購買契約 (tdpur3100m000)
セッションの目的: 購買契約ヘッダの表示、入力、およびメンテナンスを行います。
購買契約ヘッダには、取引先の一般データのほか、契約の有効期間やタイプなどの一般条件を識別するデータが含まれています。
以下をクリックすると、このセッションを詳細モードで開始できます。
- [購買契約 (tdpur3100m000)] 概要セッションの適切なメニューの [ ]
- [購買契約 (tdpur3600m000)] セッションの [ ] メニュー上の購買契約の詳細
レコードをダブルクリックするか、新規ボタンをクリックすると、購買契約 (tdpur3600m000) セッションが開始されます。
このセッションはさまざまなビューで表示できます。表示形式を変えるには、[
] メニューで [ ] をクリックします。これにより、セッションのタイトルバー、列順、および表示フィールドの数が変わります。- 契約
-
購買契約の番号
注:デフォルトの番号グループは、[購買オフィス]フィールドで選択した購買オフィスにリンクされている番号グループです。
- 改訂
-
購買契約の改訂番号。この番号は、変更要求を使用する購買契約の承認済変更が処理されると増やされます。
- 購買元取引先
-
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- 契約タイプ
-
特別契約タイプまたは通常契約タイプを選択できます。
- 条件 ID
-
購買契約にリンクされている条件契約
- 契約状況
-
購買契約の状況
各契約状況の注意事項は次のとおりです。
-
[フリー]
契約を作成すると、その契約の状況が自動的に[フリー]に設定されます。契約の状況が[フリー]の場合、その契約に変更を加えることができます。 -
[有効]
[有効]状況の契約には、購買オーダ、スケジュール、または見積をリンクできます。状況が[有効]で、[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの[契約状況変更は常時可]チェックボックスがオフに設定されている場合、その契約を無効化することはできません。 -
[終了]
契約が終了すると、その契約は使用できなくなります。
各契約に状況を割り当てるには、次のコマンドを使用します。
- [ ]
- [ ]
- [ ]
注:[購買契約ライン (tdpur3101m000)] セッションでは次のことができます。
- ヘッダ状況とは無関係に、契約ラインレベルで状況をメンテナンスする
- [フリー]状況および[有効]状況の購買契約に新しい契約ラインを入力する
-
- ワークフロー状況
-
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。
権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。
- チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
- このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。
指定可能な値
- [ドラフト]
-
The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [保留]
-
Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.
- [取消要求済]
-
The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].
- [ドラフト (改訂)]
-
The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [拒否済]
-
The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.
- [承認受信済]
-
The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.
- [承認済]
-
The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.
- [該当なし]
-
The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.
- 該当なし
-
The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.
- 未開始
-
The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.
To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].
- 承認済
-
The modified object is checked in after approval from ION Workflow.
オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。
注:LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。
- 契約日
-
当初、これは契約を指定した日付ですが、過去または将来の日付にマニュアルで変更できます。
デフォルト
現在の (作成) 日付
- 担当購買オフィスのロジスティック会社
-
ロジスティック会社のコード。このロジスティック会社は、同じ購買契約が関連付けられている複数のロジスティック会社をサポートするために必要です。
注:- この値は、[担当オフィス]が指定されている場合に指定します。
