サイト別品目 - 購買デフォルト (tdipu0182m000)
セッションの目的: サイト、品目タイプおよび品目グループの組合せについて、品目の購買デフォルトを表示、指定、およびメンテナンスします。
- このセッションは、マルチサイトを使用する場合にのみ使用可能になります。
- サイトの品目購買デフォルトがこのセッションで指定されていない場合、グローバル品目購買データがデフォルトで使用されます。
- 品目購買デフォルトがグローバルレベルで利用できない場合、サイトレベルでは品目購買デフォルトが指定できません。
- [サイト別品目管理およびデフォルト (tcibd1552m000)] セッションの [集中管理] チェックボックスをオンにすると、サイトで作成されるサブエンティティ別品目データが集中管理されるようになります。
- 品目タイプ
-
デフォルト値が適用される品目タイプ
指定可能な値
- 製品
- 購買
- 製造
- 一般
- 原価
- サービス
- 外注サービス
- リスト
- 工具
- 設備
- 設計モジュール
- 品目グループ
-
デフォルトを適用する品目グループ
- サイト
-
デフォルト値が適用されるサイト
- 購買元取引先
-
商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- 購買担当
-
関係する購買元取引先の連絡先となる、自社の従業員。購買担当は購買エージェントとも呼ばれます。
- サイト購買オフィス
-
サイトにリンクされている購買オフィス
- 購買通貨
-
購買価格が示される通貨単位
- 購買価格単位
-
品目の購買価格が示される品目単位。この単位は、品目の棚卸単位と異なることがあります。
- 購買価格グループ
-
同じ価格と値引がある品目グループ。顧客の価格グループは品目販売データの品目にリンクされます。発注先の価格グループは品目購買データの品目にリンクされます。価格グループは、価格と値引のマトリックスで使用されます。
- VAT 基準
-
VAT が 「商品」 または 「サービス」 のどちらに基づくかを示します。
注:- このフィールドは、[サイト別品目 - 購買デフォルト (tdipu0182m000)] セッションのフィールドに値が定義されていない場合には適用されません。
- このフィールドのデフォルト値は、フィールドの同期が必須の場合、[デフォルト購買品目 (tdipu0102m000)] セッションから取得されます。
指定可能な値
- サービス
-
次の場合に、体系基準が 「サービス」 に設定されます。
- 品目が、プロジェクト分割払、輸入仕入原価、輸送などに関係しない
- サービスオーダ、メンテナンス販売オーダなど、品目がサービスの対象となる
- 販売オーダまたは購買オーダがサービス品目に関連する
- 商品
-
体系基準が、在庫品目に関連するすべての販売処理および購買取引について 「商品」 に設定されます。たとえば、販売オーダ、販売スケジュール、契約成果物、部品入庫、部品納入などを使用した商品の販売が対象となります。ただし、特定のセッションで 「サービスとしての外注購買オーダ」 のチェックボックスがオンの場合は、外注購買オーダを 「商品」 または 「サービス」 の体系基準と見なすことができます。
- 適用なし
- 作業外注の価格基準
-
品目の外注購買価格または外注標準原価の計算に使用される方法
指定可能な値
- 外注費レート
-
[外注費レート (ticpr1160m000)] 詳細セッションの[レート基準]に基づいて外注価格が計算されます。
以下の計算方法が使用されます。
- [単位]
- [作業費レート]
- [人時間レート]
- [機械時間レート]
詳細は、次の情報を参照してください: 外注費レート
- 価格帳/契約
-
外注価格は次のものから取得されます。
- 契約
- 価格帳
- 調達の外注購買価格
詳細は、次の情報を参照してください: 外注の購買価格
- 参照活動
-
外注価格はサービスから取得されます。
- 要求必須
-
このチェックボックスがオンの場合、 製造オーダの作業手順を外注する必要があるときには、外注購買オーダを生成する前に、まずジョブショップ管理から外注購買要求を生成する必要があります。
このチェックボックスがオフの場合、 ジョブショップ管理で作業手順の外注購買オーダを生成できます。購買要求は不要です。
- サービス外注の価格基準
-
品目のサービス外注の購買価格の計算に使用される方法
指定可能な値
- 外注費レート
-
[外注費レート (ticpr1160m000)] 詳細セッションの[レート基準]に基づいて外注価格が計算されます。
以下の計算方法が使用されます。
- [単位]
- [作業費レート]
- [人時間レート]
- [機械時間レート]
詳細は、次の情報を参照してください: 外注費レート
- 価格帳/契約
-
外注価格は次のものから取得されます。
- 契約
- 価格帳
- 調達の外注購買価格
詳細は、次の情報を参照してください: 外注の購買価格
- 参照活動
-
外注価格はサービスから取得されます。
- 要求必須
-
このチェックボックスがオンの場合、 サービス外注が適用できるときには、外注購買オーダを生成する前に、まずサービスの作業オーダ活動またはサービスオーダ活動から外注購買要求を生成する必要があります。
このチェックボックスがオフの場合、 サービスで作業オーダ活動またはサービスオーダ活動の外注購買オーダを生成できます。購買要求は不要です。
- 販売業者評価
-
このチェックボックスがオンの場合、 販売業者評価の処理時にこの品目が取得されます。
- 承認済販売業者からの購買のみ
-
