ターンアラウンドタイム条件 (tcttm0110m000)
セッションの目的: TAT 条件を定義します。TAT 条件には専用の品目または取引先について合意された TAT 情報が含まれています。
ターンアラウンドタイムの詳細は、この条件で定義します。
- 条件 ID
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TAT 条件の固有のコード
- 記述
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コードの記述または名称
- 部署
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特定のタスクを実行する会社の組織単位。たとえば、販売オフィスまたは購買オフィスなどを示します。部署には、その部署が発行するオーダに関する番号グループが割り当てられます。各部署で発生する会計取引の転記先財務会社は、その部署の企業単位によって判別されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 取引先
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顧客または発注先などの、商取引を行う当事者。顧客や発注先となる部署を組織内で取引先として定義することもできます。
取引先の定義には次の情報が含まれます。
- 組織の名前と主要な住所
- 使用される言語と通貨
- 税務および法定 ID データ
取引先の担当窓口担当者を取引先とします。取引先の状況によって、処理が実行可能かどうかが決まります。処理のタイプ (販売オーダ、請求書、支払、出荷) は取引先の役割で定義します。
- 名前
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コードの記述または名称
- 取引先役割
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組織と取引先の関係を示します。取引先との間で実行する処理タイプは、役割で定義します。異なる役割を持ったそれぞれの取引先は、共通親取引先によってリンクされています。
取引先の役割の例を次に示します。
- 販売先取引先
- 回収先取引先
指定可能な値
- 役割なし
- 顧客
- 発注先
- 顧客および発注先
- 品目グループ
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類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。
- 記述
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コードの記述または名称
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 記述
-
コードの記述または名称
- シリアル番号
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単一の物的品目に対する一意の識別番号。マスクを使用してシリアル番号が生成されます。シリアル番号は、たとえば日付、モデルや色の番号、連番などを示す複数のデータセグメントによって構成されます。
シリアル番号は品目および工具に対して生成することができます。
- デフォルト緊急度
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ターンアラウンドタイムの緊急度の状況
指定可能な値
- 低
- 中
- 高
- ターンアラウンドタイム単位
-
ターンアラウンドタイムを表す単位
指定可能な値
- 時間
- 日
- 週
- か月
- 年
- 適用なし
注:このフィールドは[日]および[時間]のみに設定できます。
- 低/中/高
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緊急度に基づいたターンアラウンドタイム
- 曜日区分
-
曜日のタイプ
指定可能な値
- カレンダー時間
- 作業時間
- カレンダー
-
カレンダー作業時間の定義の基準となるカレンダーコード
注:このフィールドは、[曜日区分]フィールドが稼働日に設定されている場合に限り有効になります。
- 記述
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コードの記述または名称
- 利用性タイプ
-
カレンダーに関連付けられた利用性タイプのコード
注:このフィールドは、[カレンダー]が指定されている場合に限り有効になります。この[カレンダー]と[利用性タイプ]に基づいて、ある期間の稼働日の日数を定義できます。
- 記述
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コードの記述または名称
- イベントセット
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合意された一連のアクションであり、セッション内の品目のメンテナンスの一部として、TAT 情報がいつどのように影響を受けるかを決定します。
注:マニュアルの活動やセッションがイベントになります。
- 記述
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コードの記述または名称
- 発効日
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そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
- 最終修正者
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TAT 条件を最後に修正したユーザ
- 最終修正者
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コードの記述または名称
- 最終修正日
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TAT 条件が最後に修正された日付と時刻
- 内部テキスト
-
内部使用のための補足情報。この情報は、外部文書に出力しないでください。
- 外部テキスト
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外部文書に出力する必要がある補足情報。