販売タイプの例外 (tcmcs2104m000)

セッションの目的: 販売タイプの例外を定義します。販売タイプの例外は、請求先取引先およびオーダ発生元専用の詳細を持つ取引へ販売タイプ (さらに、販売タイプを通して、統制勘定) をリンクします。

販売タイプの例外を定義していない取引は、取引先グループのデフォルトの販売タイプにリンクされた統制勘定に転記されます。

「販売」、「プロジェクト」、「輸送」 などのさまざまなロジスティックオーダ発生元に対して例外を定義できます。以下のタイプのオーダ詳細に例外を定義できます。

  • 品目グループ
  • 品目
  • プロジェクト分類
  • プロジェクト

オーダ発生元が [販売] の場合、直送オーダで例外が有効かどうかを指定できます。

特定の取引先に適用される例外を指定したり、すべての取引に全般的に適用される例外を指定することができます。全般的な例外を定義するには、[請求先取引先] フィールドを空にします。

例外ごとに、優先順位を指定できます。例外が複数見つかった場合、最も優先順位が高い例外の詳細が使用されます。たとえば、品目の例外が特定のプロジェクトの例外よりも優先順位が高い場合、品目とプロジェクトの両方に関連する取引は、品目の販売タイプへリンクされている統制勘定に転記されます。

例外として定義するオーダ発生元、品目、品目グループ、プロジェクト分類、プロジェクト、直送インジケータ、および販売タイプの組合せはそれぞれ一意でなければなりません。

請求先取引先

例外が適用される請求先取引先

請求先取引先と関係なくすべての販売請求書に適用される例外を定義するには、このフィールドを空のままにしておきます。

オーダ発生元

オーダのロジスティック発生元

オーダ発生元は、次のいずれかです。

  • 販売
  • 内部請求
  • 輸送
  • プロジェクト
  • すべての発生元
優先順位

例外の優先順位値が小さいほど優先順位が高くなります。値 1 は、最高優先順位を示します。

たとえば、品目の例外が優先順位 1 で、特定のプロジェクトの例外が優先順位 2 である場合、品目に定義されている販売タイプが、品目とプロジェクトの両方から構成されるオーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

品目グループ

優先順位規則に従い、この品目グループに対する販売タイプが、オーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

品目

優先順位規則に従い、この品目に対する販売タイプが、オーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

プロジェクト分類

優先順位規則に従い、このプロジェクト分類に対する販売タイプが、オーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

プロジェクト

優先順位規則に従い、このプロジェクトに対する販売タイプが、オーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

直送

このチェックボックスがオンの場合、優先順位規則に従い、この販売タイプが直送のオーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

このチェックボックスがオフの場合、優先順位規則に従い、この販売タイプがすべてのオーダのオーダラインのデフォルトの販売タイプになります。

販売タイプ

請求取引に使用される統制勘定について、その決定に使用される販売タイプ

[取引先グループ別統制勘定 (tfacr0515m000)] セッションで販売タイプにリンクした統制勘定に取引が転記されます。