住所リードタイム

住所リードタイムは、住所における積込および荷降しのリードタイムです。住所リードタイムは積荷作成に含まれます。

積込および荷降しのリードタイムは、特定の住所において積込および荷降しに必要となる時間に、積込および荷降しの待ち時間、積込および荷降しの許容範囲を加えたものです。積込および荷降しの許容範囲は、[住所 - 輸送管理 (fmfmd0110m000)] セッションで個々の住所に対して定義します。積込および荷降しのデフォルトの許容範囲は、[輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000)] セッションで定義します。

許容範囲によって算出されたタイムスパン内であれば、計画日決定要素により計画積荷日および計画荷降日を微調整できます。計画日決定要素については、計画日決定要素オプションを使用するにはを参照してください。

住所のカレンダーも住所リードタイムの計算で使用されます。これにより、該当する住所に誰もいないときに積込または荷降活動を計画しないようにできます。

住所リードタイムには、以下の要素が含まれます。

リードタイム

  • [積込の待ち時間]
  • [積込の時間]
  • [荷降の待ち時間]
  • [荷降の時間]

許容範囲

  • [最早積込日]
  • [最遅積込日]
  • [最早荷降日]
  • [最遅荷降日]
  • [カレンダータイムウィンドウ中の積込]
  • [カレンダータイムウィンドウ中の荷降]

リードタイムが理由で運送業者が予定時刻に配達できない場合、別の運送業者、場合によっては異なる輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの運送業者が選択されます。これにより輸送費が高くなる場合があります。[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションでは、運送業者、経路計画、標準経路を選択するために、[運送業者/LSP 選択基準] フィールドで以下の基準を使用できます。

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