原価マッピング (tcmcs0149m000)
セッションの目的: 原価構成要素を標準原価対象にリンクします。
新規作成した原価構成要素ごとに、LN では原価タイプが [マップなし] のラインが追加されます。
このセッションは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [プロジェクトペギング] チェックボックスがオンの場合にのみ使用できます。
- 原価構成要素
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原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ
原価構成要素には次の機能があります。
- 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
- 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
- 製造差異を計算する
- 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する
原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。
- [作業費]
- [材料費]
- [付加費用]
- [一般費用]
- [適用なし]
注:組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。
- 連番
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連続した活動のデータレコードやステップを識別する番号。連番は、多くのコンテキストで使用されます。LN では通常、後続の品目やステップに対して連番が生成されます。状況に応じて、この番号を変更することができます。
- 原価タイプ
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原価構成要素にリンクされているロジスティック原価タイプ
- プロジェクト原価タイプ
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原価の種類に従った原価対象および管理コードの分類方法
LN プロジェクトでは、次の原価タイプを扱います。
- [材料]
- [労務]
- [設備]
- [外注]
- [雑費]
- [間接費]
デフォルト: [マップなし]
- 原価対象
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プロジェクトで使用されるリソースで原価を有するタイプのもの
次の原価対象を利用できます。
- [材料]
- [労務]
- [設備]
- [外注]
- [雑費]
- [間接費]
原価対象は、標準にすることも、プロジェクト固有にすることもできます。原価対象は、原価管理を行うために管理コードに関連付けられます。
- 発効日
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そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
- 有効期限
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そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。
- ゼロ金額のログ
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このチェックボックスがオンの場合、 LN で、取引金額が 0 の原価構成要素のプロジェクト原価取引のログを記録します。
注:このチェックボックスがオンの場合、 [原価取引 (tpppc2100m000)] セッションで登録される取引数が増加し、CPU のパフォーマンスに影響します。