最初の会社の作成
最初の会社を作成するには:
- LN を開始し、ユーザ [bsp] または [baan] としてログオンします。
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[会社 (ttaad1100m000)] セッションで新規会社を作成します。次のデータを定義する必要があります。
- 会社番号: この数値は、4 桁である必要があります。会社番号によって、データベースに保存されている会社とすべての会社データを一意に識別します。会社番号は選択可能です。
- 会社が使用する週の最初の曜日: 複数会社構造のすべての会社で、日曜日や月曜日など、同じ曜日を最初の曜日として使用します。
- 新規会社のデフォルト通貨: [一般単位 (ttaad1106m000)] セッションの通貨から選択できます。必要な通貨がまだ定義されていない場合は、通貨を定義できます。
- 会社のパッケージコンビネーション: インストール済のパッケージ VRC を指定します。詳細については、『Infor Enterprise Server Administrator's Guide (U8854 US)』 の 「Version and Release Management」 の章を参照してください。
適切なメニューから [
] を選択して、セッションを終了する前にデータをランタイムデータディクショナリに保存します。 -
[テーブルの作成 (ttaad4230m000)] セッションで、会社のデータベーステーブルを作成します。インストール済で、最初の会社が使用するすべての LN パッケージについてテーブルを作成する必要があります。
[[デバイスの選択 (ttstpsplopen)] セッションが開始されます。テーブル作成時に LN で生成されるレポートのデバイスを選択します。レポートを出力しない場合は、[D] と入力してレポートを画面に表示します。
] をクリックすると、[[続行] をクリックして、テーブルを作成します。
] セッションで注:LN では、2000 を超えるテーブルを作成します。この処理にはしばらく時間がかかることがあります。LN によりテーブルの作成が終了すると、メッセージが表示されます。
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新しい会社のデータベーステーブルを入力するために作成した会社に変更します。会社を変更するには、[LN の [ ] を選択してから、[ ] を選択します。
] メニューで新規会社で、次のステップを続行します。
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[パラメータの初期化 (tcmcs0295m000)] セッションを実行します。LN では、会社が使用するパッケージに必要なすべてのテーブルが存在するかどうかがチェックされ、デフォルト値の初期レコードがテーブルに入力されます。
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セッション [COM パラメータ (tccom5000m000)] を開始します。
- LN で取引先、住所、窓口に番号グループを使用する必要があるかどうかを指定し、番号グループを選択します。
- 銀行口座番号のチェックタイプを指定します。
- 仕向地の売上税を適用するかどうかを指定します。
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デフォルトの会社の住所と、会社の国のデフォルトの住所フォーマットを定義します。以下のセッションを使用します。
- [住所フォーマット (tccom4535m000)]
- [住所 (tccom4530m000)]
住所フォーマットと住所を定義する方法については、LN のオンラインヘルプを参照してください。
タイムゾーンを住所にリンクするには、[タイムゾーン (tcemm1100m000)] セッションにズームして、タイムゾーンを定義できます。
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[通貨 (tcmcs0102m000)] セッションで会社の自国通貨として使用する通貨を定義します。後で、「企業モデル管理」 (EMM) モジュールの [会社 (tcemm1170m000)] セッションで、自国通貨を会社に割り当てることができます。
会社 000 の [一般単位 (ttaad1106m000)] セッションにすでに存在する一般単位から会社の通貨を選択します。ソフトウェアのインストール後、[一般単位] セッションには、すでに多くの通貨、および時間やキログラムなどの基本単位が含まれています。
[一般単位 (ttaad1106m000)] セッションに存在しない通貨およびその他の単位が必要な場合、次のセッションで通貨を定義できます。
- [一般単位 (ttaad1106m000)]: このセッションで、通貨を一般単位として定義します。LN には、通貨を表す定義済の一般単位が数多く用意されています
- [一般単位 (ttaad1107m000)] のフォーマット: このセッションで、一般単位のフォーマットを定義します。さまざまなタイプの金額、レート、数量などのフォーマットを定義する必要があります。
- [フォーマットコード別のデフォルトフォーマット (ttaad1508m000)]: このセッションで、フォーマットコードのデフォルト設定を定義します。
これらのセッションの適切なメニューから [
] を選択して、セッションを終了する前にデータをランタイムデータディクショナリに保存します。 -
[一般会社データの定義 (tccom0502m000)] セッションで、最初の会社に関する基本的な情報を指定します。
次のデータを指定します。
- [会社 (ttaad1100m000)] セッションで以前定義した会社番号
- 記述会社名: [会社 (ttaad1100m000)] セッションで以前入力した名前を入力できます。
- 会社のデフォルトの住所: [住所 (tccom4530m000)] セッションにズームして、[ ] をクリックして会社の住所を定義できます。オプションの住所データがまだ使用できない場合は、対応するセッションにズームして、[ ] をクリックしてデータを定義します。または、フィールドを空にしておいて、セッションを再実行して後から情報を入力できます。
- 会社が存在する国: [国 (tcmcs0510m000)] セッションにズームして、[ ] をクリックして会社の国を定義できます。
- 会社のデフォルトの言語: [言語 (tcmcs0146m000)] セッションにズームして、[ ] をクリックして言語を定義できます。必要な言語を使用できない場合、このフィールドを空にしておいて、「最初の会社の構成」 の説明のとおり言語を定義した後でセッションを再実行できます。
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[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションで、会社が使用するパッケージとモジュールを選択します。
会社のデフォルトの住所、存在する国、およびデフォルト言語は、LN パッケージ全体の各種セッションやさまざまなレポートで使用されます。
各会社のデータは、[導入済ソフトウェア構成要素 (会社) (tccom000)] テーブルのレコードの 1 つです。複数会社構造のすべての会社は [導入済ソフトウェア構成要素 (会社) (tccom000)] テーブルを共有し、すべての会社で会社番号が分かるようにします。
データ共有の詳細については、『User's Guide for Multicompany Table Sharing (U9505 US)』 を参照してください。