支払合意 (tcmcs2606m000)

セッションの目的: 支払合意を定義します。

支払合意は、通常、月次請求書との関連で使用されます。

支払合意

請求額の支払方法の定義の仕方。この合意には、請求額の一部に対してそれぞれ適用される支払方法および支払通貨が含まれます。

たとえば、請求額の初回支払を支払方法 PM1 に従って銀行経由で支払い、残余額の 40% を支払方法 PM2、残りの 60% を支払方法 PM3 に従って支払手形で支払うように、支払合意を定義することができます。

支払合意限度

支払合意を適用できる最大請求書金額

支払合意は、請求書金額がこの金額以下である請求書に適用できます。請求書金額がこの金額を上回ると、LN により、[次の支払合意]フィールドで選択された支払合意が適用されます。

通貨

財務会社グループに属するすべての会社で共有されるエンティティの残高を表す通貨。たとえば、LN では取引先残高に参照通貨が使用されます。

注: 
  • 参照通貨は、複数会社構造の会社の共通基準通貨です。
  • 標準通貨システム以外の通貨システムでは、参照通貨が通貨を使用したすべての計算のための会社の基準通貨になります。
注: 

この支払合意は複数の財務会社が共用できるため、金額を参照通貨で定義する必要があります。

次の支払合意

請求書金額が[支払合意限度]の金額を超える請求書に適用される支払合意

使用可能

支払合意が有効であり、適用できます。

支払合意ラインの金額と割合が支払合意限度に達すると、LN により、このチェックボックスがオンに設定されます。金額の合計が支払合意限度に等しくない場合は、割合の合計が 100 である必要があります。