- デフォルトでは、このフィールドが現在のロジスティック会社に設定されます。
- 購買オフィス
-
組織に必要な資材とサービスの購買を担当する組織内の部署。購買オフィスには番号グループを割り当てます。
注:契約タイプが集中契約 (複数会社環境で複数の物流会社が使用できる契約タイプ) である場合は、このフィールドを空のままにしておきます。
- 購買担当
-
関係する購買元取引先の連絡先となる、自社の従業員。購買担当は購買エージェントとも呼ばれます。
デフォルト
デフォルトの購買担当は、[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションから取得されます。
- 担当オフィスのロジスティック会社
-
購買オフィス、サイトおよび倉庫に関連付けられたロジスティック会社
注:- この値は、[購買オフィス]、[入庫サイト]または[倉庫]が指定されている場合に指定します。
- デフォルトでは、このフィールドが現在のロジスティック会社に設定されます。
- 担当オフィス
-
契約にアクセスするために必要な権限を割り当てられている従業員の購買オフィス。これに基づいて、契約に関して従業員の権限レベルを指定できます。
権限レベルは次のように設定できます。
-
[表示]
契約を表示および出力できます。 -
[使用]
契約をリンク、有効化、無効化、評価することができます。 -
[修正]
契約を作成、更新、削除、終了し、契約データを再計算することができます。
注:このフィールドは、権限およびセキュリティ処理を使用して検証されます。
- [権限およびセキュリティパラメータ (tcsec0100m000)] セッションで調達チェックボックスがオンになっている
- 調達の許可 (tcsec3615m000) セッションで[購買契約]チェックボックスがオンになっており、許可の対象フィールドが[購買オフィス]に設定されている
-
- 税金分類
-
その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。
たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。
- 請求元取引先への支払は源泉徴収税および社会献金の対象になります。
- 自社にとって同一の税的側面を持つ取引先、たとえば、外注先またはエージェントなどをグループ化するには
- 販売オフィスまたはサービスオフィスの所在地の国以外の国で支払う必要のある税金
デフォルト
このフィールドのデフォルト値は、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションの[取引先税金分類]フィールドから取得されます。
- オーダタイプ
-
納入契約から購買オーダを生成する場合に使用されるデフォルトの購買オーダタイプ
注:購買契約では、次の購買オーダタイプは使用できません。
- 返品オーダ
- 直送オーダ
- コストオーダ
- 委託支払オーダ
- コレクトオーダ
- 購買元住所
-
取引先の住所コード
デフォルト
デフォルトの住所コードは、[取引先 (tccom4100s000)] セッションまたは[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションのデータから取得されます。
- 購買元窓口
-
購買元窓口のコード
- ヘッダテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、ヘッダテキストが存在します。
- フッタテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、フッタテキストが存在します。
- 終了テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、終了テキストが存在します。
- 通貨
-
契約の金額を表す通貨
デフォルト
デフォルトの通貨は[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションから取得されます。
- 参照 A
-
最初の追加参照で、これによってオーダまたは見積 (依頼) を識別できます。この参照は、さまざまなオーダ文書およびリストに出力されます。
- 参照 B
-
補足情報を記入できる第 2 の追加参照フィールド。この参照は、オーダ文書およびリストに出力されます。
- 契約額
-
契約に記録されている商品の合計値
このフィールドの値は、[フリー]および[有効]の状況を持ち、リンクされているすべての契約ライン金額の合計です。
契約ライン金額は、次の式で計算されます。
[合意数量] × 価格 - 値引
注:価格と値引は、該当する契約価格改定から取得されます。
- 確認番号
-
このフィールドでは、契約が確認済であることを示す購買元取引先の確認番号または注釈を入力できます。
[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの[要確認]チェックボックスがオンの場合、この購買契約を有効化するにはこの[確認番号]フィールドに入力する必要があります。このフィールドに入力しないと、購買契約を有効にすることができません。
- 発効日
-
そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
- 有効期限
-
レコードが有効である最終日。失効時間を指定しない場合、有効性は有効期限の最後、つまり 24:00 に終了します。
- 受渡条件
-
商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。
デフォルト
デフォルト値は[購買元取引先 (tccom4120s000)] セッションから取得されます。
