計画履歴 (fmlbd5510m000)

セッションの目的: 積荷計画の履歴データを表示およびメンテナンスします。積荷に変更を加えるたびに、その履歴レコードが作成されます。履歴レコードは、将来の分析に使用できます。

[特定] メニューから [積荷履歴 (fmlbd5502m000)] セッションおよび [輸送計画履歴のアーカイブ/削除 (fmlbd5200m000)] セッションにアクセスできます。

計画

積荷計画先頭空番号。この番号は、積荷計画 ID としての機能を果たします。

ユーザ名

現在の積荷計画を作成したユーザの名前

取引日

オーダが変更または履歴ファイルに書き込まれた日付。各変更ごとに、新しいラインと新しい処理日が挿入されます。これは、すべてのオーダタイプに適用されます。

特に、次の内容に対して処理日が重要になります。

  • スケジューリング
  • 統計
  • 期日と通貨為替レートの決定
履歴状況

取引日の修正によって生成された履歴レコードの状況

修正済

現在の履歴情報のベースであるデータが修正された場合に、この状況が割り当てられます。

処理済

現在の履歴情報のベースであるレコードの状況が 「クローズ」 になった場合に、この状況が割り当てられます。

削除済

現在の履歴情報に関連するヘッダデータが削除された場合に、この状況が割り当てられます。

ユーザ

積荷計画の作成に用いられるログオンコード。積荷計画を作成するには、そのための権限を得る必要があります。ユーザ権限は出荷オフィスおよび計画グループ別ユーザ (fmfoc1105m000) セッションで付与されます。

計画アルゴリズム

選択された積荷計画の作成に使用される計画アルゴリズム

実際

このチェックボックスがオンの場合、積荷計画は状況が 「実際」 に設定されます。

期限切れ

このチェックボックスがオンの場合、現在の積荷計画が期限切れになります。積荷計画は期限切れになると状況が 「実際」 にならないため、処理が続行不可になります。積荷計画は倉庫管理で処理されない場合、および 「実際」 に設定できない場合、「期限切れ」 に設定されている可能性があります。状況は 「期限切れ」 になると元に戻せません。

このチェックボックスがオフの場合、積荷計画は 「期限切れ」 になりません。

輸送管理が積荷計画を先導

このチェックボックスがオンの場合、 輸送で作成された積荷計画に対して倉庫管理で変更が加えられた場合、その変更内容が輸送でチェックされます。たとえば、輸送で作成された出荷を倉庫管理で別の積荷に移動しなければならない場合、輸送において次の内容がチェックされます。

  • 積荷に割り当てられた輸送手段グループに備わる使用可能能力
  • 積荷の輸送タイプ
  • 積荷組合せコード
  • 出荷および積荷に関連するオーダラインの計画グループ

組合せコードおよび輸送タイプは、出荷と積荷とで一致していなければなりません。

また、その出荷と積荷に関連するオーダラインの計画グループも一致していなければなりません。

このチェックボックスがオフの場合、上記のチェックは輸送では実行されません。輸送および倉庫管理で作成された出荷および積荷は、計画積荷/出荷 (whinh4180m000) セッションで表示できます。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、追加情報を利用できます。

見積輸送費

現在の計画の総計見積輸送費

実際の輸送費

積荷計画の実際の輸送費

作成日

計画作成日

出荷計画日

輸送オーダの積込および荷降タイムウィンドウで定義されたタイムスパンは、長期に及ぶ可能性があります。この結果、計画済出荷の積込日および荷降日が、輸送オーダの発生元オーダの計画積荷日および計画荷降日と著しく異なってしまう場合があります。積荷構築エンジンで出荷の計画積荷日および荷降日の計算方法を制御するには、次のオプションを使用します。

追加コストを計算

このチェックボックスがオンの場合、現在の計画の追加コストが計算されます。

運送業者/LSP 選択基準

利用可能な運送業者選択基準を使用することによって、積荷構築またはリードタイム計算時の運送業者、標準経路、および経路計画の最良の組合せを選択できます。

最安値

積荷構築については、最もレートの安い運送業者およびそれに該当する経路計画または標準経路が選択されます。輸送オーダクラスタについては、最もレートの安い運送業者が選択されます。これらのレートは、価格設定の運送業者レート帳簿で定義されています。詳細については、輸送レート帳の定義および輸送レートの取得を参照してください。

最安値を提示できる運送業者が複数ある場合は、納入時間が最速の運送業者が選択されます。最安値かつ最短の納入時間を提示できる運送業者が複数ある場合は、最短経路をとる運送業者が選択されます。

最速

積荷構築については、最も輸送時間が短い経路計画または標準経路およびそれに該当する運送業者が選択されます。LN によって使用可能な運送業者の輸送手段グループの平均速度、その住所のカレンダー、および標準経路がチェックされます。輸送オーダクラスタでは、運送時間の最も短い運送業者が選択されます。LN によって、利用可能な運送業者の輸送手段グループの平均速度がチェックされます。

最短の納入時間かつ最安値を提示できる運送業者が複数ある場合は、最短経路をとる運送業者が選択されます。

最短

LN によって最短距離の経路計画/標準経路が検索された後、使用可能な運送業者が検索されます。

最短経路をとる運送業者が複数ある場合は、最安値の運送業者が選択されます。最短経路をとり、最安値を提示する運送業者が複数ある場合は、納入時間が最短の運送業者が選択されます。

複数計画の輸送手段

このチェックボックスがオンの場合、複数の計画に合せて輸送手段を暫定的にスケジュールできます。計画のどれか 1 つが 「実際」 に確定されると、その 「実際」 の計画に合せて輸送手段が明確にスケジュールされます。

複数計画の輸送手段フィールドが有効になるのは、計画が期限切れでなく、しかも積荷がまだ存在していない場合、あるいは 「予想」、「計画済」 または 「実際」 の積荷が存在している場合です。計画が期限切れであるか、またはその計画に対する積荷がすべて 「進行中」、「確認済」、「出荷済」、「完了」、または 「クローズ」 である場合、このフィールドは無効になります。