直送サービスオーダ

直送サービスオーダを生成して処理するには

  1. [納入タイプ]
    1. [サービスオーダ (tssoc2100m100)] セッションで、サービスオーダを指定して、活動をこのサービスオーダにリンクします。
    2. [サービスオーダ見積材料費 (tssoc2120m000)] セッションで直送ラインを指定し、納入タイプフィールドを [発注先直送] に設定します。

    この段階で、サービスオーダの状況が [フリー] になります。

  2. サービスオーダの計画

    サービスオーダ資源計画 (tssoc2260m000) セッションを使用して、サービスオーダを計画します。

    [購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションの次のフィールドが [サービスオーダ資源計画 (tssoc2260m000)] セッションの [購買オーダ直送] グループボックスにコピーされます。

    • 直送のオーダシリーズ
    • 直送のオーダタイプ
  3. 直送購買オーダの生成および承認

    サービスオーダの状況が [計画済] になると、[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションで指定されたオーダタイプとシリーズに基づいて、[購買オーダ (tdpur4100m900)] セッションで直送購買オーダが生成されます。購買オーダを承認する必要があります。

  4. サービスオーダの発行

    サービスオーダの発行 (tssoc2200m000) セッションでサービスオーダを発行します。サービスオーダの状況が [発行済] になる前に、直送購買オーダを受領することはできません。

  5. 直送オーダの受領

    事前出荷通知を使用している場合、[出荷通知 (whinh3100m000)] セッションで [直送ラインの入庫] をクリックすると、直送サービスオーダ用に購買された品目の入庫が購買入庫 (tdpur4106m000) セッションに挿入されます。事前出荷通知を使用していない場合は、直送サービスオーダに対応する入庫を [購買入庫 (tdpur4106m000)] セッションでマニュアルで指定する必要があります。

    次の状態になる前は、[購買入庫 (tdpur4106m000)] セッションで入庫を確認することはできません。

    • リンクされているオブジェクトの状況が[発行済]である
    • ロットおよびシリアルを登録する場合は、ロットとシリアルセットが完了する
  6. サービスへの納入の送信

    納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000) セッションを実行して、最終入庫のために品目、数量、ロット、およびシリアルの情報をサービスに通知します。

  7. サービスオーダの完了

    サービスオーダのすべての商品が入庫し、すべての活動が完了すると、サービスオーダの状況を [完了] に変更できます。

  8. 販売先取引先への請求書の送付

    調達で入庫が記帳され、[納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000)] セッションを使用してサービスに送信されると、状況が [原価計算済] である場合、サービスオーダを請求できます。[サービスオーダの原価計算 (tssoc2290m000)] セッションで、サービスオーダの状況を [原価計算済] に設定できます。

  9. 直送オーダの処理

    購買オーダは [納入済購買オーダの処理 (tdpur4223m000)] セッションで処理し、サービスオーダは [サービスオーダのクローズ (tssoc2201m000)] セッションで処理します。

直送サービスオーダと関連するオーダ

  • 返品オーダ

    販売先取引先の保管場所で修理を行うサービスエンジニアが、直送サービスオーダから入庫したすべての部品を使用しない場合があります。この場合、直送返品オーダを使用して、未使用の部品を購買元取引先に直接返品するか、自社の倉庫に戻すことができます。

    サービスオーダが [完了] に設定され、[サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000)] セッションで [実際] が減少したら、[非消費品目を発注先に直接返品] チェックボックスを使用して、過剰な数量を自社の倉庫に戻すか、購買元取引先に直接返品するかを指定します。

    [サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000)] セッションで [非消費品目を発注先に直接返品] チェックボックスをオンにして、[返品理由] を指定したため、オーダの完了時に部品を発注先に返品する必要がある場合、[納入タイプ] フィールドが [発注先直接返品] に設定された別の資材ラインが自動的に生成されます。次に、[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションのサービス直送の返品オーダタイプフィールドに基づいて、[購買オーダ (tdpur4100m900)] セッションで直送返品オーダが自動的に生成されます。

  • 輸送オーダ

    輸送を使用して直送を管理および計画する場合、直送用の輸送オーダを生成できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 直送サービスオーダについての輸送オーダの生成

  • バックオーダ

    サービスオーダの状況が [完了] で、オーダよりも入庫が少ない場合、確認済バックオーダが自動的に生成されます。[購買オーダパラメータ (tdpur0100m400)] セッションのバックオーダを自動確認チェックボックスの設定は無視されます。

    [注意]

    • 入庫が実行されるまでは、サービスでバックオーダ数量、納期、および納入住所を変更できます。
    • 直送バックオーダの輸送オーダを生成することもできます。
    • 調達では、直送バックオーダを取り消すことはできません。[サービスオーダ実際材料費 (tssoc2121m000)] セッションで、[所要量] をゼロに変更する必要があります。
    • 直送バックオーダを削除できるのは、調達のみです。削除されたことはサービスに伝えられません。