注:受渡条件の記述が契約確認に出力されます。
- 権利移動地点
-
法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 支払条件
-
請求書の支払方法に関する合意事項
支払条件には、次の項目が含まれます。
- 請求書の支払を完了しなければならない期間
- 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引
支払条件によって、次の計算が可能になります。
- 支払期限の日付
- 値引期間が終了する日付
- 値引額
デフォルト
- 契約を入力すると、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションからデフォルトの支払条件が取得されます。
- 購買契約が購買オーダヘッダにマニュアルで入力されると、この支払条件がオーダヘッダのデフォルト値になります。
- 購買契約が見積依頼に基づいて作成された場合は、[見積依頼入札者 (tdpur1505m000)] セッションのデータからデフォルトの支払条件が取得されます。
注:支払方法についての記述が契約承認に出力されます。
- オリジナルの契約
-
現在の購買契約を作成するときに参照した、オリジナルの契約の番号
この契約が別の契約のコピーである場合、このフィールドにはオリジナルの契約の番号が自動的に入力されます。
このフィールドにマニュアルで入力することもできます。
- 契約確認
-
契約確認の出力が必要かどうかを指定できます。
このフィールドのデフォルト値は、[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの契約確認を出力フィールドから取得されます。
- 状況の出力
-
契約確認の出力状況を示します。
契約確認は、購買契約確認の出力 (tdpur3405m000) セッションで出力できます。
注:[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの[修正後の契約確認の再出力]チェックボックスがオンの場合、最終契約確認の出力後に契約を変更すると、出力状況は自動的に[変更済]に設定されます。これにより、契約確認を再出力できるようになります。
[購買契約パラメータ (tdpur0100m300)] セッションの[修正後の契約確認の再出力]チェックボックスがオフの場合、最終契約確認の出力後に契約を変更すると、出力状況が[オリジナルの出力]のままになります。
指定可能な値
- 未出力
-
契約確認がまだ出力されていません。
- 出力済
-
契約確認が出力されています。
- オリジナルの出力
-
契約確認が最終確認として出力されます。このため、有効契約ラインおよび有効価格改訂だけが契約確認に示されます。
- ドラフトの出力
-
契約確認は出力されますが、最終確認としてではありません。
- 変更済
-
最終的な契約確認が出力された後、契約が変更されています。
- 変更の出力
-
[変更済]の契約が最終確認として出力されます。
- 出荷元取引先
-
オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。
- 出荷元住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 出荷元窓口
-
出荷元取引先の窓口のコード
- 氏名
-
窓口の氏名
- 電話
-
接触先の作業場所の電話番号。地域コードも含みます。
- 倉庫
-
出荷元取引先が品目を納入する必要のある倉庫のコード
注:このフィールドを使用できるのは[入庫サイト]が指定されている場合のみです。
指定されたロジスティック会社と関連付けられた倉庫を選択します。
- 入庫住所
-
商品を納入する必要がある倉庫または場所の住所
注:特定の納入住所を入力しなかった場合、[倉庫]フィールドに入力した倉庫にリンクされている住所データが使用されます。
- 都市
-
出荷元取引先が設立されている都市
- 国
-
出荷元取引先が設立されている国
- 運送業者/LSP
-
出荷先取引先への商品の輸送責任を負う会社
- 請求元取引先
-
組織に請求書を送付する取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、請求方法と請求の回数、組織の与信限度額情報、支払の条件と方法、関連の受取側取引先が含まれます。
- 請求元住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 請求元窓口
-
請求元取引先の窓口のコード
- 支払先取引先
-
支払先の取引先。通常、これは発注先の売掛金管理部署になります。取引先がファクタリング会社を利用している場合は、この定義には、デフォルト通貨と為替レート、発注先の銀行関係、請求の支払日数が含まれます。
- 支払先住所
-
アドレス関連の完全な詳細セットには、郵便住所または電話、ファックスおよびテレックスの番号、E メール、インターネットのアドレス、税務用の識別情報、および工順情報が含まれます。
- 支払先窓口
-
支払先取引先の窓口のコード
- 延滞金利
-
商品の数量や行われたサービスに対する請求率。特定の期間内に請求が支払われなかった場合、請求書の受取人は、この比率に基づく金額を支払う必要があります。
デフォルト
デフォルトの延滞金利は、[請求元取引先 (tccom4122s000)] セッションから取得されます。
- 入庫サイト
-
購買契約ラインのサイト。これは、出荷元取引先が品目を納入する必要のあるサイトです。
注:- このフィールドを使用できるのは、[購買オフィス]が指定されている場合のみです。
- この値は、指定された[購買オフィス]のデフォルト値となります。