直送サービスオーダについての輸送オーダの生成
サービスオーダ上で、販売される商品を直送するかどうかを指定できます。サービスオーダにリンクされた購買オーダを使用して、購買元取引先は商品を販売先取引先に直接納入します。直送の場合、商品は自社の倉庫を経由しません。
直送を管理および計画するには、輸送を使用します。
直送オーダ
直送用の輸送オーダを生成する場合、次の条件が適用されます。
- 購買オーダから輸送オーダを生成する必要がありますが、サービスオーダフィールドが優先されます。このため、[サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)] セッションの [輸送] タブで、サービスオーダに輸送情報を指定する必要があります。購買オーダのデータは無効になります。
- 出荷オフィスマトリックスを使用して、輸送オーダの処理を担当する出荷オフィスを決定する必要があります。詳細については、次のトピックを参照してください: 出荷オフィスマトリックス
- [サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)] セッションの [輸送の請求] フィールドにより、[購買オーダ (tdpur4100m000)] セッションの外部取引先の請求チェックボックスの値が決まります。
このフィールドの値に応じて、次のように設定されます。
-
[適用なし]
[外部取引先の請求] がオンになります。 -
[サービス] または [輸送管理]
[外部取引先の請求] がオフになります。
-
- 直送の輸送請求金額を計算するには、[サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)] セッションで [ ] をクリックします。この計算には、該当の購買元取引先にリンクしている購買オフィスが使用されます。計算された輸送請求金額は、[サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)] セッションの [輸送額] フィールドに表示されます。
注:
見積材料費ラインに [計画納入時間] を入力すると、商品を予定どおりに納入できる輸送リードタイムであるかどうかが判定されます。輸送時間を計算するために、出荷元取引先の出荷元住所および出荷先取引先の出荷先住所が使用されます。商品を予定どおりに納入できない場合、見積材料費ラインの [計画入庫時間] を変更するか、別の運送業者を選択する必要があります。
輸送オーダが直送オーダにリンクしている場合、日付フィールドの名前はモジュールごとに異なります。次のテーブルを参照してください。
- | サービス | 購買 | 輸送 | 事前出荷通知 |
発注先から商品が出荷された時点 | 計画納入時間 | 積込日 | 積込日 | 出荷日付 |
販売先取引先で商品が入庫された時点 | 計画入庫時間 | 計画入庫日 | 積荷降日 | 計画納期 |
輸送オーダ
- サービスオーダの直送購買オーダを生成した後、[輸送オーダの生成 (tdpur4220m000)] セッションで直送オーダの輸送オーダを生成できます。直送サービスオーダの作成の詳細は、直送サービスオーダを参照してください。
- 輸送オーダには、購買オーダ番号およびサービスオーダ番号が表示されます。
- 輸送オーダは、生成されると、[関連オーダ (tsmdm4500m000)] セッションのサービスオーダラインおよび [購買オーダライン - リンク情報 (tdpur4502s000)] セッションの購買オーダラインにリンクされます。
- [購買入庫 (tdpur4106m000)] セッションで購買オーダを受領するとき、このセッションの輸送に関連するフィールドに値を入力する必要があります。たとえば、運送業者が指定されていない場合、輸送費の計算に使用される運送業者を入力する必要があります。最終入庫の後で、[納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000)] セッションを使用して直送の情報をサービスオーダに送信する必要があります。
手順
輸送オーダにリンクしている直送サービスオーダの手順を次の図に示します。