品目割当の一括変更 (tcibd0204m000)

セッションの目的: 多数の品目に対する割当を一度に定義または変更します。たとえば、ある範囲の品目を購買担当のクラークから購買担当のフリードマンに割り当て直したり、購買担当が割り当てられていないすべての品目を購買担当のフリードマンに割り当てたりすることができます。

品目グループおよび品目の範囲について、次の割当を変更できます。

  • 購買担当
  • 計画者
  • 工程計画者
  • 工順グループ

品目選択の指定

すべての選択基準を満たす品目に対して割当が変更されます。

たとえば、購買担当の変更を選択した場合、次の基準をすべて満たす品目について購買担当の割当が変更されます。

  • [ソース] フィールドで選択した購買担当に割り当てられている品目、または [ソース] フィールドを空白のままにしておいた場合は、購買担当に割り当てられていない品目
  • 指定した品目グループ範囲に品目が属している
  • 指定した範囲の購買元取引先から品目がオーダされている
  • 指定した範囲内の計画者が品目に割り当てられている
  • 指定した品目コード範囲内の品目コードに品目が割り当てられている

選択範囲内の品目に、[ソース] フィールドで指定されている購買担当、計画者、工程計画者、または工順グループが割り当てられていない場合は、変更が行われません。[ソース] フィールドを空白のままにしておいた場合も同じです。つまり、[ソース] フィールドを空白のままにしておくことで、割り当てられていないすべての品目を購買担当または計画者に割り当てる場合、選択した品目範囲内の購買担当または計画者へ割当済の品目は変更されません。

テーブルの更新

各種の割当の変更に対応する複数のテーブルが常に更新されています。

更新しなければならない追加のテーブルを [更新オプション] 領域で選択するか、または [全レコードの更新] チェックボックスをオンにして、すべての追加のテーブルを更新することができます。

変更が必須のテーブルおよび、割当変更の各タイプについてオプションで変更が可能なテーブルのリストについては、品目割当の一括変更を参照してください。

変更を行うには: 

  • データを入力して、現在のタブで [変更] をクリックします。

変更をレポートするには: 

  • [変更の出力] チェックボックスをオンにして、変更されたレコードのレポートを出力します。
変更
一括変更の対象

変更する割当のタイプ

購買担当
ソース

ターゲットの購買担当に変更する購買担当。割り当てられていない品目を購買担当に割り当てるには、このフィールドを空白のままにしておきます。

注: 

選択範囲内の品目が、別の購買担当に割り当てられている場合、その品目は変更されません。このフィールドを空白のままにしておいた場合、購買担当へ割当済の品目は変更されません。

ターゲット

選択対象の品目の新しい購買担当

計画者
ソース

ターゲットの計画者に変更する計画者。割り当てられていない品目を計画者に割り当てるには、このフィールドを空白のままにしておきます。

注: 

選択範囲内の品目が、別の計画者に割り当てられている場合、その品目は変更されません。このフィールドを空白のままにしておいた場合、計画者へ割当済の品目は変更されません。

ターゲット

選択した品目の新しい計画者

工程計画者
ソース

ターゲットの工程管理者に変更する工程計画者。割り当てられていない品目を工程計画者に割り当てるには、このフィールドを空白のままにしておきます。

注: 

選択範囲内の品目が、別の工程計画者に割り当てられている場合、その品目は変更されません。このフィールドを空白のままにしておいた場合、工程計画者へ割当済の品目は変更されません。

ターゲット

選択した品目の新しい工程計画者

工順グループ
ソース

ターゲットの工順グループに変更する工順グループ。割り当てられていない品目を工順グループに割り当てるには、このフィールドを空白のままにしておきます。

注: 

選択範囲内の品目が、別の工順グループに割り当てられている場合、その品目は変更されません。このフィールドを空白のままにしておいた場合、工順グループへ割当済の品目は変更されません。

ターゲット

選択した品目の新しい工順グループ

更新オプション
全レコードの更新

[更新オプション]領域に表示されたすべてのテーブルを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

デフォルト購買品目グループ

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

購買スケジュール

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

見積依頼

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

購買オーダ

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

購買契約

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

購買オーダ勧告

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

製造オーダ

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

デフォルト計画品目

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

デフォルト品目オーダ

テーブルの該当するレコードを更新するには、このチェックボックスをオンにします。

出力オプション
変更の出力

変更されたレコードのレポートを出力するには、このチェックボックスをオンにします。

品目の選択
品目グループ

類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。

購買担当

関係する購買元取引先の連絡先となる、自社の従業員。購買担当は購買エージェントとも呼ばれます。

購買元取引先

商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。

計画者

品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。

工程計画者

製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人

工順グループ

類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。