客観的基準による評価の計算 (ステップ 1)
客観的基準評価の計算手順で LN が実行する最初のステップは、客観値を決定することです。
次の客観的基準が計算されます。
- [納入時間]
- [納入数量]
- [納入品質]
- [オーダ確認]
- [コストパフォーマンス]
[納入時間]
実際入庫日 - 現在の計画納期
注:
- 現在の計画納期は最も重要な納期です。結果として、計画納期または確認済納期になります。
- マイナスの遅延は、早期出荷を意味します。
[納入数量]
((承認数量 + 不合格数量) ÷ オーダ数量) × 100
[納入品質]
((承認済数量 + 自社が責任を担う不合格数量) ÷ (承認済数量 + 不合格数量)) × 100
注:
[隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションの [責任] フィールドが [自社] に設定されている場合、納入品質の評価はマイナスの影響を受けません。
ただし、次の項目が該当する場合にのみ、不合格数量の責任が考慮されます。
- [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで[隔離検査在庫]チェックボックスがオン、[発注先に支払可能]チェックボックスがオフになります。
- [隔離検査在庫処分 (whwmd2172m000)] セッションの不合格数量の [責任] フィールドがマニュアルで指定されている
- 販売業者評価を更新する前に不合格数量が削除可能である
注:
不合格数量の部分的な責任は指定しないでください。不合格数量がバッチで処理され、発注先に 2 個分の責任があり、自社に 3 個分の責任がある場合、最終バッチの責任のみが履歴に記録されます。そのため、納入品質は正しく計算できません。
例
合計不合格数量: 10 個
不合格数量は次のバッチで処理されます。
- 破壊済 3 個、責任は [自社]
- 破壊済 5 個、責任は [発注先]
- 破壊済 2 個、責任は [自社]
履歴には次が登録されます: 破壊済 10 個、責任は [自社]
そのため、責任値は、責任の対象数が合計不合格数量と同じである場合のみ信頼できます。
[オーダ確認]
オーダ確認日 - 購買オーダ入力日付 (= 遅延)
[コストパフォーマンス]
(購買単位価格 ÷ 平均購買価格) × 100