このチェックボックスがオンの場合、購買伝票で選択する購買元取引先は、品目の承認済発注先である必要があります。これは、[品目 - 購買元取引先状況]フィールドが[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで[承認済]に設定されている必要があることを意味します。
- 付属品を許可
-
このチェックボックスがオンの場合、この品目に付属品が定義されます。
- 品目購買テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- 複数製造元品目
-
このチェックボックスがオンの場合、品目 - 取引先の組合せについて、代替製造元をメンテナンスできます。このチェックボックスがオフの場合、品目 - 取引先の組合せについて定義できる製造元は 1 つだけです。
代替製造元を主に使用するのは、仕様や品質が同一または同等の構成要素を幅広く仲買の発注先から購入する会社です。オーダ数量が、製造元へオーダできる最小数量より少ない場合、その製造元から直接購入することはできません。仲買の発注先から構成要素を購入する必要があります。この発注先は、複数の承認済製造元から構成要素を取得できます。
- 有効な品目-製造元/品目-製造元および取引先のチェック
-
このフィールドは、製造元の有効性をチェックするためのタイプの選択に使用します。
注:このチェックボックスは、[デフォルト購買品目 (tdipu0102m000)] セッションの[複数製造元品目]チェックボックスがオンの場合のみ適用されます。
指定可能な値
- 品目 - 製造元
-
品目 - 製造元および取引先 (tdipu0135m000) セッションで、製造元の有効性がチェックされます。
- 品目 - 製造元および取引先
-
品目 - 製造元 (tdipu0130m000) セッションで、製造元の有効性がチェックされます。
- MPN 品目
-
このチェックボックスがオンの場合、 製造元製品番号 (MPN) は、選択した品目グループに属する品目にリンクされます。
MPN は、製造元製品番号 (tdipu0145m000) セッションの品目にリンクできます。
- 購買単位
-
品目を購買する単位。購買数量単位とも呼ばれます。
- 供給時間
-
購買品目を取得するために必要な合計所要時間。この時間には、オーダ書類の準備、ソーシング、および発注先リードタイムが含まれます。
- 単位
-
品目の供給時間を表す単位
- 倉庫
-
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 購買スケジュールを使用
-
このチェックボックスがオンの場合、品目のオーダは、購買スケジュールに従って発行されます。
次のタイプの品目にのみ、このチェックボックスをオンにすることができます。
- [購買]
- [製造]
- [製品]
このチェックボックスを変更する場合、[品目 (tcibd0501m000)] セッションまたは[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションで品目データをすでに定義していると、品目データのオーダシステムを再定義する必要があります。
- 購買スケジュールタイプ
-
購買スケジュールのタイプ
指定可能な値
- プッシュスケジュール
- プルスケジュール
- 納期許容日数 (-)
-
発注先が納期前に納入を行ってもよい日数
注:この期限以前の納入は、警告を受けるかブロックされます。
- 日数許容範囲 (+)
-
発注先が納期後に納入を行ってもよい日数
注:この期限以降の納入は、警告を受けるかブロックされます。
- 日付で即停止
-
入庫が時間許容範囲外である場合の対処方法
指定可能な値
- なし
-
LN は設定済の許容範囲を無視するので、常に出庫勧告を保存できます。
- 警告
-
出庫勧告を保存できますが、許容範囲に該当しない場合は警告が表示されます。
- ブロック
-
許容範囲に該当しない場合は出庫勧告を保存できません。
- 数量許容率 (-)
-
入庫数量がオーダ数量を下回ってもよい割合
- 数量許容率 (+)
-
入庫数量がオーダ数量を超過してもよい割合
- 数量で即停止
-
入庫が数量許容範囲外である場合の対処方法
指定可能な値
- なし
-
LN は設定済の許容範囲を無視するので、常に出庫勧告を保存できます。
- 警告
-
出庫勧告を保存できますが、許容範囲に該当しない場合は警告が表示されます。
- ブロック
-
許容範囲に該当しない場合は出庫勧告を保存できません。
- 倉庫管理に発行
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した品目グループに属する品目の入庫は、デフォルトで倉庫管理で実行されます。
このチェックボックスがオフの場合、選択した品目グループに属する品目の入庫は、デフォルトで購買管理モジュールで実行されます。
注:このフィールドは、購買オーダラインの倉庫コードが空のままでよいかを判断するためだけに使用します。
- 検査
-
このチェックボックスがオンの場合、その品目は入庫時に検査する必要があります。
このチェックボックスがオンの場合、品目について購買オーダラインを作成すると、[購買オーダライン (tdpur4101m000)] セッションの[検査]チェックボックスがデフォルトでオンに設定されます。
- 適合レポート
-
品目にリンクされた適合レポート
注:このセッションの [検査] チェックボックスがオンの場合のみ、適合レポートコードを指定できます。
- 税金コード
-
税率を識別し、LN でどのように税額が計算され登録されるかを決定づけるコード
- 段階的支払による請求
-
このチェックボックスがオンの場合、品目を段階的支払で請求できます。
- 購買統計グループ
-
統計情報が収集されて表示される品目グループ