保管検査在庫 (qmptc2130m000)

在庫品目を検査する場合、その品目の保管場所を知っている必要があります。セッションの目的: 検査対象品目のロット、倉庫、または保管場所を表示します。

このセッションを使用して、検査対象品目を割り当てることもできます。次の場合、在庫ラインを追加または削除したり、[オーダ数量] を修正することができます。

  • 保管検査状況が[フリー]の場合
  • 保管検査状況が[有効]で、検査オーダラインの状況が[完了]ではない場合

新しい在庫ラインを追加したり、[オーダ数量] が増加すると、新しいオーダ数量に対応するため、サンプルサイズがこの検査のすべての検査オーダに対して更新されます。

既存の在庫ラインを削除したり、[オーダ数量] を減少させた場合、新しい所要サンプルサイズ (削除後または変更後にオーダ数量が新しくなるため) は、[検査オーダサンプル (qmptc2110m000)] セッションでこの検査の検査オーダに対してすでに抽出されているサンプル数量の合計より小さくてはなりません。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
注: 
  • 標準品目は品目コードで表されます。
  • セグメント品目は、プロジェクトコードセグメントと品目ベースセグメント (カスタマイズ品目の品目コード) から構成されています。品目が構成するセグメントは[品目コードセグメント (tcibd0500m000)] セッションで定義されます。
順序

特定の品目の保管検査を識別する連番。

検査状況

検査状況は、検査オーダの現在の状況を示します。状況は、いくつかのセッション中に変更されます。

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

保管場所

商品を保管する、倉庫内の独立した場所

倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。

ロット

ロットの固有コード。

在庫日付

保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。

在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。

後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。

オーダ数量

検査が必要とされる数量。したがって、検査オーダの結果はこの数量の品質に関係するものになります。

棚卸単位

品目または商品を管理する物理量。たとえば、木材の数量は、メートル単位で長さまたは体積の単位でボリュームとして表すことができます。