 金額開始
 - 
            
[原価構成要素開始]の出庫金額
 - 金額開始
 - 
            
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)
次のような通貨タイプが使用できます。
- 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
 - 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
 
 - 金額終了
 - 
            
[原価構成要素終了]の入庫金額
 - 原価構成要素開始
 - 
            
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
 - 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
 - 製造差異を計算する
 - 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
 
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
 - [材料費]
 - [付加費用]
 - [一般費用]
 - [適用なし]
 
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
 - 原価構成要素終了
 - 
            
原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
 - 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
 - 製造差異を計算する
 - 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
 
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
 - [材料費]
 - [付加費用]
 - [一般費用]
 - [適用なし]
 
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
 - ロジスティック会社開始
 - 
            
取引の発生元であるロジスティック会社での金額
 - ロジスティック会社終了
 - 
            
取引の対象であるロジスティック会社での金額
 - エンティティタイプ開始
 - 
            
資材を出庫するエンティティタイプ
 - エンティティタイプ終了
 - 
            
資材が入庫されるエンティティタイプ
 - エンティティ開始
 - 
            
資材を出庫するエンティティ
 - エンティティ終了
 - 
            
資材が入庫されるエンティティ